素材集めしました、お父様付きで魔獣討伐します
前回の投稿で後書きにステータスを記載しましたが練金魔法のレベル表記を間違えました。正しくは、練金魔法Lv1です。失礼しました。
洗礼式から10日程経ち、お父様が箝口令を敷いたからか平和そのものだったが1つ変わった事があった。それは……
「ほほう、流石我が娘。良い動きだなっ、ハハハハ‼」
お父様の鍛練が日常に追加されたのだ。しかも私は前世が前世だった為戦闘においては、かなり優秀なので鍛練ではお父様が物凄くヒートアップし鍛練と言うより完全に勝負になっている。
(てか6歳の娘に魔法無しとはいえガチの勝負させないで欲しい)
鍛練が終わり今日は、森に来ていた。実は練金魔法の練習用の素材が欲しいから森に入りたいとお父様に頼みOKを貰ったのだ、……けど
「うむ。冒険者を辞めてからたいして来る機会が無かったが、久し振りの森も良いものだなぁ~」
お父様が付いて来た。主張を聞くと今のティアなら獣なら問題は無いが魔獣相手だと油断1つで命取りで心配らしい。
(お父様の表情からいって私なら大丈夫だけど久し振りに冒険者したい、娘に良い所見せたいってバレバレなんだけどね~)
それから練金魔法に使う素材を集めつつたまに襲ってくる獣を討伐しながら進んで行く。
「おっ、珍しいな。ティア見てご覧これは魔力草と言って普通は森の奥に群生地があるんだが、稀にこんな感じの所に生えていることがある」
元冒険者だったからかお父様は、討伐素材以外にも色々な事を知っていて魔力草の正しい採取方法も教わりながら採取した。
(最初は……付いて来るの‼って思ってたけど、来てくれて正解だったね)
そんな感じで進んでいると気配察知に3匹程引っ掛かったが普通の獣とは違い禍々しい気配をしているの。
「お父様あっちの方に禍々しい気配が3つあるのですがコレって?」
「ん?…ああティアは気配察知のスキルがあるんだったね。それが魔獣だよ、知り合いの冒険者が同じ様な気配が分かるスキルを持っていたんだが、そいつによると魔獣は禍々しい感じで敵意をもった人間なんかは禍々しだに突き刺さる様なトゲトゲしさが混じっている感じだといっていたよ」
お父様にそんな事を聞きながら気配のある方に向かった。たどり着いた場所にはウルフがいたが今までに見たヤツとは違い額に鋭い角があり毛の色は少しだけ紫の入った黒で瞳が鈍い緋色でギラついていた。
「さてティア、コイツら魔獣は元になっているのが魔力によって強化されている。気を引き締めて行くぞ」
「はい。お父様」
私がそう返事するとお父様は、茂みから飛び出し1番近くにいた魔獣ウルフ〔一般名称:ヴォルフ〕の首に剣を降り下ろし一撃で切り落とした。それに続いて私も飛び出しお父様が次に標的にしたヴォルフとは別の残りの1匹に向かっていった。
すると突然ヴォルフの体が赤く淡い光りを放ち突進して来た。
「よっと、あれ何?……あ~そういえば魔獣関連の本に書いてたっけ。確か魔力を体中に満たし循環させて身体機能を上昇させてるんだったかな?」
魔獣は通常の獣などよりも多くの魔力を持っておりその魔力を用いて身体強化が可能で、稀にメイジゴブリンの様に魔法を使用出来る個体もいるそうだ。
(魔力のみによる強化か。本によると魔動術式を使って無いから1回発動すれば魔力が続く限り永続的に使えるけど、使用者の魔力制御次第で魔力の消費が大きく変動するって書いてたな)
そんな事を考えていると、さっきから突進を繰り返していたヴォルフの光りが大きく増し先程より2・3倍速いスピードで突っ込んできたが……
「へぇ~、速いねぇ。けど相手が悪かったね」
ヴォルフの突進を避けながら、その首を下から切り上げ止めをさした。
「ハッハハハ‼うんうん、流石我が娘あのスピードに対応出来るとは、なかなか……これは明日の鍛練は身体強化有りでもよさそうだな!」
「えっ!ええぇー。……お父様ちょっとした冗談だよね?」
「ん?なにがだ?」
(うわぁ~この顔マジだよ‼)
それから森で討伐・採取したのと一緒に解体したヴォルフをお父様の魔法の袋に収納し今日はここまでと帰宅して本日の素材集めは終了した。
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翌日の鍛練では、
「ほらほらティア、どうした?まだまだいくぞー!」
「おっお父様!やり過ぎだよ~(泣」
昨日の発言通り日々の鍛練は身体強化有りに変わってしまったのだった。




