ep.4 閃光と狼煙
湊と鉄が焼死のコープスと戦っている頃、朔夜は灰崎の指示で別任務に出向いていた。
朔夜「ちっ…!普通の任務のはずだぞ!なんでこんなに強いコープスが…!!」
―――回想―――
雨の匂いが好きだった。夏の夕立が降る前の、少し湿った風。俺は自転車を押しながら空を見上げた。遠くで雷が鳴っている。
「降る前に帰るか」
友達を連れて歩き出す。急ぐ理由はなかった。家に帰れば夕飯があって、明日は学校があって、来週も友達と遊ぶ約束もある。いつも通りの日常だった。
だからこそ、自分が死ぬなんて考えもしなかった。
眩しい
そう思った時には全てが終わっていた。音より先に光が来た。世界が真っ白に染まる。身体が動かない。何が起きたのか分からない。
手が動かない
息ができない
声も出ない
遠くで誰かが叫んでいる。けれど、その声もどんどん遠ざかっていく。
嫌だ
そんな言葉すら口にできなかった。やりたいことなんて山ほどあった。明日も来ると思っていた。来週も、来月も、来年も。それが当たり前だと思っていた。視界が暗くなる。雨音だけが耳に残る。最後に見えた空は、どこまでも灰色だった。
突然の死を受け入れられないまま俺は半死人になった。
そんな俺に、灰崎さんはアンリースという居場所をくれた。そこで知ったのはコープスによる被害だった。生きている人間はコープスが見えず、俺のように突然殺されることがあるらしい。
俺は未来を奪われた
だからこそ、もう誰の未来も奪わせない
――――――
突然出現したコープスをいつものように討伐しにいった朔夜だったが、そのコープスは他のコープスとは桁違いに強かった。
朔夜(ただの刺殺のコープスがここまで強いか!?)
刺殺ーー他者の意思による他殺であるため執着は残りやすいが、その分発生しやすいコープスのため特別強くなることは考えにくい。
考えてる間に、コープスの投げたナイフが朔夜の腕を掠め血が流れる。
朔夜(不自然だな…攻撃のパターンが少ない割に、パワーが強すぎる。)
コープスは朔夜の違和感を待たずに攻撃を畳み掛けてくる。戦闘の途中、普段よりもコープスの執着を強く感じた。
素早くコープスを討伐するため、朔夜は生能を使用する。
朔夜の生能『天裂く雷光』
朔夜「落ちろ、稲妻―――天罰!!」
朔夜くんかっこいいですね。なんとなくお気に入りのキャラなのでこれからも出番が多いかも?そして最後に放った天罰で果たして倒せるんでしょうか!




