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【OLふたり、今日も明日も】  作者: 桜餅 詩音


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15/40

第15話「霧島澪、秘密の開発」

第15話は、澪の単独回です。

今回は、一人で過ごす夜の物語。

詳しい内容については、ここでは触れません。

ただ、澪の生き方、一人の時間の過ごし方、そんなものを描いています。

少し大人な内容ですが、できるだけ品よく書いたつもりです。

苦手な方は、スキップしていただいても物語は繋がりますので、ご安心ください。

それでは、第15話をお楽しみください。

月曜日の夕方、定時で会社を出た。


今日は特に何もない、普通の一日だった。


駅から自宅マンションまで歩いて、エントランスに入る。


エレベーターを待っていると、宅配業者の人が駆け寄ってきた。


「霧島さん!」


「はい?」


「丁度よかった!お荷物です。サインお願いします」


いつも宅配便を届けてくれる人だ!


名前、覚えてくれてたのか。


私は、伝票にサインをして、小さな段ボール箱を受け取った。


部屋に入って、荷物を見た瞬間。


「あー! そうだった!」


思わず声が出た。


そうだ、これ、注文したんだった!


先週の月曜日の夜。


ベッドで横になりながら、スマホを見ていた。


なんとなく、そういうサイトを開いた。


色々な商品が並んでいる。


一人の時間を、もっと充実させたい。


そう思って、スクロールしていた。


ピンク色のもの。紫色のもの。形も様々。


レビューを読んで、評価の高いものをチェックする。


「これ、良さそうね」


シンプルなデザインで、静音性が高いと書いてある。


中と外、同時に刺激できる。


値段も手頃。


私は、カートに入れて、購入ボタンを押した。


ポチッと。


簡単なものだ。


配送は一週間後。


待ち遠しい。


-----------------------


それが届くのが今日だったんだ!


私は、段ボール箱を開けた。


中には、シンプルな白い箱。


開けると、そこに入っていた。


思ったより小さい。


でも、レビュー通りなら、十分だろう。


「早速、今夜使ってみよう」


私は、中身を箱から出してベッドサイドのテーブルの上で充電を始めた。


それから、夕飯を作った。


簡単に、冷蔵庫にあるもので済ませる。


今日は、手早く。


食べ終わって、シャワーを浴びた。


身体を洗いながら、少しドキドキしてきた。


いや、ドキドキというより、期待。


久しぶりだから。


シャワーを出て、パジャマを着た。


部屋の電気を消して、ベッドサイドのライトだけつける。


柔らかい光。


私は、ベッドに横になった。


充電は済んでいる。


準備は整った。


深呼吸をして、スイッチを入れた。



「わぁ…!……わぁ!」


音は静かだけど振動がすごい…


いきなりこれはダメだ…


いちばん弱い振動にして…


まずはパジャマの上から…


「ぁ…」


すごい…振動が……小刻みで……


これ、いいかも……


当てる場所を変えながらゆっくりなぞってみた。


「ん…」


自然と足が開いていく…


ヤバい。下着汚れちゃう。


下だけ全部脱いで床に置いた。


いよいよ直接当ててみる…


……………………。


「あんっ!あっ…あっ…ん…んっ……」


ダメ…気持ちいい……


体を横に向けて片足を曲げた。


少しずつ振動を強くしていく。


「んっ…はぁ…」


ダメかも…


イクかも……


耐えきれずうつ伏せになって枕を抱きしめた。


「ダメ…イク…イク…あっ…イクイク…イクっ!」


背中が反ってシーツを握りしめた。

……………。


体が痙攣している。


私はそのままの体勢で少し腰を浮かせて今度は中の刺激を始めた。


外の振動のスイッチはOFFにして最初は中だけ。


中で振動しながら小さくクネクネ動いてる。


場所を変えながら気持ちいいポイントを探した。


「やっ……」


思わず大きな声が出ちゃった……


「ここ、すごくいい……」


私はその場所をピンポイントで上下になぞった。


「あ…気持ちいい……ぁ…ぁ……いい……はぁ…はぁ…」


息が荒くなる。


ダメ……中でイッちゃいそう…


一度スイッチを切って、膝を立てて丸まった。


ベッドの上でおしりを突き出して、こんな格好…


そう思うと中から蜜が溢れ出してきた。


最後は中と外を同時に刺激してイキたい。


私はその格好のまま棒の部分を中に入れ、さっきのポイントに当てた。


そして外を刺激する部分を大きくなった突起に当てた。


一回イッてるからすごく敏感になってる。


そして、2つのスイッチを同時に押した。


「やぁぁ…あダメダメダメ!」


すごくいい!


腰がクネクネしちゃう…


中も外もすごく気持ちいい。


「あっ!きもちいいきもちいい……」


「あっ!イッちゃう!……イク…イク!」


私は枕に顔を押し付けて声を殺した。


「イク……」


体が震えた。


ビクビクッて…


私は仰向けの体勢に戻り呼吸を整えた。


「はぁ、はぁ、はぁ……」


「あぁ…これクセになりそう……」


仰向けのまま今度は中指と人差し指でさらに敏感になっている突起を触った。


まだ気持ちいい。


もう一回くらいイケそう……


でも今日はもうやめておこう。


まだ月曜日だし明日からも仕事だしね。


しばらく私はベッドの上で、ぼんやりと天井を見つめていた。


身体が、まだ余韻に震えている。


息も、ようやく落ち着いてきた。


このマンション、防音はしっかりしてるけど、隣の部屋の人に聞こえてないよね……?


大っきい声出ちゃったな…


少し心配になったけど、仕方ない。


私は、そっと身体を起こして、ティッシュで拭いた。


それから、使ったものを洗面所で洗って、乾かしておく。


ベッドに戻ると、身体がとても軽い。


心地よい疲労感。


布団を被って、横になった。


今日は、よく眠れそうだ。


目を閉じると、色々なことが頭に浮かんだ。


先週の怖い体験。


美咲さんのこと。


ひよりのこと。


でも、今は何も考えたくない。


ただ、この心地よさに身を任せたい。


私は、深く息を吐いた。


身体が、ベッドに沈んでいく。


気持ちいい。


こういう時間も、必要なんだ。


そう思いながら、私は眠りに落ちていった。


穏やかな、深い眠り。


明日からまた、頑張ろう。

第15話、いかがでしたでしょうか。

今回は、かなり踏み込んだ内容でしたね。

澪の、また違った一面。

一人で生きるということ。

自分を満たすということ。

そんなテーマを描きました。

こういう描写が苦手な方もいらっしゃると思いますが、

これも澪の日常の一部だと思っています。

綺麗なところだけじゃない、

リアルな大人の女性を描きたかったんです。

次回、第16話はひより視点。火曜日、駅のホームで倒れた人を助けるひより。

正義感の強いひよりの優しさが光るお話です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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