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どうかしてるわ/obsession  作者: やましたゆずる
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第48章 充希オークションで勝ちまくる

ありさは翌日、出勤すると店長の藤峰がショールームにいた。「社長おはようございます。そして、あけましておめでとうございます。」藤峰の挨拶に面をくらった。「コーヒーショップエンジェルスの寛子さんと昨日、ヨーグベニマルでバッタリ出会いまして社長が4日から会社に出勤していて旧車を3台セールスしたと聞いたので急遽出勤いたしました。」藤峰はありさの顔を見て優しく微笑んだ。「おはようございます。ご苦労様です。あけましておめでとうございます。藤峰さん、良い所に来てくれた。やってもらいたい事があるわ。その旧車3台を奥に閉まってくれないかしら。そしてカムリのカスタマイズした3台赤と青と黒に入れ替えて頂戴。後、私が乗っていた、V36スカイラインクーペ赤と18クラウンアスリートも応談でプライスを付けてくださる?お願いします。」ありさは藤峰の顔を見た。「社長、あのワインレッドボディの20クラウン買ったんですか?センス抜群です。今年はあれが社用車ですか?」藤峰はありさのチョイスに感嘆して、車を移動させていた。ありさはその車両を特殊ワックスで磨き綺麗に仕上げた。ボディ、ホイール、タイヤまで真っ黒にした。「今年もカムリを売らなきゃね。」独り言を言い出して、裏では充希が昨日から全国のオークション会場荒らしを繰り広げていた。20クラウンとマークXを買い叩いていた。その数100台にのぼった。その頃ありさは社長室に籠りパソコンとにらめっこをしていた。ヤフオクで落札した。マークX4台と20クラウンロイヤルと20クラウンアスリートのヤフー簡単決済を済ませ、ついでに落札したBBSホイールのヤフー簡単決済を済ませマークXのエアロ3点セットのヤフー簡単決済を済ませて新たにヤフオクとメルカリでBBSホイールの入札をして、中川に電話をして、預かった、フェアレディ240z2台とケンメリ1台を完売した事を報告するした。お金は今週中に振込と約束してマークXのエアロセットがそちらに届く事を伝え塗装を頼んだ。白2台に黒1台シルバー1台だと伝えると中川がこっちに来ると言い出した。ありさはヤフオクとメルカリの画面を見ながら中川と会話していた。気に入った物はすべてウォッチリスト入りさせた。ショールームを覗いたら藤峰店長が車の移動を終えていたのでコーヒータイムに誘った。二人はショールームを出てエンジェルスに向かった。コーヒーを飲んでいるとお客様が駐車場の青のV36スカイラインクーペとワインレッドボディの20クラウンアスリートを覗き込んでいたのが見えた。藤峰店長はコーヒーを途中で止めてショールームへ戻りショールーム内の電気を付けた。ありさはコーヒーを飲み干すと席を立って伝票にサインをしショールームへ戻った。明日届くであろうマークXに履かせる中古BBSホイールLMゴールド19インチ8.5j+35と10j+38とアプタニー19インチタイヤ225/35/19をはめ込む作業を始めた。ネットでマークXは19インチホイールが最適と書いてあったから19インチにした。作業が終わるとそのホイールをホイール展示場の前に展示した。売約済みと紙を貼った。昨日、旧車から取った3セットのワタナベR8ホイールも売約済みとなっていた。それで売れてる感を演出するありさの常套手段だった。ついでに近々来るであろうスバルBRZ用に以前ヤフオクで落札したPCD100の18インチBBSLMゴールド8j+45にミネルバ225_/45/18のタイヤをはめ込んでセットした。それもホイール展示場に並べて売約済みと紙を貼った。その時、お客様がショールームへ入って来た。「いらっしゃいませ。」てありさて藤峰店長が声かけをした。お客様は今朝並べたカムリのカスタマイズ車を見ていると藤峰店長がお声がけをした。「本日は何をお探しですか?」藤峰がお客様に尋ねると「駐車場に置いてある青のボディのスカイラインクーペとワインレッドボディのクラウンに惹かれてな?今家内と話ながらショールームへ入って来たんだ。」と男性40代と見うけられる。が言った。