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どうかしてるわ/obsession  作者: やましたゆずる
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第38章 年末商戦に間に合った車達

週が明けた月曜日に母親の充希がエンジェル自動車販売のショールームに姿を出した。珍しい事であった。一真の母親がカムリを見に来ると言う事だった。充希は午前中はオークションで成果をあげていた。その報告を兼ねての来店だった。「こんにちは!忙しそうね。お客様も何人かご来店されてて何よりだわ。あんた、コーヒーショップで話をしない?」充希はありさに声をかけた。ありさはエンジ色のつなぎを着てカムリに車高調を付けていた。午後1時を回っていた。「お母さん。コーヒーショップに行きましょう。」ありさは作業を辞めて手を洗ってコーヒーショップに母親と入った。テラス席に座った。そこに一真の母親の理恵が慶次で現れた。「理恵さん。こっち!こっち!」と充希が理恵に手を振った。理恵はすぐに気づき二人に合流した。「私もコーヒーいただこうかしら?」理恵がありさの顔を見た。ありさはメニューを渡すと理恵はエスプレッソを頼んだ。コーヒーショップの田島寛子が注文を取ると厨房の旦那の田島幸三に注文を伝えた。この夫婦はありさが口説いて連れてきてここに店を提供した。田島夫婦は土浦で喫茶店をやっていたが土浦の街が寂れて閉店しかけていた所をありさがスカウトしていた。家賃は無料でやってもらっていた。軽い軽食もある。ナポリタンとオムライスと焼きそばが好評であった。従業員達は会社持ちで利用出来た。付けでサインするだけのシステムであったから気軽に利用していた。福利厚生だった。「お母様、いらっしゃいませ。お車の用意は出来ております。後で御覧下さい!」ありさが理恵の顔を見て優しく微笑んだ。「ありがとう。ありささん。」理恵はありさの顔を見て笑顔を見せた。そこにエスプレッソが3つ届いた。「寛子さん、儲かっていますか?」ありさかま寛子の顔を見て静かに微笑んだ。「お陰様でボチボチです。」寛子は笑顔でありさの顔を見た。「なんか、困り事があったらいつでも相談にのるからね。遠慮なく言って頂戴。」ありさは寛子の顔を見て優しく微笑んだ。「いつもありがとうございます。」寛子はトレーを持って違う客へ注文を取りに行った。「なかなか、感じの良い方ね。おいくつ?」充希がありさに尋ねた。「私と同じ歳よ。26歳。」ありさは母親の顔を見てニンマリした。「お母さん。今日はオークションどうでした。」ありさは母親の顔を見て尋ねた。「落札しまくったわ。18クラウンを30台、カムリを30台、スカイラインを20台、スカイラインは安い20万円から18クラウンも20万円からあなたに頼まれたカラーのクラウンはなかったけどRランクの白のクラウンアスリート20万円と赤のV36スカイラインクーペ20万円で落札したからそれをカスタマイズしてあなたは乗りなさい。デモカーにはもって来いよ。良くなるわよ。あなたがつくれば!所で36.37スカイラインクーペを10台と37スカイラインセダンを10台仕入れたけど良かった?来襲には納品されるわよ。18クラウンはアスリートからロイヤルまで幅広く4000から2500までのハイブリッド中心に買ったから、37スカイラインセダンもすべてハイブリッドね。クーペは37GTね。年式が年式だけに全体的に安く仕入れられる。Rランクが多いから整備しないと売れないわね。カムリようにはいかないわよ。でも今回は勉強になったわ。18クラウンは競り合ったけどスカイラインは私一人だけが多かった。だから安く買えたわ。後あなた次第ねどう生まれ変わるか楽しみね。ありさ!」充希はニヤリ笑ってありさを見た。その会話を聞いていた理恵が「あなた達楽しいそうね。羨ましい!」理恵は二人の顔をじっと見つめた。「ありささん。私の車見せてくれない?楽しみで!」理恵はコーヒーを飲み終わるとありさの顔を見てニコニコしながら言った。「それではショールームへとご案内いたします。お母様。」ありさは伝票にサラサラとサインをすると席を立って理恵をショールームへと案内しすると、従業員達が一斉に「いらっしゃいませ!」と理恵と充希に挨拶をした。「こちらの赤のカムリが私共がお母様の為に作ったカムリです。