表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
61/65

最上級の謝罪です

「そ、それは申し訳ない……」

「分かればいいんや」

「そんな噂をする奴を懲らしめてくれたら許したる」

素直に謝る奴にゴブ太郎達は許した。奴は根は良い奴だし、ゴブ太郎達も素直に謝れば許す位の度量があるから素直に許した。


「それにしてもあんさん何でこんな山奥に来たんや?」

豚衛門の疑問にカイリは気まずそうに視線を逸らした。

「その……き、……アンソニーさんが深夜外出したから気になったから、後ろをついて来たんだ」

「何やそんなストーカーみたいな事をしなくてもキチンと理由を聞けばえぇやろが」

豚衛門は呆れた様に肩をすくめるとカイリは苦笑いをした。


「……ゴメンゴブ太郎、豚衛門。ちょっとコイツと話が少し離れてくれないかな?」

「別に良いけど、どっちかと言えばカランさん達このまま帰ってくれませんかね?」

「そう言う訳にはいかないのよ。麓の村で此処最近、魔獣達の行動が活発だから調べてくれって依頼されたのだから」

「アチャーやっぱり勘付かれましたか」

「このまま騒がれたらあの方・・・の機嫌が損なわれますわ。ほな、ワイ等は離れますから様がすんだら読んで下さい」

ゴブ太郎達は森の奥へと消えていった。







こうして残ったのは私とカイリ・ヤノハラだけだ。

「その、勝手に付いてきてごめんなさい。本当にアンソニーさんが心配してっ」

「そんなのは良いから。……アンタ『私』の事分かっているよね? さっき『桐生』さんって言ってたし。と言うか死神事件の時も言ってたわね?」

あの時は何かの聞き間違いかと思ったけど、先程の行動とか考えれば聞き間違いではないだろう。


「……やっぱり桐生さんの記憶があったんだ」

「まぁね。出来ればアンタは前世の記憶がないままでいて欲しかったけど」

私の言葉に傷ついたのか少し悲しそうに目を落とすカイリ。思わずイラッとして私は顔を歪めてしまった。

するとカイリは突然、土の上で正座をしたと思ったら頭を地面に付けた。俗に言う土下座である。


「すいませんでしたっ!!!!!!!!」

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