第42章 お店は忙しく意外な車が売れた
翌日、一真のマンションから母親の充希に電話をした。「お母さん。今日からマークXと20系クラウンの落札お願いします。台数はまかせる。どちらも30台あれば良いかな?すでにマークX1台ヤフオクで落札したし!あとは任せた。お母さん。」ありさは言う事だけ言って電話を切った。「ありさ、あのワインレッドボディの車買ったのか?」一真がありさに聞いて来た。「うん。買った。試乗車両として買った。」ありさは一真の顔を見た。「良い車だな?高かったんじゃないか?」一真が尋ねると「嫌!50万円だよ。BBSホイールの方が高いよ。」ありさは一真の顔を見てドヤ顔を見せた。「だいぶ安かったな?買い物上手いなありさ!行って来ます。」一真はそう言って病院に出勤して行った。ありさも会社に行こうとワインレッドボディの20クラウンに乗り込んで出勤したが昨日、鈴木実の霊とドライブ行く約束を忘れていた事に気がついた。朝一番で行こうと思い車を運転した。店に着くとコーヒーショップエンジェルスは開店していた。「おはよう。」と声をかけてショールームへ入った。「鈴木さん。居る!」ありさは鈴木実の霊を探した。「おはようございます。こっちです。」フェアレディ240zの脇に立っていた。「なんですか?」鈴木実の霊がありさの顔を見た。「昨日、あなたとの約束忘れていたね。ドライブ行かないと駄目じゃない?これから行かない?高速道路飛ばそう!」ありさは鈴木実の霊の顔を見た。「昨日、言おうか迷ったんですが忙しくしていたので遠慮しました。それでは連れて行って下さい。岸本真由子さんも一緒にいいですか?」鈴木実の霊はありさの顔を見た。「良いに決まっているじゃない。あんたら出来てるの?」ありさは良からぬ想像をし微笑んだ。「それでは出発します。」三人はショールームを出てありさのワインレッドボディの20クラウンに乗った。鈴木実の霊と岸本真由子の霊は後部座席に乗った。ありさはアクセルを踏んで駐車場を出た。土浦北インターから高速道路に入った。ETCを通過し本線に入るとありさはアクセルを踏み込んだ。スピードにのって風を切る音が激しくなった。すると鈴木実の霊が「今日もフェアレディ240zとケンメリが売れますよ。昨晩56人で売れるように願ったから。間違いなくフェアレディ240zは若い女性のお客様でケンメリは年配の男性ですよ。今日も忙しくなりそうです。」鈴木実の霊が言った。千代田サービスエリアでトイレ休憩をとりありさがトイレを出るて鈴木実の霊と岸本真由子の霊が見知らぬ男女の霊とトイレの前て談笑していた。「どうした。」ありさが鈴木実の霊に尋ねると「この人達あそこの出口で後ろからトレーラーに追突されて死んだんだって、地縛霊になってこのサービスエリアから出られないらしい。久しぶりに霊に会えたから僕達に声をかけてくれたんだって。」鈴木実の霊が教えてくれた。まだ若そうなカップルだった。ありさは二人にハワイで買ったパイナップルの飴をあげた。「その飴、ハワイのお土産なんだよ。あんた達も生きていたらハワイへ新婚旅行へ行っていたかもね。」ありさが二人に言うと「私はイタリアに行きたかった。」と抜かしやがったから「あら!そう!残念やったわね。ご愁傷様でした。」と彼女の顔を見てイヤミを言った。そして三人はカップルの霊と別れ水戸へ向かった。水戸でUターンして会社に戻るとコーヒーショップエンジェルスに年配の夫婦がコーヒーを飲んでいた。寛子さんがありさを呼びとめた。「社長、お宅のお客様がお待ちでした。」と言った。「お待ちどう様でした。只今戻りました。」エンジェルスのお客様に挨拶をした。皆には鈴木実の霊と岸本真由子の霊は見えない。お客様をショールームへご案内した。お客様は「コレだコレ!」と言ってオレンジのケンメリに近ずいた。「ヤフオクに出ていた、ケンメリだ。」男性は食い入るようにケンメリを眺めた。「あなたが欲しかった車ね。」奥さんらしき女性が言った。「そうだ、コレなんだよ。当時あった、四とうヘッドライトグリルが最高だよ。そして、この薄めのオレンジが良い!俺が18歳の頃先輩が乗っていたケンメリだよ。憧れだった。これ、1000万円ですか?高くありません。」男性がありさに聞いた。「全然高くはないですよ。エンジンはL28に改装して公認を受けております。