「あのワインレッドボディの20クラウンアスリートはこれから数日のうちに入庫予定でして。現在在庫はごばいません。V36スカイラインクーペはうちの社長の車になりますが赤の車が1台あるだけで、申しわけありません。うちの主力のカムリなんていかがでしょうか?」藤峰がセールスをかけた。「カムリの500万円はちと俺には高い。すまん。もう少し安いのがあれば考える。」男性が藤峰の顔を見た。「お客様、あのカムリはワイドボディに車高調にワンオフホイールとカスタマイズされたお車でして価格設定が高くなっております。あちらにやはり青のボディにちょいカスタムして300万円代のお車がございます。御覧下さい。WSレザーパッケージで400万円。Ḡレザーパッケージですと380万円、Ḡグレードだと300万円になります。すべて新品ホイールタイヤとブリッツの車高調付きになりますが御覧下さい。」藤峰店長がお客様にセールスをした。「君、この車、Ḡグレードレザーパッケージで同じなのに値段が60万円違うんだ?」男性が藤峰に無ずねた。「お客様、その訳はアルミホイール代金にあります。こちらの車はブルーボディにBBSLMゴールドホイール8j+45と9j+40タイヤは中国製タイヤミネルバ225/35/20と235/35_20 で88万円が付いておりまして、こちらのブルーボディにはトライアルファレオウイングFM9の8.5j+38が4本にミネルバ235/35/20が4本で17万円が付いております。その違いでございます。BBSLMゴールドホイールはうちの社長のチョイスでございます。見ていただくとBBSLMゴールドホイールの方が上品な貴婦人って感じでして、トライアルファレオウイングFM9のホイールはちょっと出のキャバ嬢ナンバーワンのおねえさんと言う感じですかね。」藤峰店長のたとえにそれを聞いていた、ありさは吹き出した。あら!店長のたとえは的を得てるし、ホイールの事をわかってきたなと心の中で思った。ありさだった。「俺もぱっと出のキャバ嬢に目が行くが上品な貴婦人のほうが好きだな?だからこっちの車にするよ。」お客様はBBSホイールの車をお買い上げになった。ありさは昨日に続きレバンナホイール19インチ4本にミネルバタイヤ225/35/19を4本を組み込んで165000円の値段を貼って店頭に展示した。また、レオンハルトオルデン19インチ8.5j+38ホイール4本にミネルバタイヤ225/35/19、4本を組み込んで40万円の値段を貼ってレバンナホイールの脇に展示した。レバンナホイールを安く見せて販売する手口でありさが良く使う手段であった。また、その隣にWORKVS-XXホイール19インチ8.5j+38をミネルバタイヤ225/35/19、4本を組み込んでレオンハルトオルデンの隣に30万円の値段を貼って展示した、すべてカムリサイズであった。ツラウチになるサイズであった。すべて計算ずくである。そこへ「こんにちは。」と中川がショールームへ入って来た。ありさは作業を中断して中川が店内を歩き回る後ろに付いて歩いた。「これ、ワタナベR8じゃねえか?俺のフェアレディ240z2台とケンメリに付いていたやつじゃねえか?」とありさの顔を見た。「はい。お客様の希望により取り換えました。車はあちらです。」ありさは中川を奥のフェアレディ240z2台とケンメリに案内した。「うわああ!カッコいいホイールに変わったわ。よくあったなこんなホイール?時代物だよ。」中川は驚いた表情を見せて続けた。「社長はホイールとタイヤのソムリエだな?車の見せ方が上手い!何時も感心させられるよ。タイヤを引っ張り薄く見せるやり方俺は嫌いじゃない!計算されたオフセットでツライチかツラウチかだ。俺の車が美人に見えるわ!」中川は腕を組んで感心しっぱなしだった。「みんな私が昔作ったホイールが倉庫で寝てたから目覚めさせただけ。サービス品、金は貰ってない。新品だけど古いから。」ありさは中川を見てニヤリと微笑みを浮かべた。「中川さん。社長室へお金の話でもしましょう。社長室へどうぞ。」ありさは中川の顔を見た。中川を社長室へ案内すると応接室に入り中川をソファーに座ってもらい。ありさは中川の前に座りスマホを出しコーヒーショップエンジェルスに電話をかけてコーヒーセット2つ頼んだ。「中川さん。ご足労おかけいたします。あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。」