喧嘩両成敗
「吹雪もう良いでしょ?」
「うん」
「じゃ、今度は吹雪が謝る番でしょ」
「うん・・・・・・」
吹雪はカランから離れてアイニア達に頭を下げた。
「ごめんなさい」
ゆっくりと、丁寧に謝罪をした。
その謝り方に周りの雰囲気が柔らかくなった。
「いーのよ吹雪ちゃん。吹雪ちゃんのせいじゃないから」
「そうですよ、悪いのはあのバカ二人ですから」
「そうですよ!大人気なくケンカするのがいけないんです。子供の前でケンカする大人はバカなどうしょうもないダメな大人失格な人達ですから!!」
上からアイニア、セレス、レナの順に吹雪を慰めていた。
一方、事の発端である白露と立冬はと言うと・・・・・・。
「バカ、か・・・・・・」
「どうせ俺様はバカでどうしょうもないダメな大人失格の奴だよ・・・・・・」
部屋の隅で三角座りをして落ち込んでいる。
三人の言葉にかなり傷付いたらしい。(特にレナのに)
ポンッと二人の肩をダンが叩いた。
「・・・・・・ダン殿」
「・・・・・・アンタ」
涙目のせいか二人は眼をキラキラさせていた。
ダンはそんな二人を清々しい笑顔で見て。
「・・・・・・・・・・・・・・・反省しろ」
と二人にげんこつを食らわした。
二人はこのダメージが一番効いたのかメタ的に言えばorz見たいな格好になってた。
「そう言えばダン妻子持ちよね」
「愛妻家の親馬鹿ですよね」
「ダンの奥さんて保育園の園長だよね」
「暇さえあれば保育園の手伝いをしてましたよね」
「奥さんとはお見合いで純粋な子供好きで仲良くなったよね」
「「・・・・・・・・・・そりゃ怒るわ」」
勝手に納得したのかアイニアとセレスは頷きあってた。
後日ダンから「子供をR18な行為をしたいグズ野郎は、女だろうが男だろうが社会的にも肉体的にも殺すつもりです。ただし変態という名の紳士淑女はギリ許す」と語ってくれた。
「はいはい。皆落ち着いたら片付けをしましょうよ。白露はちょっと此方に来て」
カランがそう号令を出した後、その場にいた全員が大人しく片付けていた。カランに呼び出された白露はカランの側に寄った。自分の耳が花蘭の口元に寄れるように腰を下ろした。
『・・・・・・は出来た?』
『はい。ご命令道理に』
『ならお前はいったん帰って準備をして。・・・・・・何かするなよ?』
『分かってますよ。では』
白露は窓から外に出た。出た瞬間元の姿に戻り飛んでいった。




