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捕まえた

「皆様お待たせしました!」


なかなか倒れない死神にそろそろ嫌気がさしてきた時にやっと援軍が来た。


「召喚師担当ハーミニ・ワーダン以下五名ただ今参りました!」


ワーダン先生は五十代ぐらいの恰幅ある女性だ。その後ろにイチノミヤ先生が何気なく付いてきている。


「ワーダン先生!」

「先生方、後もう少し頑張ってくれませんか?できれば五分、いや、三分程で円陣を書きます」

「そんなの朝飯前ですよ!」


ライヤが親指を立てて返事した。


「それくらい元気なら心配ないですね。完成したら円陣の真ん中に死神を誘き寄せて下さい!!」

「分かりました。全員円陣が出来るまであと少し頑張れ!!」

「「はい!!!!」」





さて、クライマックスになって来ました。


ここまで来るには短いようで長かった。


ミリア先生だけを狙っていた死神が何故かあいつに狙い出し始めて、何度あいつが闘わないかヒヤヒヤした事か。

しかし、あいつと知り合いなのかハイド・ミンシオがあいつを叱責したり宥めたりとフォローしたお陰で目立った暴走を起こさなかった。この男、なかなかの策士なのかハンデッド先生やミリア先生になにか助言をしている。先生達もハイド・ミンシオの意見を取り入れて指示を送っている。

それから六花と雪花のチームプレーも凄い。(けして妹贔屓で言っている訳ではない)

六花が接近担当で雪花は遠距離担当で交互に攻撃をしている。

・・・・・・悔しいがライヤも二人に負けてはいない。

敵を挑発をしながら的確に敵の弱点を狙っている。(まあ、死神の倒し方はさっき説明した通りライヤの攻撃では死なない)生意気だが、冷静に敵を見ていれるようだ。

勿論、我らが主人公様の活躍を忘れてはいけない。

素早く敵の攻撃を避け、限界まで近づいて攻撃。ヤバくなったら直ぐに逃げるを繰り返している。

死神もちょこまかと逃げるあいつにイライラさせているだろう。その上、他の人間からも攻撃されるから堪ったもんじゃない。




・・・・・・・・・えっ?私は?




逃げ遅れた生徒の助けやケガした生徒の治療をしている。

誰だ『あんた戦わないの?』て言ったヤツは。

しょうがないだろ、あんなモノと戦うなんて死んでも無理。たぶん私はあの中で最弱だろうなー。それに生徒を戦闘に巻き込まないようにするのて難しいのよ?死神やあいつがちょこまかと動くから逃がす此方の身になって欲しいよ。


「皆さん、円陣が完成しました!早く死神をココに!!」


やっと円陣が完成したようだ。


「カイリ今すぐ死神を円陣に!」

「分かっているよ!」


ハイド・ミンシオにあいつは元気に返事をした。


「ほらほらどうしたんだよ木偶の坊!? こっちまで来てみろ!」


死神を挑発しながら全速力で円陣の方に走った。死神は怒りで我を忘れているのかあいつの元へ向かった。(浮かんでいるのか足音が一切ない)

何度死神の鎌を絶妙なタイミングで避けていく。

そして、ついに死神が円陣の真ん中に立った。


「今です!!!!」


ワーダン先生の合図に円陣を囲むように立っていた他の先生達が一斉に円陣に魔力を注いだ。

すると、円陣から鎖が飛び出してきて死神の身体に巻き付いた。


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