第38話「一緒にお風呂」
金曜日の夜。
いつものように、ひよりが澪の家にやってきました。
今日は、チゲ鍋。
温かい鍋を食べて、体が温まって。
そして、二人は一緒にお風呂に――
※この話には性描写が含まれます。苦手な方はご注意ください。
それでは、第38話、どうぞ。
金曜日の夕方。
仕事を終えて、会社を出た。
今日は、ひよりが来る日。
駅前のスーパーに寄った。
今日は、チゲにしよっかな。
寒い日には、温かい鍋がいい。
豚肉、白菜、もやし、豆腐。
それから、キムチと豆板醤、コチュジャン。
あとは…マロニーちゃんも買っとこかな。
マンションに帰ってエプロンをつける。
料理の準備を始めた。
野菜を切って、豚肉を下処理。
準備ができた頃、インターホンが鳴った。
七時ちょうど。
ひよりだ。
ドアを開ける。
「澪さーん! 来たよー!」
「いらっしゃい」
「今日も、お邪魔します!」
ひよりは、いつものように元気だ。
手には、ビールの袋。
「ビール、冷蔵庫に入れておくね」
「ありがとう」
ひよりは、冷蔵庫にビールを入れて、キッチンに来た。
「わあ、今日はお鍋?」
「チゲよ」
「いいね! 寒いから、ちょうどいい!」
ひよりは、目を輝かせた。
鍋に水を入れて、火にかける。
沸騰したら、豚肉を入れる。
アクを取って、野菜を入れる。
白菜、もやし、豆腐
それから、調味料。
ぐつぐつと、煮込んでいく。
いい匂いが、部屋に広がった。
「美味しそう!」
ひよりは、嬉しそうだった。
仕上げにマロニーちゃんを投入!
チゲが完成した。
私は、テーブルに鍋を運んだ。
ビールを、用意する。
「いただきます!」
ひよりは、嬉しそうに手を合わせた。
まず、スープを一口。
「わあ、辛美味しい!」
「よかった」
「これ、最高!」
ひよりは、どんどん食べていく。
豚肉も、野菜も、豆腐も。
本当に、よく食べる。
私も、一緒に食べた。
あぁ体が温まるなー。
寒い夜には、ぴったりだ。
ビールを飲みながら、食事を続ける。
ひよりが、ちょっと考えるような顔をした。
「あのね、澪さん」
「ん?」
「予定入ってたら、別にいいんだけど……」
ひよりは、少し遠慮がちに言った。
「クリスマス、二人でパーティでもしたいなぁ。なぁ~んて……」
私は、思わず笑ってしまった。
「実は私も、そう思ってケーキ、ホールで予約したのよ!」
「え、本当!?」
ひよりは、目を見開いた。
「本当よ」
「やったー!」
ひよりは、嬉しそうに手を叩いた。
二人とも、ホッとした顔。
「じゃあ、決まりね」
「うん! 楽しみ!」
ひよりは、また笑顔になった。
「それにしても、このチゲ、ビールが進むねぇ。もう一本飲んじゃおっかな!」
「そうね」
ひよりは、冷蔵庫からビールを取り出した。
二人で、乾杯。
「クリスマス、楽しみだね!」
「ええ」
ビールを飲みながら、チゲを食べ続けた。
体が、どんどん温まってくる。
でも、少しお酒が回ってきた。
食べ終わって、ソファに座った。
ふう。
お腹いっぱい。
「ちょっと冷えてきたね。」
「汗かいたからね。」
私は、少し震えた。
汗が冷えて、逆に寒くなってきた。
「今、湯船に浸かったら気持ちいいだろうなぁ。」
ひよりが、思いついたように言った。
「え?澪さん!一緒に入ろうよ!」
「二人で?狭くないかな?」
「大丈夫大丈夫! 寒いから、早く!」
ひよりは、私の手を引っ張った。
「強引だなぁ……」
「いいじゃん! 楽しいよ!」
ひよりは、もう脱衣所に向かっている。
私も、仕方なくついていった。
脱衣所で、二人で服を脱ぐ。
ひよりは全く隠すことなく服を脱ぐ。
「澪さんってスタイルいいよね」
「そんなことないわよ」
「いやいや、すごくいいよ。ちょっとおっぱいさわっていい?」
「別にいいけど…」
「わぁ!すごーい!弾力あるけど柔らかいね。」
私も、ひよりの体を見た。
若いだけあって、肌が白くて綺麗だ。
