表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
あの日、言えなかったありがとう  作者: 二晴


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
7/12

笑ってる人が、ずっと怖かった。

笑ってる人が、ずっと怖かった。


幼稚園の時、先生が笑いながら怒る人だった。

顔は笑ってるのに、声や言葉は怒っている感じ。


子どもの私は混乱して、いつの間にか笑顔=怖いものになった。


人が笑うと、怒られてる気がして

悪いことをしたんだって体が固まった。


もちろん自分自身も笑う事が出来なくなった。


両親と兄が気づいてくれたおかげで

少しずつ笑顔は良いものなんだと理解はできるようになった。


でも笑顔はほとんど怖くなくなっても

人を不快にさせるのではないかと上手く笑う事は出来なかった。


そんな私でも結婚してくれる人がいて、娘も生まれた。


正直、怖かった。

こんな自分が親になっていいのか。

ちゃんと愛せるのか。育てられるのか。


でも産まれたばかりの娘を抱いた時、



気づいたら笑っていた。



娘もそんな私の顔を見て、笑った。


自然と笑顔になれたことも嬉しかったけど

娘にとって、笑顔は安心していい合図だと伝わった気がしたのが

心から嬉しかった。


この子には、笑顔を疑わずに生きてほしい。


だから今日も私は笑う。


この子が大きくなった時、

笑顔を見て幸せを思い出せるように。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