前後ディスクブレーキになつて、エアコンも付いてますから。お安いくらいです。デフも入ってます。この車は私が19歳の時に埼玉県川越の中野博さんという方から当時300万円で譲りうけた物です.私のコレクションの1台でした。2年前に現在のオーナーに売却しまして、今のオーナーは自動車販売の社長様で大切に整備しなが乗られておりました。当然無事故、メーター改ざん車ではありません。ご安心して乗っていただけます。.」ありさはセールスをすると「このケンメリは試乗可能ですか?」男性が尋ねた。「勿論可能です。よれしければ高速道路を飛ばして見ますか?」ありさは男性の顔を見た。完全に落ちそうだった。ありさは鍵を取ってくるとエンジンをかけた。社外のディアルマフラーとソレックス40パイがウネリをあげた。「ゴオーゴオー」と息を吹き返したかのようだった。男性にエンジンルームを見せた。エンジンのヘッドカバーが赤くなっていた。L2800だ、赤のプラグコードとクスコのタワーバーにテインの車高調が付いていた。「このエンジンは当時最強でした。」ありさは男性の顔を見ると頷いていた。「それでは試乗に出ますか?」三人はケンメリに乗り込んだ。ありさは運転席でショールームからケンメリを駐車場に出した。ありさは一旦降りてショールームの鍵を閉めて車の助手席に乗った、ETCカードを挿入した。車は駐車場を出て高速道路へ向かった。土浦北インターから高速道路へ入った。アクセルを踏むとソレックス40パイがゴオーと音を立て走った。今度は千代田サービスエリアをパスして水戸まで突っ走り水戸でUターンしてショールームへ帰って来た。男性つねに興奮しなが、運転していた。駐車場に着くや「わしはこれ!気に入った!買った!」と叫んだ。奥さんはずっと無言だった。商談席に座ると「申し遅れました。私はこう言う者です。」ありさは男性に名刺を渡した。「社長様でおわられましたか?ビックリした。」男性が驚いた顔を見せた。「私は栃木県宇都宮から来ました。山田太郎と申します。ヤフオクでこの車に一目ぼれいたしまして本日伺いました。このケンメリ、私が買います。」山田はありさの顔を見てニコリ笑った。「山田様、ありがとうございます。この度、即決と言う事でこちらもサービスとしまして、新品ホイールとタイヤ13万円相当をサービスにお付けいたします。こちらの契約書にご記入して下さい。」ありさは契約書をボールペンを出し倉庫へ向かった。ありさは倉庫からスピードスターマーク3のフロント8.5j-2とリア9.5j-20とアプタニータイヤ195/50/15を台車に載せショールームまで運んでくると社長室に入りエンジ色のつなぎに着替えて手袋をし出て来た。すると工場に入りアルミホイールをチェンジャーにセットした。タイヤを入れ始め、4本すべてを入れ終えて、ケンメリにあてがった。山田様を呼んで遠めから車に合っているか確認した。「山田様。いかがでしょうか?このスピードスターマーク3と中国製タイヤアプタニー195/50/15を4本サービスいたします。今のワタナベR8も良いですが私はこちらの深リムホイールの方が好きです、真ん中の星がオレンジなのは私がこの車用に作った物です。フロント8.5j-2とリア9.5j-20jです。どういたしますか?組み換えるなら今がチャンスですよ。無料でやります。」ありさは山田の顔を見ると変えたそうな顔をしていたから「やりましょう。」ありさが背中を押した。「はい。取り換えて下さい!」山田が言った。ありさは2ポストリフトに車を乗せ車をあげた。電動インパクトでホイールを外し、スピードスターマーク3を入れ替えた。車高調で4センチ下げてツライチにしたらめっちゃカッコ良くなった。ありさがやろうとしていたこの車が実現した瞬間であった。ありさは笑みを浮かべた。達成感があふれた。「山田様車が出来上がりました。御覧下さい。なかなかカッコ良くなりましたね。車高を4センチ下げました。ツライチです、これで車検は通ります。車体とホイールがマッチしてますね。奥さんどうですか?」ありさが尋ねると「私は分からない。」と言ったきり黙った。反対だったのかな?ありさは思ったが車の購入自体反対だったとこの後気づく。「山田様、書類は記入終わりましたか?確認いたします。」ありさが確認した所、現金払いの所にまるがあった。