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どうかしてるわ/obsession  作者: やましたゆずる
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第50章 意外な知らせが飛び込んだ

ありさがワインレッドボディの20クラウンで出勤すると藤峰店長がカーセンサーとグーののぼりを立てていた。ありさは車の中から「おはようございます。」と挨拶した。「おはようございます。」と藤峰から挨拶を返され「今日もカムリを売りなさい。」と声をかけられ。「はい。頑張り。ます」と返事を返した。ありさは田島夫妻のV36スカイラインクーペの脇に車を停めてショールームへ入って行って、車を特殊ワックスで磨いてアルミホイールも磨いて社長室に籠もった。パソコンのスイッチを入れると「社長!」と藤峰店長の呼ぶ声がした。「マークXが届きましたよ。」藤峰店長が言った。ショールームへ出るとローダー車で白のマークXが運ばれて来た。「出品者坂本様から頼まれ運んで来ました。」運転手の初老の男性がありさの顔を見た。ありさの乗るマークXだった。ありさはニヤケた。意外に綺麗だった。内装も確認すると綺麗で満足した。アルミホイールはダサかった。ナビも純正でETCも付いていた。「運転手さん。お急ぎですか?コーヒーでもいかがでしょうか?」ありさが誘った。運転手はマークXをありさの20クラウンの脇に停めて「いただきます。」と言ってコーヒーショップエンジェルスに入って行った。「ごゆっくりどうぞ!栃木県からですよね。」ありさが運転手に尋ねると「うんだ!」と一言だけ言ってありさを見た。25万円で落札したマークXだった。運転手と会話してコーヒーを飲んでいたら今度は佐川急便が入って来た。あんちやんが降りてきて伝票をてに代車で段ボールを6個積んでショールームへ向かった。藤峰店長に任せた。するとトラックに戻りもう4個積んでショールームへ向かった。下ろし終わると急いでトラックに乗り駐車場を出て行った。ありさは10個すべて来たと確信した。コーヒーを飲み干し運転手に挨拶をして伝票にサインをして店を出てショールームへマークXに乗り戻った。店長が段ボールを開けてくれていた。「社長、また、買い込みましたね。アルミホイールですね。」藤峰店長は呆れ顔でありさを見た。「私も手伝うよ。」ありさはそう言って段ボールをカッターで開けた。中にはBBSLMゴールドホイールが入っていた。二人で段ボールを全部開けるとすべてBBSホイールだった。すべて綺麗だった。ありさはニンマリした。全部出し終えると特殊ワックスでホイールを1本ずつ磨いてホイールコーナーに展示した、サイズはバラバラだった。今回は4本セットは1組だけで後は1本だけとか2本セットだったりした。今回からそういう物も落札した。サイズを上手くまとめれば良い感じになると踏んだからだった。1本物だと新品未使用が多かったせいだ。また、今回はGTRサイズ9j+40と10j+20の1台分があった。無理やりカムリか20クラウンにぶち込むつもりで買った。キャンパー角を攻めようとした。車検も構造変更すればいけると踏んだ。それはありさの乗る20クラウンロイヤルに付ける事になる。母親が20クラウンアスリートのワインレッドボディを70万円で落としていた。ありさはそれが終わると2ポストリフトにマークXを乗せ車高調を入れホイールとタイヤを昨日作ったBBSLMゴールドホイールと入れ替えた。今のダサいホイールは他のマークXに付けるので一旦倉庫行きになった。今ありさの乗る20クラウンアスリートのダサいホイールも倉庫行きになっていた。藤峰店長は段ボールを段ボール室にぶち込んで書類整理を始めた。フェアレディ240z2台とケンメリとカムリ3台の納車準備を始めた。車庫証明は社員達に仕事を取って置いて希望ナンバーの申し込みをしたりした。