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どうかしてるわ/obsession  作者: やましたゆずる
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第43章 エンジェル自動車販売の2027年が始まった

ありさは、ショールームを開店させていた。一人でも出来ると踏んだからだ。1月4日の事である。9時に開けてすぐに佐川急便のトラックが入って来た。「アルミホイールのお届けです。」良い男のドライバーが台車に箱4つを積んでショールームへ入って来た。ありさは「新年あけましておめでとうございます。ご苦労様です。当店初荷ですね。今年もよろしく。」とドライバーに笑顔を振り撒きサインした。早速箱を開けると説明通り新品、未使用でピカピカだった。車より高かった。60万円した品物だ。ちゃんとナットとレンチが付いていた。綺麗だがありさは特殊ワックスで磨き始めたら今度はトレーラーが入って来た。荷台にあのワインレッドボディのイカした車が載っていた。運転手が車を駐車場に下ろした。ありさは「ご苦労様です。お急ぎですか?じゃなかったらコーヒーでもいかがでしょうか?」と言うと「遠慮なく。」運転手がありさの顔を見てニコリと笑った。運転手はカウンターに座った。「ラーメンも食べて行きなさい、」と勧めた。「いただきます。」運転手は恐縮そうにありさの顔を見た。「ここのラーメン美味しいから。」ありさはニコリと笑って運転手の顔を見た。「私、作業がありますので行きます、ごゆっくりして下さい。」ありさは伝票にサインをして店を出て駐車場に停めてあった、クラウンをショールームの工場へ運び2ポストリフトにセットした、車を持ち上げた。ありさはBBSスーパーRSホイールをセットし、ミネルバタイヤをはめ込んだ、それを4本やってセットした。やっぱり引っ張りタイヤだった。引っ張りこそ改造車の醍醐味だと思っていた。次はダサいホイールを電動インパクトで外した。19インチホイールだった。今度のBBSスーパーRSホイールは20インチホイールだったからアライメントが必用だと思った。そしてBBSスーパーRSホイールを組み込んで電動インパクトである線まで締め車を下ろした。その時、トレーラー運転手が「ごちそうさまでした。ラーメンうまかったったす!帰ります。」と言いに来た。「ご苦労様でした。」ありさは声をかけて、右手を挙げた。トレーラーは出て行った。ありさは作業を再開し、手動のインパクトレンチでもう一度カチと言うまでナットを締めた。長年の感で圧力はわかっていた。4本全て終わると車高調で3センチ下げホイールのオフセットもバッチリでツライチになった。アライメントの機械で4輪アライメントをして正常か確認した。計算通り最高の出来だった。自分の車を作るのは最高の気分であった。なかなかカッコいい20系クラウンの出来上がりだった。それを眺めニヤニヤしているのを鈴木実の霊と岸本真由子の霊がニヤニヤして見ていた。「ありさの今度の相棒はあの車か。カッコいいなぁ!」鈴木実の霊がつぶやいた。それがありさに聞こえた。「鈴木さん、ありがとう。後でドライブ行こうか?」ありさは鈴木実の霊をドライブに誘った。そしてお昼になり、コーヒーショップエンジェルスへお昼ご飯を食べに行くと男性が一人でコーヒーを飲みながら寛子さんと談笑していた。「噂をしていたら社長が来たわよ。」寛子が男性に言うと男性はありさの顔を見て会釈をした。「こんにちは。」ありさは声をかけると「今朝早く出て仙台からあのオレンジのフェアレディ240zを見に来ました。ヤフオクで見ました。」男性は笑顔でありさを見た。「早く見たいだろう?寛子さんお昼は後にするわ。お客様優先。また、後で来ます。よろしく。」ありさは男性とお店を後にしてショールームへ向かった。男性はオレンジのフェアレディ240zに近づき間近で拝むようにフェアレディ240zを見ると「やっぱり良い車ですね。来た甲斐あります。最高です。気に入りました。買います。」男性は即決した。「これ、車検あるから試乗した上で、決めたら良いじゃない?高速道路走ろうよ。」ありさは男性を誘った。男性は「はい。」と返事をした。するとありさはショールームからフェアレディ240zを出した。鍵を締め外出の看板を立て男性とフェアレディ240zに乗り込んで走り出した。「最高です。気に入りました。」