と立って挨拶をした。中川も立って「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。」と挨拶をした。二人はソファーに座り「お正月から立て続けに3台売れてビックリしました。それもなカップルさんの車だけ、今日カムリ1台ようやく売れまた。」ありさは笑顔で中川を見た。「中川さん。オレンジのフェアレディ240zは仙台の会社員の男性が買ってくれました。ケンメリはつくば市の土地成金が現金払いで買ってくれました。白のフェアレディ240zは土浦の会社員のお姉さまが買いました。お金なんですがフェアレディ240z1台の分は来週にも振り込みます。ローンが銀行と提携のローンだからすぐ現金が入りますが現金払いは納車の時になります。うちもこれから車の仕入れがあるのでなるべく現金は手元に置いて置きたいかな。すいません。ケンメリの900万円は月末まで待っていただきたくお願いします。」ありさは頭を下げた。「うちはいつでも構わん。気にするな!フェアレディ240z1台分の1千9百万円は先週貰っているから。」中川はありさの顔を見て微笑んだ。そこにドアをノックする音がした。ありさは応接室から出てドアを開けた寛子さんが立っていた。「お待ちどう様です。」寛子がありさの顔を見た。「ご苦労様です。ありがとう。」ありさは寛子の顔を見て微笑んだ。応接室のドアを開けて寛子を応接室へ入れコーヒーセット2つを応接室のテーブルの上に置いて貰った。寛子は中川に頭を下げた。「失礼いたしました。」寛子は社長室から出て行った。ありさはソファーに座り「中川さん、どうぞお召しあがり下さい。」ありさは中川にコーヒーセットを勧めた。「いただきます。」中川はコーヒーに口を付けた。「中川さん。明日には、マークXが4台届きます。エアロの塗装と取り付けお願いします。最初白の1台は私が乗ります。届き次第お持ちします。よろしくお願いします。」ありさは中川に頭を下げた。「わかった。すぐに貰っきな。ナルハヤでやるから。白だな?120系マークXの白だな?これから帰ったら塗装する。車高調も持って来い。ついでに付けてやるから。フェアレディ240z2台とケンメリを売ってもらったお礼だ!そうとハヤシストリートホイールとスピードスターホイールの金は?払うよ。請求してくれ!」中川がありさの顔を見た。「あれはサービス品として私があげた物だからお金は要らないよ。」ありさは中川の顔を見た。「だってあれ高いホイールだろう?全部でうん十万円するやろ?」中川は時々エセ関西弁を使う。「するけど貰えんわ!要らんわ!サービス!サービス!」ありさも関西弁になっていた。「わかった。お言葉に甘えまっさ!」中川はありさの顔を見て微笑んだ。「カッコいいマークX作るさかいなあ!」中川のエセ関西弁は止まらない。土浦生まれ土浦育ちなのに?とありさは思った。ミナミの帝王の見すぎだなこれは?と思った。良くインターネットで見ると言っていたから。「中川さん。サンドブラストやった事ある?ホイール磨き?欲しいんだよなあ?ネットで買っても良い品物でっか?」ありさは中川の顔を見た。「あるよ。業者紹介するからネットで買うのは待ちなはれ!リム磨きなら手とポリッシャーで充分やで!サンドブラストは要らへん要らへん。今、ホイールの補修剤良い物あるやさかい。」中川はスマホの画面を見せて補修剤を教えた。「うちで買うから何本かまわすよ。」中川はありさの顔を見て微笑んだ。「ありがとうございます。」ありさは中川に頭を下げた。「社長、うちで販売している軽自動車もカスタマイズして今年から販売するとするから手を貸してくれないか?まずはホイール選びから。お願いします。」中川はありさの顔を見てニヤリ笑った。「わかりました。私で良いのならお力お貸しします。まず、1台貸して下さい。ムーブとかNBOXとかありますか?1台作りましょう。今日見せて下さい。後でエアロとホイール見ておきます。」ありさは中川の顔を見てニヤリ笑った。「これから行くか?うちの店?」中川はありさの顔を見た。「はい。皆さんに渡したい物がありますので行きます。中川さん。これ、ハワイのお土産です。つまらない物ですが。」ありさは中川にハワイのお土産を渡した。「中川さんにはアロハシャツを特別に後チョコレートとパイナップルのケーキです。」