胸は私より少し小さいくらいかな。
二人で、浴室に入った。
シャワーで暖を取りながら湯船にお湯を溜めた。
「澪さん、洗いっこしよ」
「洗いっこ?」
「まだお湯が溜まってないから。」
ひよりは、嬉しそうだった。
ボディーソープを泡立てて、ひよりが体を洗ってくれた。
私もひよりの体を洗った。
「ねぇ澪さん!くすぐったい」
「じっとしてて」
「あはは、無理無理!」
ひよりは、笑いながら体をくねらせた。
「もう、動かないで」
「澪さんの手、冷たいもん」
「お湯で温まってるでしょ」
「でも、くすぐったいの!」
二人で笑いながら、体を洗い合った。
ボディーソープの泡が、滑って床に落ちる。
ひよりは、また笑った。
「お湯、溜まったよ」
「じゃあ、入りましょう」
シャワーで泡を流して、二人で湯船に入った。
やっぱりちょっと狭い。
ひよりの膝が、私の膝に当たる。
「わ、密着してる」
「狭いもの」
「でも、温かいね」
ひよりは、嬉しそうに笑った。
湯気が立ち上る。
「ねえ、澪さん」
「何?」
「肩、凝ってない?」
「凝ってるよー!一日中パソコンだからね。」
「じゃあ、揉んであげる。向こう向いて!」
ひよりの手が、私の肩に触れた。
お湯で温まった、柔らかい手。
「どう?」
「あぁ…気持ちいいわ」
「でしょ? 私、結構上手いんだよ」
「そうなの?」
「うん。友達のよく揉んでたから」
ひよりは、得意げだった。
指が、肩の筋肉を捉える。
じんわりと、ほぐれていく。
手が、首筋に移動した。
「ここも、凝ってるでしょ」
「そうね」
「じゃあ、念入りに」
ひよりの指が、首の後ろを撫でる。
ゆっくりと。
丁寧に。
ひよりの手が、肩甲骨へ移動する。
「ここマッサージすると体の巡りが良くなるんだって」
「うん。」
ひよりの手は、そのまま胸の方へ…
「また触っていい?」
「いいけど…マッサージは?」
「ここもマッサージ」
ひよりは、嬉しそうに笑った。
手が、ゆっくりと動く。
円を描くように。
「澪さん、気持ちいい?」
「うん……」
「もっと、してあげる」
反対の手が内ももを撫でる。
「ひより、上手だね。」
「うん、気持ちいい?」
「とっても…」
「じゃあ、もっと」
ひよりの指が、さらに内側に…。
クリトリスに触れた。
あぁ…気持ちいい……
そのまま、ゆっくり優しく触ってくる
同じ女だから、やっぱり上手い…
気持ちいい……
「ねぇ澪さん……指……入れてみていい?」
「うん。いいよ。」
ひよりの指が、ゆっくりと入ってきた。
「わぁ! 中、ヌルヌル……」
「恥ずかしいこと言わないで」
「でも、本当だもん」
ひよりは、笑った。
「最近、してないからなぁ」
「そうなの?」
「うん。忙しくてね」
「澪さんも、大変だね」
「まあね」
ひよりの指が、中を探る。
ゆっくりと。
丁寧に。
「ひより、ちょっとこのまましてよ」
「うん、いいよ」
ひよりの指が、動き続ける。
「でも、よく分からないよ」
「もう少し右の奥の方……」
「この辺?」
「あ、うん。その辺」
「ここ?」
「そう……そこ……」
ひよりの指が、その場所を捉える。
「気持ちいい?」
「うん……」
「ゆっくりね」
「うん。こんな感じ?」
「そう……そんな感じ……」
ひよりの指が、リズムを作り始めた。
ゆっくりと。
でも、確実に。
「澪さん、イクまでする?」
「うん、できたら……」
「じゃあ、頑張るね」
ひよりの指が、動き続ける。
お湯の音が、小さく響く。
浴室の中。
二人だけの空間。
「澪さん、すごい顔してる」
「もう……言わないで……」
「可愛い」
「ひより……クリも一緒に触って……」
「うん。」
ひよりの指が、速くなる。
少しずつ。
「澪さん、力入ってるよ」
「ん……だって…」
「もうすぐ?」
「うん……」
「いいよ、我慢しないで」
耳元で言われると、すごく感じちゃう…
ひよりの指は、動き続ける。
「あ……ひより……もう少し…」