男性は興奮しながら運転して土浦北インターから水戸まで高速道路を走った制限速度を守りなからアクセルを踏んだ。「この車は私がコレクションで持って車なのよ。8年前、東京都奥多摩の50歳のおっちゃんから1000万円でローンで買ったのよ。根岸重幸さんと言ってね。その当時の1000万円は高かった思い出はあるわ。そして、2年前、私の友達早川さちよって女性が買ってくれたのよ。だから前のオーナーは女性よ。その女性が中古車に売って、うちで販売を頼まれたと言う経緯ね。だからちゃんとした車で5万キロも実走行よ。メーター改ざん車ではない。事故車でもない。お買い得ね。なかなかフェアレディ240zはないからね。うちに3台あったのよ。後1台はうちにある白の240zね後1台は九州に行っちゃた。私が乗っていたマルーンの240zね。この車買ってくれたらハヤシストリート15インチの8.5j-20と9j-14深リムをを新品タイヤを付けてサービスするわよ。時々気分で変えたら良いと思う。このワタナへR8も似合うけどハヤシストリートも捨てたもんじゃないわよ。」ありさは男性の横顔を見た。男性は「買います。ローン組めますか?」男性がありさの横顔を見た。ありさは落ちたと心の中でニンマリしていた。「あなた、ブラックじゃないですか?でもブラックでもうちの自社ローンってあるから大丈夫です。そっちの方が金利安いからお勧めします。」ありさは男性の横顔を見た。「それではそちらで。」男性もありさの横顔を見た。土浦北インターを出てショールームへ戻ると母親の充希が居た。「あら!お母さん。来ていたの!」ありさは充希の顔を見てニコリ笑った。「お母さん。応接室に座っていてね、私、お客様と契約するから。」ありさは充希の顔を見てニコリ笑った。「正月早々車売れたのね。幸先良いじゃない。ありさ。」充希はありさの顔を見て優しく微笑んだ。ありさはまず、倉庫へ走り、ハヤシストリートホイールとアプタニー195/50/15のタイヤを台車に載せ運んできた。その場でホイールとタイヤを組み込んでフェアレディ240zにあてがって、ヨコから二人で眺めてニヤニヤしながらそれを見た。「なかなか、良いでしょう。私が根岸さんから10万円で買ったホイールよ、タイヤは中国製タイヤのアプタニー195/50/15引っ張りタイヤだけどそんな酷いタイヤじゃないわ。」ありさは男性の顔を見た。「うん。ハヤシストリートホイールも悪くない。ありがとうございます。契約しましょう。契約してないから僕の車じゃない気がします。」男性はありさの顔を見た。「そうね。あちらの椅子にお座りください。契約書だします。遅れまして、私こう言う者です。社長の明神ありさと申します。この度はお買い上げありがとうございます。」ありさは頭を下げて名刺を男性に渡した。「私は甲本章てと申します。会社員です。仙台の名物笹かまぼこの鐘崎の社員です。笹かまぼこを作る職人です。30歳です。」男性の名前がわかった。「ちゃんとした会社にお勤めですね。これでローンが通ります。安心です。こちらに記入してください。なるべく正確にお願いします。「ここの車はみんな渋いですね。あの黒のカムリやあの18クラウンやワインレッドボディの20系クラウンなんか渋いです。あのスカイラインクーペもカッコいいなぁ!社長さんのお車ですか?BBSホイールが好きなんですか?BBSスーパーRSやBBSLMゴールドも良いです。僕も好きなんですけど値段が高くて手がでません。カムリだけはオルデンなんですね。なぜですか?」甲本がありさね顔を見た。「なんでかって?私カムリ2台持っていたんですよ。1台お客様がどうしても欲しいというので売ってしまいました。その車にはBBSLMゴールドが付いていたので2台目は自動車工場の社長さんのカムリがオルデンを付けていてカッコ良かったのでマネしました。あの20系クラウンの色は純正ですか?」甲本がありさの顔を見た。「はい。純正色ですよ3Q3です。」ありさは甲本の顔を見て優しく微笑んだ。「それ今朝出来たばかりなんですよ。まだ乗ってません。」ありさは甲本の顔を見て優しく微笑んだ。「そうなんですか?他の社員の方々はまだお休みなんてすか?」甲本は周りを見て言った。「はい。11日からです。本日は私だけです。それと会長の母親と二人だけです。」ありさは甲本の顔を見た。「書き終わりました。こちらで!」甲本がありさの顔を見た。「甲本様、身分証ありますか?免許証で構いません。ローン審査に使います。コピーよろしいでしょうか?