よし足を治そう
「さ、最初の関門!?」ユイとヒロは驚き、口を揃えた。
「やぁごめんね。これには訳があってね。最初に最後の関門いわゆる難しいやつを最初にやれば最初のやつは簡単にできると思ってさっきはわざと難しいやつをやらせました。本当にごめんね。」
クロウは明るく謝った。
「まぁでも念の感じはさっきので大分掴めてきました。とりあえずやってみます。」
ヒロは刀を持ち、真ん中に立った。
『念切り』とは部屋の真ん中に立ち、左右から放たれる水を察知し、念を染み込ませた刀できる練習だ。
「刀は意外と思いな‥なんか固まった粘土を持っているみたいだ。でも‥念を入れれば。
すごい軽いぞ。これなら‥いける。」
ピューン!!
水がヒロに向かって飛んできた。
スパーン!!
水を察知し一瞬で水を切った。
その後も放たれる水を切り、一回も当たらなかった。
「よっしゃーパーフェクトだ!ちょろいちょろい!」ヒロは少し調子に乗っていた。
「よし、ヒロ今度は目を隠してやってみるか。」クロウが提案するとなれたヒロはタオルを巻き刀を構えた。
ピューン!!
また水が出てきた。今度はさっきよりも速いスピードできた。クロウがシステムを変えたのだ。
「さぁどうかなヒロ。この早さを切れるかな?」
スパーン!スパーン!
慣れた手つきで次々と水を切っていった。
「!?‥ここまでとはな‥アギス君の紹介したやつは本物だ。この子は強くなるぞ。」クロウは心のなかで何かを確信した。
「よっしゃー全クリだ!!それよりクロウさんさっきよりも水の速さ速すぎたんですけど!!」ヒロは少し怒り気味で文句を言った。
「あーすまないすまない。ちょっとシステムを間違ってしまったようだ。次は君の足を治そう。」
クロウは真顔で話した。
「はぁ!?」またヒロとユイは驚き、顔を見合わせた。
「どうやって足を治せるんですか?」ヒロはまた食い気味に質問した。
「ヒロはもう念を操れるようになってきた。その右足は邪神の体内暴走によって、ヒロの体内の念のバランスがおかしくなって動かなくなったものだ。今のヒロなら治せるはずだよ。」クロウはヒロを信じた。
「よし。体内の念を少しづつ右足に集めて‥バランスをとって‥」




