後日談 2
前の世界からこっちの世界来ていつもより過ごしやすく感じていた。
誰も邪魔してこない。怪物化しない。深夜ニュースも流れて来ない。そんな日々が待っていたはずだった。
誰かさんによって情報が漏れたらしくテレビ内容は規制まみれの前の世界の情報だらけ。
情報収集隊によって回収されたらしくその情報は全てあっていた。
「ここも前みたいになるのかね」
『そんなはずでは。だって情報とか漏れているのにも関わらず、状態が悪化していないんだぜ?規制消せばほぼあの世界と同じだよ。』
「そりゃそうだけど。でもここの世界崩壊したら住むところなんてねぇもんな。逃げる場所も、隠れる場所も。ここの世界監視が多くて多くて、身を潜めるにも大変なほどだよ。たまにはニュースに出て「これこれがこうであるとするならば…。こうなって…あぁなって…」ってめちゃめちゃ言いたいもん。」
『そんなに言いたいのかw。ならまぁテレビ取材があることに期待するよ。』
こんな会話を元同僚に話したことがあった。前の世界からの同僚だから話が進む。
話が進んだとて、隠さないといけないのもある。
「そういえばあれってどうなっている?」
『あれかぁ。まぁ媒体の素はあるけども警の目がやばくてねぇ…。夜も二人以上だから、ここの世界を崩壊には導けない気がするんだよな。』
「やっぱりそうなってくるのか…。最悪、俺らに感染させて病院送りになってもいいが、実験体になり揺る可能性あるんだよな」
『実験体…。まずいな』
「だから焼却炉行きだな。それでなんかしら起こってくれりゃあいいのだが。」
それで媒体を手に離したことはあった。その後の焼却炉の事件は出て来なかった。しかし俺らが見ていた媒体はニュースに載っていた。前の世界から誰かしら持ってきたのではないか?という考えもあれば、情報収集隊が回収してきたのか?という考えもあった。しかし前者が有力になってしまい少し逃げ場を失っていった可能性があった。
ここの世界も崩壊しようと考えていたのが忘れ去るように計画は失敗した。
「まずいな…。媒体が晒された」
『燃やされる前に発見された雰囲気ではないんだよな。焼けこげた跡がある。人が触っても害がないようになっている雰囲気がある。あの媒体。』
「それかもう媒体触れる機械があるのか…。調べてみるわ。だいたい情報が転がっているはず…。ほら見つかった。媒体に焼けた跡、焼却炉に入った可能性あり。害には影響ない。と。やっぱ燃えてはいたんだな。でもあの気持ち悪い物体はなんかしらあるとは思われがちだな。」
『誰が発見したんだろうね。』
「内容によれば炎の火力が上がったことが発見した要因らしい。それで全然燃えていない物体がありゃあそんな反応するだろうな。DNAが。」
『ほんと発展してんだなぁ』
そして同僚との会話はこれ以降会わなくなり、会話もなくなっていった。それでニュースを見ていたら
「昨日二つの地域で大量の火薬爆弾を発見し、処理には成功。しかしその後爆破。四十名以上の死亡が確認されました。犯人は未だ見つかっておりません。
…速報です。警察署が火薬爆弾で爆破されてしまいました。警察官は逃走できずに死亡しました。」
これはそそる話だな。




