男の正体
次の日。ヒロは何事もなく、クロウの元へいった。ユイにも話さなかった。
「おはようございます!クロウさん昨日のお陰で、すっかり、念が使いこなせるようになってきました。」
ヒロは喜びながら話した。
「あぁ良かった。そしたら今日の対戦相手のやつともいい対決ができるね。楽しみにしたるよ。」クロウは笑顔で話した。
「え!?誰と!クロウさん自分とって言ってたじゃないですか!」ヒロは急に慌てだした。クロウの事だからまた無茶な相手と戦わせる気だと思っていた。
「何ビビってるんだい?戦うのは多分ヒロと同い年くらいの子だよ?まぁ検討を祈るよ。」
「その子は今どこにいるんです?」ユイはその対戦相手がどんなやつか気になった。
「あぁそうね。やつならもう来て対戦場で筋トレでもしてるよ。さぁ向かおうか。」
クロウは笑顔で案内した。
ヒロは渋々ついていった。
すると4階につき、クロウが扉を開けた。
ガラガラ
すると一人の少年が腕立て伏せをしていた。
「551‥552‥553‥」
クロウは手を振り声をかけた。
「おーい!カムラ〜今日戦う子読んできたよ〜」
カムラがこちらに気づくと、ヒロと目が合った。そしてお互いにあることを思った。
「こいつ!!昨日の!!!」
ヒロとカムラは睨み合った。
「ねぇヒロ知り合いなの?」ユイが小声で聞いた。
「アイツ昨日の夜俺に急に襲い掛かってきたやつだ。」
ヒロは昨日のことをユイに話した。
「なんでそんな大事なこと黙ってたの!?もう心配するじゃない!私には隠し事なしだよって約束したのに!」
それと同時にカムラもクロウに怒られていた。
「あれほど人を襲うなよって言っただろう!お父さんの顔もあるんだから!なんとかなるって思ったら大間違いだぞ!」
ヒロとカムラは頭を下げ続けた。
「オッホン!え〜では早速だが、対戦を始めよう。どちらも一応軍人学生なので、トドメの一撃は無しで、やろうとした瞬間私の拳が飛んでくると思いなさい。」
カムラはヒロと同じ学校に通う軍人だった。そしてBクラスのカムラ・ドレッドだった。貴族の子であり、同じく相方も貴族で、何もない日は習い事で日が埋め尽くされている。カムラは貴族のプレッシャーからストレスで夜な夜な誰かを襲う通り魔になってしまった。今はクロウのお陰で、セーブされている。
「では、始め!」
クロウの合図とともにカムラは念を手から剣のように出し、ヒロに襲い掛かった。