ありさは中川の顔を見て優しく微笑んだ。「それでは行きましょう!」ありさはそう言ってお土産の入った袋を持って藤峰店長にハワイのお土産を渡し「これから中川さんの所へ行ってくる。出かける。」と言った。「先ほどのお客様カムリ300万円を買いました。」藤峰店長がありさの顔をみた。「ご苦労様でした。藤峰さん。今年幸先良いですね。」ありさは藤峰の顔を見て優しく微笑んだ。ありさと中川はショールームを出て行った。そして中川のお店に着くと奥さまが珍しくいた。「あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。」と奥さまと工場長と吉澤くんに挨拶をして工場長と吉澤くんにハワイのお土産を渡した。「ありがとうございます。」沢辺と吉澤がありさに頭を下げた。「なあ!うちのは貰ってあるから。」と中川は奥さまに袋を渡した。「社長様ありがとうございます。新婚旅行ですか?羨ましい。私達は沖縄旅行でしたわ。」奥さまはありさと中川の顔を見た。「中川さん、早速、お車の車検証のコピーをいただけますか?」ありさは中川の顔を見た。「夏希、コピー頼む。」中川が奥さまにコピーを頼んだ。「中川さん。2台とは言わず、この、ムーブキャンパス2台とこの白のワゴンRの5台任せて下さい!」ありさは車を指差した。「よかろう!任せた。だいぶ前からうちにある。変えよう。」中川がありさの顔を見た。「夏希、これも頼んだ。」中川が奥さまにコピーを頼んだ。「社長様、お茶でもいかがでしょうか?」奥さまはありさの顔を見て優しく微笑んだ。「はい。いただきます。コピーありがとうございます。」ありさは奥さまからコピーを受け取り椅子に座った。「社長、この車どうするんですか?」工場長沢辺が中川に尋ねた。「これか?明神社長にたのんでカスタマイズのプロデュースしてもらうんだよ。」中川が沢辺の顔を見た。「明神社長の所の車、カスタマイズして売れているだろう?今回はうちも肖ろうとおもってな?それに俺のフェアレディ240z2台とケンメリもセールスしてくれて見事完売した。」中川が沢辺と吉澤の顔を見た。「2000万円の車を2台と1000万円の車を1台か?流石です。ありがとうございました。」沢辺はありさの顔を見て頭を下げた。「奥さま、お茶いただきます。」ありさは奥さまの顔を見た。「どうぞお召しあがり下さい。」奥さまの声がした。ありさは両手で湯飲みを貰ってお茶をすすった。「昼食べたか?車売れたから皆に寿司でも奢ろうか?夏希、寿司政に電話して、上を5人前頼んでくれ!」中川は奥さまに頼んだ。「中川さん。予算はおいくらくらいで?」ありさが中川の顔を見た。「良い物があれば幾らでも良い!任せた。」中川はありさの顔を見た。ありさは頷いた。「請求書は月末に、プロデュース料は無料で。」ありさが中川の顔を見た。「無料は駄目だ。」中川がありさの顔を見て怒った顔を見せた。「1台2000円で5台で10000円でいかがでしょうか?コーヒー代にします。」ありさが中川の顔を見て優しく微笑んだ。「オッケー!決まりだな!」中川かわありさの顔を見て頷いた。その時、寿司政の出前が来た。「いただきます。」皆合掌し箸を持って食べ始めた。「軽自動車に関しては作業はすべてうちでやるからな!社長は時々見に来てくれ。」中川がありさの顔を見た。「そろそろ帰ります。ごちそうさまでした。母親からラインがありました。20クラウンアスリートとロイヤルを50台とマークXを120系と130系50台落札したとの報告がありました。苦戦した模様です。20クラウンアスリートと130系マークXは特にだそうです。」ありさが中川に報告した。「うちでは買った事ない車種だからなあ?難しいだろう?まだ軽自動車は玉があるからな!簡単だ!」中川がありさの顔を見た。「帰るか?頼んだ。気をつけてね。」中川達全員で見送ってくれた。ショールームへ帰ると藤峰店長が近寄り100万円代のカムリ1台と車高調とレバンナホイールがセットで売れた事を言って来た。ありさは報告を聞くと「ご苦労様でした。一番儲かるタイプだな?でかした。」と藤峰店長の肩を2回叩いて笑った。「藤峰さん。私、社長室に籠るからパソコンとにらめっこね。」ありさは藤峰の顔を見て優しく微笑んだ。



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