「山田様、現金払いでよろしいですか。ローンってものもございますが?後、ご用意していただきたい物が住民票、印鑑証明、車庫の地図です。ご自宅ですね。お庭のこの辺に停めるとかガレージがあれば、ガレージのココとか詳しく書いて下さい。希望ナンバーをサービスしております。希望ナンバーありますか?」ありさが山田様の目を見つめた。「ありがとうございました。」ありさは頭を深く下げて二人を見送った。山田様は黒のベンツに乗り帰って行った。ありさはコーヒーショップエンジェルスに行ってコーヒーを頼んだ、チョコレートケーキセットにした。「社長、車売れたんですか?」寛子さんが尋ねて来た。「はい。売れました。ネット見て来てますね。昨日も今日もヤフオクです。今日は1000万円の車です。あまり売りたくない車なんですが?」ありさは暗い表情を見せた。「コーヒーお待ちどう様。」寛子さんがコーヒーを出した。「ありがとう。」ありさは寛子さんの顔を見てニコリ笑った、スマホをチェックするとマークXの4台を落札していた。20万円台の白が2台と黒が1台とシルバーが1台120系マークX初期型だ。ありさは白のマークXに乗る事に決めた。社用車だ。V36スカイラインクーペと18クラウンアスリートは販売しようと決めた。フェアレディ240zとケンメリのスペースに展示を考えていた。鈴木実の霊に話ではフェアレディ240zも売れると言っていたからこれからお客様が来るのかと駐車場を見ていたら男女のカップルがありさのワインレッドボディの20系クラウンを覗き込んでいたのが見えた。ありさはお客様たと思い急いでコーヒーを飲み干し伝票にサインをしてお店を出てショールームへと帰った。ありさはレバンナホイールにタイヤをはめ込んでいると先ほどのカップルがショールームへ入って来てフェアレディ240zに向かって歩いて行った。女性が「これとこれ売約済みだってさあ!このフェアレディ240zもヤバくねえ!うけるー?今日契約しないと駄目かな?」と言って笑った。「だってこれが欲しくて、つくばまで来たんだろう?買っちゃえよ。2000万円なら買いだよ。株儲かっているし、俺も助けるから。」男性が彼女に言ったのがありさに聞こえた。「いらっしゃいませ。」ありさは二人に声をかけた。「ヤフオク見て来たんですよ。このフェアレディ240zに惚れちゃって千葉県館山から。」女性がありさの顔を見て言った。「私はこう言う者です。」名刺を女性に手渡した。「社長さん、でしたか?」女性はありさの顔をマジマジと見た。「このフェアレディ240zカッコ良いですよね。白に黒のオーバーフェンダーそれなワタナベR8黒なんてカッチョよすぎ!」女性が
言った「私これ、運転する自信ないんだけどー!前見えねえしー。」女性はオチャラケていた。「乗ってみますか?どうぞ。」ありさはドアを開けたら女性が運転席に座りステアリングを握った。「どう?私カッチョ良い?みなみカッチョ良い?マサくんどうよ。」女性が彼氏に聞いた。「カッチョ良いよ。みなみならなんでも似合うよ。店長さんいかがでしょうか?」彼氏がありさに尋ねて来た。「女性がフェアレディ240z乗っていろと男性から注目の的になりますよ。私も乗っていましたから?ウフフ!」ありさは彼氏の顔を見て本当の事を話して笑った。「なかなかお似合いですよ。このオレンジのフェアレディ240zは男性が買われました。来月には仙台行きです。」ありさは彼氏の顔を見て優しく微笑んだ。「試乗しますか?高速道路飛ばしましょ?」ありさは彼女の顔を見て優しく微笑んだ。「良いですか?嬉しい。喜んでお願いします。」女性がありさの顔を見て笑顔で喜んだ。彼氏はその時カムリを見ていた。青のカスタマイズされたカムリだ。ワイドボディにWORKエキップe05クロームメッキのホイールの車を「このカムリも渋いですね。僕のカムリと全然違います。僕のはどノーマルなんです。これ、500万円するか?買いたいなあ?カムリの下取りはしてくれるんですか?」彼氏がありさの顔を見て尋ねた、「はい。致します。グレードによって買い取り金額が変わります。ちなみにお持ちのグレードを教えてください!。」ありさが答えた。「2023年WSレザーパッケージの青です。距離は18000キロ。」彼氏が自分の車の内容を話た。「ありがとうございます。