「うん」
「イクかも……」
「いいよ」
「あ、イクッ…イクッ…」
「うん」
私の体が、震えた。
大きく。
「はぁ…気持ちいい……」
私は、小さく声を上げた。
ひよりの肩に、もたれかかる。
「すごかったね」
ひよりは、笑った。
「すっきりした……」
「澪さん、可愛い。」
「……うん」
私は息を整えた。
「ひよりは?」
「うん?」
「ひよりもする?」
「いいの?」
「私だけじゃ悪いからさ」
「えー!じゃあお願い!」
「じゃあ向こう向いて。」
「待って!ごめん、考えただけですごくドキドキする!」
「ひより、すごいよ…」
「あん、澪さん…して……」
「顔、こっち向けて…」
ひよりの唇を吸った。
「あ…澪さん、もうやばい……」
「イク?」
「うん…あ、イッちゃう、イッ…」
ひよりの体が丸まってイったみたい。
「ねぇ澪さん、もっと…」
「もう、ひより…」
私はひよりの体を引き寄せた。
私たちは向かい合って座って…
足を絡ませた……
そして、お互いの貝を合わせた……
「これは私もやったことないんだけど…」
「わぁぁぁ……なにこれ? すごく…吸い付く感じ!」
「動かしてみるよ?」
「あっ!ダメ澪さん!」
ひよりの体が小さく震えた。
「あれ?もうイっちゃったの?」
「だってこんなの知らなかったんだもん…」
「あはははは…まだ動いてないのに!」
「もう……こんなのダメだって……」
ひよりは私に抱きついたまま。
「少し離れて。もう一回しよ。」
言いながら私はゆっくり腰を動かした。
お湯が大きく波を打つ。
「あん……ひよりも動いて…」
「ダメ…」
「気持ちいいね…」
私ももう限界だ…
「ひより、最後、一緒にイこ。」
「うん…でも…もう私イっちゃうよ…」
「うん。いい…私も…」
最後は唇を重ねたままリズムを合わせた。
舌を絡ませながら、下半身も絡ませる。
同時に…果てた……
お互い抱き合ったまま。
お湯が、少し冷めてきた。
「ふう」
ひよりは、満足そうに息を吐いた。
「澪さん、すっごい気持ちよかった…」
「うん……」
ひよりは、嬉しそうに笑った。
「澪さんのあんな顔、初めて見た。」
「久しぶりに興奮しちゃったわ」
「あははははは…」
ひよりは、また笑った。
「さ、そろそろ出よう。お湯、冷めちゃうよ」
「そうね」
二人で、お風呂から上がった。
私は体を拭いて、パジャマに着替える。
ひよりは、また仕事着に。
「お風呂、最高だったね!」
「いろんな意味でね!」
リビングに戻って、ソファに座る。
お茶を淹れて、ゆっくり。
「ねえ、澪さん」
「うん?」
「また気持ちいいこと教えてね」
「ひよりをどんどん開発していっちゃおうか」
「でもお手柔らかにね」
ひよりは、にっこり笑った。
二人で、お茶を飲んだ。
静かな時間。
少し眠くなってきた。
時計を見ると、もう十時を過ぎていた。
「そろそろ、帰らないと」
ひよりは、立ち上がった。
「湯冷めしないようにね」
「ありがとう、澪さん。今日も楽しかったよ」
「こちらこそ」
「クリスマスも、楽しみだね」
「ええ」
「じゃあ、また来週ね」
「ええ、待ってるわ」
ひよりは、玄関で靴を履いた。
「じゃあね、澪さん!」
「気をつけて帰ってね」
「うん! おやすみなさい!」
ひよりは、いつものように手を振って階段を降りていった。
ドアを閉めて、部屋に戻る。
今日はスッキリしたなぁ。
ずっと忙しかったから丁度よかった。
週末、のんびり過ごそう。
そんなことを考えながら、私は眠りについた。
お読みいただき、ありがとうございました。
二人のクリスマスの予定も決まりましたね。
澪もひよりも、同じことを考えていた。
それが嬉しくて、ホッとして。
そして、お風呂。
洗いっこから始まって、マッサージ。
そして、お互いに気持ちいいことを。
二人の関係が、また一歩深まった回でした。
次回もお楽しみに。
それでは、また次回お会いしましょう。




