第5話 初めての海37
イヴやミルクとその仲間達が、
オーティスのたんじょう日の準備をしていると
とつぜんのトラブルにみまわれて……
対象:小学校四年生位~
読み聞かせやいやされたい人にもおすすめ☆
「ケンが元気だったなら、
ヴァイオリンでも取り出して、
ひいてくれただろうに」
ダイがケンを見つめながら、
残念そうに言いました。
ケンは今では、
ろうそくのほのおがゆららぐのを
見ているばかりでした。
ケンのヴァイオリンに変わる、
何かを見つけてあげたいと思い、
ポチが言いました。
「そうだ、せっかく
みんなでいるのだもの。
全員でオーティスの歌を
ここで歌ったら、
とてもいいと思うんだけど。
どうだろう……?」
するとオーティスは、
すっかりきまりが悪くなって、
耳まで顔を真っ赤にしました。
その様子を見たオクが、
オーティスにたずねました。
「オーティスの歌って、
いったい何のこと?」
オーティスは、
早く話題を変えて
しまいたくて、
早口に言いました。
「何でもないよ。
ねえ、
ぼくのたんじょう日は
明後日で、今日では
ないんだから。
まだぼくはその歌を
聞かない方が、
いいんじゃないかな?」
すると今度は、
ポチが赤くなる番でした。
本当にその通りだと
思ったのです。
読んでいただき、ありがとうございます。
次回の掲載は2026年5月8日です。
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