ありさはホイールの入れ替えを終えるとマークXを降ろし、「中川さんの所へ行く」とマークXに乗り飛び出して行った。中川工場へ着くとすてに車高調とエアロは用意されていた。約2時間で作業を終えた。ベテラン整備士達だった。若い吉澤君も18歳の頃から整備士で38歳の今では20年選手だった。ありさは出来上がりを見て「最高!」と喜んだ。BBSLMゴールドホイールはきっちりツラウチだった。中川さんが「社長はセンスが良いから」とまた、褒めてくれた。「中川さん。次は20クラウンアスリートをお願いします。母親がワインレッドボディを落としてくれたんですよ。軽自動車の後で構いません。」ありさは中川の顔を見た。「中川さん。ありがとうございました。失礼します。」と言ってマークXに乗り込んだ。そして、ショールームへと帰ると藤峰店長が近寄りありさの耳元で「130万円の白のハイブリッドが売れました。車高調とレバンナホイールもセットです。車両金額は1580000円で諸費用20万円で1780000円になります。社長、レバンナホイールをもうワンセット組んでいただきたく思います。」藤峰店長は笑顔でありさを見た。「2セット組んで置くよ。19インチホイールで良いだろう? 」ありさは藤峰店長の顔を見てニヤリ笑った。マークX出来たから見てよ。ありさはショールームへ飾った。「朝来たマークXとは思えないくらいカッコいいです。グリルも変えたんですね。」藤峰店長は笑顔でありさを見た。「変えたのわかる?流石だな?」ありさは藤峰店長の顔を見てニヤリ笑った。「藤峰さん。あなた、高いホイールを売りなさい。でも安いの売れるのこっちの作戦だから客心理よ。高いホイールと安いホイール、見た目はレバンナホイールの良い感じじゃない、だから売れるのよ。皆ホイールなんかに詳しくないから安い方買うのね。こっちが勧めて買わない客居る?100%買うわ。私、断られた事ないもの。」ありさは藤峰店長の顔を見て優しく微笑んだ。そして、タイヤチェンジャーの前に立った。レバンナホイールをセットしミネルバタイヤをはめ込んだ。4本あっと言う間に出来た。そして代車に積んでショールームのホイールコーナーに並べ17万円のプライスを貼った。そしてもう1セット組み込んで終了した。こちらもホイールコーナーに並べ17万円のプライスを貼った。1セットは赤のオーナメントにした。「藤峰店長。赤の方が先に売れるわよ。かけても良いよ。あのマークX120系をかけよう?私が負けたらあのマークXあなたにあげるからあなたが負けたら何も要らないから自動車をいっぱい売って頂戴な!」ありさは藤峰店長の顔を眺めた。「私は、コーヒーカップ返してくるからついでにコーヒー飲んでくるからあなたも行かない?」ありさは藤峰店長をコーヒーに誘った。「はい。おともします。」藤峰店長は返事をした。ありさは社長室からトレーに載せたコーヒーカップを持ってエンジェルスに向かった。するとラインが鳴った。開けて見ると赤池君だった。「こんにちは。今朝はありがとう。コーヒーカップをお返しします。」ありさはてれーごと寛子に渡した。「コーヒー2つ頂戴。」ありさはコーヒーを頼んだ。赤池君かのメッセージを読んでビックリした。片べりタイヤが大人気で足りないと書いてあった。「福島のドリフトの聖地エビスサーキットの外国人に人気があると書いてあった。日本人の荒井俊夫という元締めが赤池君から2000円で買って外国人に4000円で売っているらしい、荒稼ぎね。荒井さんだけになんちゃって。」ありさは読み上げた。藤峰店長は良い事だと言って笑った。ありさは「お正月だったから片べりタイヤはないから月末に来なさい。」と返事をした。コーヒーを飲んでいるとローダー車が3台入って来た。マークXが積まれていた。ありさはお店を出て運転手に置く場所を指定した。駐車場の端に3台並べて置いて貰った。「コーヒーでも飲んで行きませんか。」と3人の運転手に声をかけた。