第61章 生まれ変わる株式会社エンジェル自動車カスタムカー専門店
ありさはさちよの車のワイドボディキットの取り付けとアルミホイールタイヤの取り付けが終わった事をさちよに連絡すると病院勤務終了と同時にショールームへやって来た。駐車場にある自分の86を見ると「カッコいいなあ!」と自我自賛をしていた。確かにカッコ良く白のアルミホイールが際立って目立った。車高は最低のラインまで下げられていた。「ありさ、ありがとう。良い車になったよ、また、来るわ。今日は帰るね、疲れたから。」さちよは自分の86に乗り込んで早速と帰って行った。ありさは会長に電話して、店を大きく変えると言った。まずは下取り車の投げ売りを明日から行うと宣言した。利益は下取り額に5万円のせただけの大放出セールをやる。後86とBRZの強化落札をお願いした。いよいよ、86とBRZを本格的に扱う。古いのから最新モデルと幅広く買ってくれと頼む。自分は社長室へ籠りカーセンサーとグーで86とBRZの販売価格を調べるとともにヤフオク価格を調べると意外と高かった。BRZも同じだった。オークションの最低落札価格も50万円くらいからしれないと思い真剣に値段を考えなきゃいけないと思い電卓をはじいた。60万円くらいからだった。中にはカスタマイズされた車もちやほやあった。後に86とBRZの特殊ホイール探しにやっきになった。PCD100の5穴だ。純正が17インチだった。ありさは19インチ20インチを探した。インチアップだ。スポーツカーホイールはWORKとウェッズスポーツが得意だった。カタログの中から自分の付けてる、ジーストシリーズやさちよの付けてるエモーションタイプやエキップタイプ、VS-XXと見繕った。ウェッズスポーツからはベルテーラーやLXGやヴェルサムシリーズや709MやFZシリーズを共豊ホイールからはシャレンシリーズやトラクターシリーズ、エンケイからはパフォーマンスシリーズ19インチと各メーカーから選んだ。やはり、ありさはWORKのホイールを推した。なにしろサイズが豊富なのが決め手だ。オフセットは1ミリ単位であるし、スタンダード、ディープ、ビックリキャリパーなど細かい設計だった。ワンオフも簡単に対応してくれた。だからWORKを優先してコレからも動く。ヤフオクにもなかなか良い物は無く19インチホイールが中心で入札も沢山入っている物が多く今回は新品だけで利益を稼ぐしかないと頭を入れ替えた。所に鈴木実の霊と岸本真由子の霊がすうーっとありさのデスクの前に立った。鍵の音をジャラジャラさせながら。いきなり「赤ちゃんおめでとうございます。」と二人は言ってきた。ただいまじゃなかった。ありさはビックリして笑うしかなかった。ありさは席を立ってショールームを覗くと全員いた。皆帰って来た。皆ニコニコしながら社員の仕事っぶりを眺めていた。
ここで話の転換期になるついでに読者の疑問を解いて置きたい。まず、ありさ26歳が若干20歳そこそこの看護師に車を100台集められるだけの資金があった事に疑問をもつ読者様がいた事だと思われその謎をココで解きたいと思う。母親の充希の父、力蔵が土浦で有名な資産家であり、当時流行った車を担保に金貸しをしていた。その質流れの車の半分以上が力蔵の資産であり不良債権であり、金を返せず飛んだ者達の車であった。今株式会社エンジェル自動車カスタムカー専門店の倉庫も土地も幅広く充希が父親から受け継いだ資産であり、充希が株式会社エンジェル自動車カスタムカー専門店の実質のオーナーであり、お金は全て充希の懐から出ている。だから儲かっても儲からなくても充希は別に関係ない。ありさが生き生きと好きな車をいじって楽しんでる姿を見たかっただけ儲けものの人生を生きているのだから。本来なら死んでいてもおかしくない病気にかかったのだから。世が10年前なら確実にありさは死んでいたはずだと充希は思っていた。霊の中にはありさのじいちゃんに金を返せなかった輩が居るのは確かだ。だから霊達はありさの家族に頭が上がらない霊達がいた。説明は終わり。話の続きである。
荒井俊夫の事故から3ヶ月が過ぎ久しぶりに赤池卓がタイヤを回収に2トン車できた。話をよくよく聞くと「あの後アメリカ人のウィリアムスミスという青年からタイヤが欲しいと直接自宅に来られ、外国人たちから二本松市に移住しタイヤの供給を依頼されて現在二本松市に一軒家を借りて住んでいるという。これから3ヶ月に1度このレンタカーで取りに来るというのだ。現在赤池が外国人に4本4000円で廃タイヤを販売し丸儲けをしているという。」だってありさの所からただで廃タイヤを貰っているのだから。金が入ったから車が欲しいと言うローンで買わせてくれと86とBRZを勧めた。一番高いやつを買いたいと言ってきた。社長の86を見てコレが良いと言い出した。ありさは頼まれると断われないタイプで一つ返事でオッケーを出した。「幾らでもいいかな?まだこの車やり足りない物があってな?ターボキット入れたい。ターボキット入れて300万円で買ってくれないか?赤池さん。今後、廃タイヤ代はもらわないと一筆書くからさあ!」ありさは赤池に頭を下げた。「社長に頼まれたら嫌だとはいえませんゎ。買います。120回払いでいいですか?」赤池がありさの顔を見た。「ありがとうございます。赤池卓様。営業社員に変わります。結城さん。こっち来て。」ありさはいつも営業成績の悪い結城を呼んで商談させて商談が成立した。乗り出し320万円なり。結城は喜んだ。赤池卓もありさの匂いのする車に乗れて幸せだった。赤池卓はありさに惚れていたからだ。結婚式のご祝儀10万円もありさを忘れる為にあげた金だった。ありさは次にBRZSTIの黄色の落札を母親に頼む事になる。株式会社エンジェル自動車カスタムカー専門店の下取り車セールですべて完売した。ついでに売れ残りの18クラウンも値下げして高級アルミホイールを外し販売した。37スカイラインセダンも激安にした。やはり高級アルミホイールを外した。こちらも完売した。不良在庫はゼロになった。そして翌週から86とBRZの納車とカスタマイズが始まる。