後こちらねまるが付いた書類を送って下さい。住民票、印鑑証明、車庫の地図詳しく書いてください。甲本様はマンション住まいと言う事なので駐車場の停める番号を必ず書いて下さい。後希望ナンバーありますか?お伺いしたいのですが無料サービスです。」ありさは甲本の顔見て優しく微笑んだ。「30でお願いします。」甲本はありさの顔を見てニヤリと笑った。「s30の30ですね。わかりやすい。」ありさは甲本の顔を見てニヤリ笑った。「社長さんお昼まだでしたよね。すいません。」甲本は思い出したなように言った。「いや気にしないでください。お客様優先ですから」ありさは甲本の顔を見た。「甲本様ローンの回数が記入されていませんが?120回まで可能ですが?」ありさは甲本の目を見つめた。「年利1.パーセントなので年諸費税込みで33万円になり10年ですと330万円になりますが、月々19417円になります。いかがでしょうか?金利には諸費税が付きますが車両は諸費税込みになります。」ありさは細かく説明した。「納車は月末になります。お届けいたしますが?いかがでしょうか?」ありさの甲本の目を見つめた。甲本は「取りに来ます。」一言だけ言った。「整備点検付き車検は来年5月まであります。」ありさは甲本の顔を見て優しく微笑んだ。「書類は来週にも送ります。ありがとうございました。失礼します。」甲本は席を立って駐車場のオレンジのトヨタ86の乗り込んだ。ありさはそれを見て根っからのスポーツカー好きなんだと思った。ホイールはロクサーニブラスターファイブだった。決まっていた。よほどの車好きと見た。「お母さん。お待ちどう様終わりました。コーヒーショップエンジェルスへ行かない。私お腹ペコペコだよ。お母さんも何か食べれば?」ありさが言うと充希は立ち上がり、応接室をでてコーヒーショップエンジェルスへ向かった。母親が先にコーヒーショップエンジェルスへ入った。ありさはショールームの鍵を閉めてから後から入った。「お母さん。ラーメン美味しいよ。味噌ラーメン食べよ。」ありさが母親の顔を見ると頷いたので「味噌ラーメン2つお願いします。後コーヒーは食後でお願いします。」ありさが注文した。「社長、あの男性車契約したの?2000万円の車」寛子がありさの顔を見ると「売れたわ。幸先良いスタートだわ。でもうちには100万円しか入らないけど?」ありさは寛子の顔を見ると残念そうな顔をしていた。「ありさ、あの20000万円の車売れたの?それとワインレッドボディの20系クラウン買ったの?」充希はありさの顔を見た。「売れたし、買った。あのクラウンは50万円で買ったのよ、ヤフオク見ていたら欲しくなっちゃって!即決したわ?ホイールも60万円で即決したのよ。合計110万円ね。今回のフェアレディ240z売れた利益はマイナスね。今回クラウンに付いていたホイールとタイヤをヤフオクで7万で売ればマイナス3万円ね。陸送代は無料になったし、良い買い物だったよ。」ありさはあっけらかんと充希の顔を見た。「これからエアロとか塗装とかかかるから3万円じゃすまないね。」充希はありさの顔を見て呆れた。「私が今日来たのはあなたが今朝言っていた。マークXと20系クラウンの件よ、調べたけど落札金額にバラ付きがあって面白そうよ。賛成だわ。それと実車見たらますます売れそうだわ。なかなか、良い車じゃない。20系クラウンアスリートね後ロイヤルサルーンがあるわねハイブリッドもある。マークXは120系は安売りの対象ね。130系で儲けさせて貰う。特にカスタマイズ車は売れそうだわ。いいわね。これからオークションやってみるから今日から始まってるからオークションは。」その時ラーメンが来た。「お待ちどう様でした。豚骨味噌チャーシュー2丁お待ち。」寛子が二人の前にラーメンを置いた。「いただきます。」二人は合掌し箸を持ってラーメンをすすった。「美味しいわね。本格的にラーメン屋さんだね。」充希が褒めた。「今日のラーメンの注文はどうでしたか?」ありさが寛子に聞くと「今日はさっぱり駄目だわ。仕方がない。だって車屋さん休みなんだもの。」寛子の顔は曇っていた。「後でお客様呼んであげるよ。4、5人だけど。」ありさが寛子の顔を見た。「ありがとうございます。」寛子の顔が明るくなった。「ごちそうさまでした。」二人は合掌し箸を置いた。するとコーヒーがすうーっとでて来た。ありさはスマホでヤフオクで20系クラウンを探した。1台、まだ、50000円のクラウンがあったからありさは入札した。