全員いただきたくと言う事なので終わったらコーヒーショップまでと声をかけた。終わった順番にお店に入って来た。全員がコーヒーを頼んだ。三人とも中古車販売店の社長だった。一人は取手から一人は牛久から一人は水戸からだった。社長達の話では不良在庫になりかけていたからヤフオクに出品したと話ていた。不景気らしい。中途半端な古い車が売れないと嘆いていた。こちらの販売店の噂は知っていたらしい。斬新なやり方で車を販売しているとの事。後でショールームを見せてくれと言うのでオッケーした。コーヒーを飲み終えると三人の社長はショールームへ入って来て倉庫が広い事に関心を持った。「うわあ?広いな!これだけあれば良いとそしてカスタマイズされたカムリを観てこれ、売れるだろう?凄く良い、18クラウンを見てノーマルじや売らないのか?すべてにエアロ、車高調付きか、抱き合わせ販売店だな?マークXもこれだけいじってあれば売れるさ!カッコいいもの?あの3台こうなるのか?」社長が聞いてきた。「はい。そうです。なります。明日にはなってますよ。提携工場に頼みます。」ありさは社長達の顔を見てニヤリ笑った。「良かった、参考になりました。うちではできないがな!」と一人の社長が嘆いていた。他の社長もうちも出来ないと続いた。社長達全員つなぎを着ていた。ありさもつなぎだった。全員、工場に立ったいる人達だとありさは思った。倉庫内を一通り見学するとフェアレディ240z2台とケンメリ1台を見て売約済みだと幾らで売ったと尋ねてきた。ありさは正直にフェアレディ240z2台は1台2000万円でケンメリ1台は1000万円だと言ったら驚いていた。合計5000万円だと!この車がこんな値段で売れる日がくるなんて想像もできなかったと投げいた。そして三人の社長達はローダー車で帰って行った。もう閉店時間だ。「お疲れ様でした。先に帰ります。」藤峰店長はありさに挨拶をして鍵をかけと退社した。ありさは社長室に籠りパソコンを見ていた。冷蔵庫からミネラルウォーターを出して飲んで椅子に座りヤフオクを見ていた。まずは軽自動車のエアロから見て行った。ムーブキャンパス、ワゴンR、NBOX、ムーブと見てウォッチリストを押した。なかなか高い。これだけで結構な値段してしまう。からアルミホイールはケチろうと考えた。15インチホイールを眺めていると深リム7j+20の58000円とやはり深リム5.5j+35の63000円とやはり深リム6j+45の63000円の3本が目に止まった。ムーブキャンパスはそのままのホイールでホイールキャップとタイヤカバー白26500円で決まった。すべてウォッチリスト入りした。明日入札するか決める。多分入札するだろう?ありさはショールームを出て鍵を閉めてワインレッドボディの20クラウンアスリートに乗り込んで帰路についた。


朝、ありさが出勤すると藤峰店長がカーセンサーとグーののぼりを立ていた。「おはようございます。」ありさはマークXの中から挨拶すると「おはようございます。」藤峰店長も挨拶を返した。何時もの二人のルーティンだ。ありさは、田島夫妻のV36スカイラインクーペの脇に車を停めて藤峰店長ののぼり立てを一緒にやって、ショールームの掃除から1日が始まる。ありさは展示車を1台1台、特殊ワックスで磨きあげ、終わるとアルミホイール磨き、ゴミ出しと従業員が居ない日は率先してやった。それが終わると社長室へ籠る。年が明けてもタイヤ交換の需要は増えていた。ハの字走行による片べりと中国製タイヤという事もタイヤの溝の減り方が半端なかった。ありさは廃タイヤ代として、1本300円を徴収していたから商売上手である。また、BBSLMやスーパーRSに交換してくれという置きたいも何人かチラホラと来店してホイールタイヤを交換した。ホイールは下取りしてやると高いBBSLMやスーパーRSが売れた。

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