それなら良いお値段が提示出来ると思います。お時間のある時、一度お車を見せて下さい。それから金額をお出しします。」ありさが答えた。ありさはフェアレディ240zのエンジンをかけてショールームから駐車場へフェアレディ240zを移動させた。「試乗に行きますよ!車に乗って下さい。」ありさは二人に向かって言ってショールームの鍵を閉めた。三人は出かけた。運転はみなみと言う彼女がしてマサくんが助手席にありさは後部座席に座るたまたま2パイ2の車でラッキーだった。オレンジのフェアレディ240zは2人乗り、「彼女さん、運転上手いじゃない?大丈夫ね。」ありさが言うと彼女が「私今、スバルのBRZに乗っているからスポーツカーはお手のものよ。それと私、JR東日本の電車の運転手なんですよ。マサくんは東海道新幹線の運転手でエリートです。私は常磐線と山手線です。私は家は土浦でレンコン農家で金持ちなんだけど、車には金はがさない!って言われてるから自分でローン払います。ローン出来ますか?」みなみがありさに聞いた。「あなたJR東日本の社員何でしょ?勿論ローン可能だわ。ただ、自社ローンにした方が金利安いから1.5%だから20000万円だとそっちの方がいいかも。後で計算してみるね、」ありさがみなみに言った。「マサくん。このフェアレディ240z気に入った。最高だよ。運転しやすいし、ただパワステじゃないから重い。それが難点ね。でも買うわこの車。決めた。納車は何時頃になる?」みなみはありさに尋ねた。「早くても今月末ね。良いかしら。」ありさがみなみに尋ねた。「良いわ。店長さん素敵な人だから許す。アハハハ!」みなみは照れ隠しか最後に大声で笑った。車は土浦北インターを降りてショールームへ向かって走った。ショールームに着くとありさに運転を変わりショールームへと車を入れた。三人は商談席に座り、ありさが契約書とボールペンをみなみの前に出した。「分かる範囲でいいから記入して下さい。それと今回は別の新品ホイールとタイヤをサービスいたします。私があのフェアレディ240zの為に作らせたホイールです。スピードスターマーク1です。15インチでタイヤは中国製になりますがアプタニー195/50/15を総額15万円のサービスです。ホイール見て見ますか?持ってきます。みなみさんは書類を記入して下さい。」ありさはそう言って席を立った。倉庫からホイールとタイヤを台車に積んで運んでくるとホイールチェンジャーでホイールとタイヤを組み込んだ。それを車に合わせた。三人で遠めからスタイルをみた。ありさのチョイスは間違いではなかった。なかなか良い感じだった。「どうですか?私はこちらの方が好きですよ。深リムでカッコいいと思いませんか?」ありさの顔は朗らかだった。「こちらにしますか?やるなら今です。取り付けサービスです。車高も3センチ下げます。」ありさはみなみの顔を見つめた。「その、ピカピカホイールの方が良い感じかもね。交換して。」みなみがありさの顔を見て言った。ありさは2ポストリフトで車をあげて電動インパクトで4本ねホイールを外した。車高調を3センチ下げて新しいスピードスターマーク1を取り付けた。ツライチになった。計算どうりそれを見てありさはニヤリ笑った。赤のアルミナットをサービスとして付けた。手動インパクトレンチでカチッというまで圧力をかけナットを閉めた。ワタナベR8はお店のアルミホイールコーナーの一角に並べて置いた。それが3セットあった。フェアレディ240z2台分とケンメリ1台の物だ。納車の時渡す。これで契約は終わった。みなみは自社ローン120回払いにした。BRZを下取りにすると言い出したのでありさが査定をしに駐車場まで降りてBRZをを良く見た。24年の2.0Rだったから即決で100万円を提示した。それにフェアレディ240zを買ってくれたお礼とし10万円をプラスして110万円の値段を付けた。多分何処でも100万円だろう?ありさは心の中で思った。二人はそれでオッケーをした。交渉成立してみなみのフェアレディ240zは18900000円になった。それでローンを組み直した。二人は帰路についた。ありさは本日3000万円の商いを一人でした。みなみの名前は榊原みなみで31歳JR東日本の社員で電車の運転手、男性は北条正典38歳.新幹線の運転手でエリートだった。