たぶん最後まで入札するタイプだとわかってやった。後は100000円のクラウンに入札した。マークXも120系は20万円代からあった。4台入札して様子を見る事にした。30万円代の4台も入札した。駄目もとだ。BBSLMも2本だけ出品も綺麗な物は入札すると今年から決めた。1本でも合わせて4本にすれば良いと割り切った。入札して様子を見る落札できればラッキーと思いゲーム感覚だった。母親が事務所へ帰ってパソコンを開けるからありさのパソコンを貸してくれとたのんで来た。「オッケーを出した。」ありさコーヒーわを飲みながら中川と赤池を呼び出した。中川には社員も連れて来いと頼んだ。30分すると全員そろった。まず新年の挨拶をして、中川と赤池にご祝儀のお礼をいってハワイのお土産を全員に渡した。後ラーメンを食べるように勧めた。それと中川にオレンジのフェアレディ240zが売れた事を伝えると驚いていた。「お金は明日の午後にも入金します。19000万円。よろしくお願いします。それとシゴトの話ですが今年はあそこにあります。ワインレッドボディの20系クラウンを販売いたします。後マークXの2機種です。後でエアロを落札いたします、続々と中川自動車販売への納品がされます。塗装よろしくお願いします。車高調はうちで取り付けいたします。作業工程は前回と同じです。持ち回りで行きます。」ありさは中川と沢辺と吉澤の顔を見た。「それと赤池さん。ご祝儀の10万円はどうしましたか?あんな大金無職のあなたには到底払える額ではありません、うれしく頂戴いたしますが?」ありさは赤池の顔を見ると赤池は気まずそうに身体をもじもじさせて重い口を開いた。「おたくから頂いたダイヤをヤフオクやメルカリで販売店した金です。後スロットで儲けた金も入っております。元々は社長さんの金ですから戻したまでです。」赤池は暴露した。「やっぱり、そうだったのね。今度は自分の為に使いなさい。オシャレしたり、美味しい物食べたりね。今、裏に廃タイヤたくさんありますがはとんどが片べり中国製タイヤで使い物になりませんが、1つだけ方法があります。すべて方向性つきのタイヤですがドリフト専用でヤフオクにだしてみてはいかがでしょうか?1本500円4本で2000円ならいけると思いますよ。ただ、ドリフト限定で販売してね。通常では使用できないので。それだけは守ってくれるなら持って行って良いわよ。全部持って行きなさい。美味しい物で思い出した。今日皆さんに来てもらったのはここエンジェルスでラーメンを出す事になったのその試食をお願いしたくて呼んだのよ。さあ、食べて食べて。」ありさは皆の顔を見ると寛子が全員にラーメンを振舞った。「いただきます。」皆、合掌し箸を持ってラーメンをすすった。「美味いっす。」赤池が唸った。「あのワインレッドボディの20系クラウン社長がつくったんですか?渋いですね。なかなか見ないカラーです。センスありますね。流石です。」中川が笑顔で褒めた。「私はホイールとタイヤを変えただけよ。後は買った時のままだわ。車両50万円。BBSスーパーRSホイールとタイヤで63万円よ。アルミホイールとタイヤの方が高いのよ。笑っちゃうわよね!」ありさは笑った。「すべて、ヤフオクよ。これから私が乗り回すけど試乗車両になります。中川さんには近いうちにマークXを作ってもらいたいわ。よろしくお願いします。」ありさは中川の顔を見てニコリ笑った。「任せてくれ!チョチョイよ!」中川はありさの顔をまてニヤリ笑った。その時スマホが鳴り、マークX120系を20万円で落札したと報告があった。中川にそれを知らせると社長、「20万円ですか?大丈夫ですか?その車両?」中川は心配したが「大丈夫よ、車検も1年付いているし試乗車両には持ってこいだわ。ウフフ!」ありさは中川の顔を見て笑った。「この、ラーメン美味いっす。」中川が言った。「社長に言ってあげなさい。思考錯誤で完成させたねだから。」ありさが言うと中川は社長に「本気で美味いっす。これから食べに来ます。」中川は幸三の顔を見てニコリ笑った。幸三は苦笑いを浮かべて「いやどうも。ありがとうございます。」と中川に頭を下げた。そして「ごちそうさまでした。」と合掌し箸を置いて頭を下げ「又来ます。」と声をかけて四人は帰って行った。みんなwinwinの1日だった。新年の4日の出来事だった。




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