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第6話 できた

絵を描くのが大好きな少女が、様々な出来事を優しい心で解決していきます。

どんな出来事になるかはお楽しみに。


「・・・・・・・できた!」とクルアが石板から顔を上げると同時に靄の光が強くなり、光が収まると同時に畑は嵐が来る前の姿に戻っていた。


突然の出来事に速足で畑から出てくるシアン。


地面に座り込んで石板を抱えているクルアに「何があった?」と戸惑いながら声をかける。


クルア自身願いながら描いたものの、それが現実のものとなり戸惑いを隠せないでいた。


恐る恐るシアンに「これ・・・」と石板を見せる。


見事に再現されている自分の畑の絵を見て「お前が?」と何と言っていいか分からず言葉が続かないシアン。


2人でお互いの顔を見ていると、

「あんなにすごい嵐だったのに畑は無事だったのね。良かった」と何とも能天気な母リーンの声が聞こえてきた。


「え、あ、いやぁ」と頭をかきながら言葉に詰まるシアン。と固まったままのクルア。


2人の様子を見て「あら、なあに?何かあったの?」とのんびりした声で言うリーン。


「畑はめちゃくちゃだった。私が絵を描いたら元に戻っちゃった」と下を向き消え入りそうな声で言うクルア。


そんなクルアを見て再びガシガシ頭をかきながら「ありがとな、クルア」とクルアの肩に手を乗せるシアン。


「まぁ」とやり取りが分かっているのか空気を読めていないのか、リーンは2人を見て『ふふっ』と笑う。


3人で持てるだけ野菜たちを収穫して家に戻る。


頑張って書いていきたいと思います。

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