社長で5センチ低くして、WORKエキップe05シルバーでかんぜん武装したこの世に1台のお車です。こちらの足元にはLEDのスカッフプレートを付けております。夜は綺麗です。内装は黒の本革シートです。お値段は車両が400万円で諸費用が10万円で希望ナンバーサービスいたします。何番がよろしいですか?」ありさは理恵の顔を覗いた。「それでは、1107でお願いします。」理恵はありさの顔を見てニヤリと笑った。「お母様、良い女ですか?いやどーも?私の友達も1107ですよ。さちよっていいます。」ありさと充希はニヤニヤしてお互いの顔を見た。「お母様、気に入ってもらえましたか?後この後、担当が代わります。結城さん。コッソリに来て頂戴。お客様に説明して、あなた、今月の販売台数10日で1台でしょう?これ、あなたの売り上げにカウントしていいわよ。」ありさは結城の顔を見て優しく微笑んだ。「社長、ありがとうございます。」結城はありさの顔を笑顔で見た。それで車の取り扱いを詳しく説明した。「お母様、私はこれで失礼します。ありがとうございました。」ありさは理恵に大きく頭を下げて自分のデスクに座った。すると理恵が「ありささん。あんた達今年中に結婚式あげるの?」と怒鳴った。「やるつもりです。来週の日曜日に式場見学へ行きます。」ありさも怒鳴るとお客様がビックリしてありさを見た。充希は応接室のソファードスっと座った。ありさはパソコンを開いてヤフオクでV36スカイラインクーペのエアロと車高調を物色し始めた。アルミホイールはBBSLMゴールドの9.5jと10jを買ってある。中古で、タイヤはミネルバ中国製である。V36スカイラインクーペのフロントバンパーを即決した。すると3日銀後にフロントバンパーが届いた。ありさはV36スカイラインクーペのエアロを会社の軽トラに全部載せて中川の工場へと向かった。中川の工場に着くと中川が事務所から出て来て荷物を下ろすのを手伝った。「中川さんV36スカイラインクーペが赤で18クラウンは白で塗装してください。」ありさは中川の顔を見た。「オッケー、赤と白な!任せておけ!今日中には終わるよ。」中川はありさの顔を見るとニコリと笑った。「作業見学していくか?」中川はありさの顔を見た。「忙しいから遠慮しておくわ!」ありさは中川の顔を見ると右手で中川を指差した。「それじゃ、帰るわ!よろしく!」ありさは軽トラに乗るとギアを入れてショールームへと戻った。お腹が空いたのでコーヒーショップ【エンジェルス】でやきそばとアイスコーヒーを頼んだ。食べ終わると工場に入り、BBSLMホイールにミネルバタイヤをはめ込んだ。フロントが225/35/20、リアが245/35/20だ。スカイラインはダイヤを引っ張る必要はなかった。組み終えるてホイールコーナーの前に並べ売約済みの紙を貼った。売約済みのBBSホイールが2つ並んでいた。ありさの物だ。BBSLMゴールドメッシュはV36スカイラインクーペへ、BBSスーパーRSメッシュは18クラウンへと準備は着々と進んだ。その光景を見てニヤニヤしていたありさを店長の藤峰がコッソリと見ていた。ありさは中川が言っていた、レバンナゴールドメッシュホイール20インチ、タイヤはミネルバ225/3520と225/35/20カムリ用だから引っ張りタイヤを組みあげBBSLMゴールドメッシュホイール20インチの脇に並べ見比べた。店長の藤峰を読んで「どっちが良い」と聞いたら売れ筋のレバンナホイール指差した。「どう見てもおなじじゃない?まんなかのオーナメントがBBSかレバンナの違いだけだよな?店長!こっちは新品なら85万円、これ中古でも54万円でかたやこっちは新品で16万円だ。」ありさは藤峰の顔を見ると複雑な表情をしていた。藤峰がボーッと立っていた。二人は顔を見合わせ大声で笑った。それがショールーム内に響いた。どっちが正解かは謎のままだった。その価値が分かる人にはわかった。車を乗っていて他人からニセモノだと指を刺されたくないなら本物を選ぶべきだとありさは言った。ありさは自分のデスクに戻りパソコンを開いてヤフオクを眺めてアルミホイールを探した。メーカーには悪いが中古も置きたかったから即決でサイズが合いそうな物は落札していった。19インチホイール20インチホイールの2種類に限定した。その時、中古タイヤを貰いに何時もの赤池と言う男が軽トラでタイヤを貰いに来た。店長の藤峰が応対した。「君、ヤフオクでタイヤ売ってるよな?つくばのガマガエルさんだよね。別にそれは構わない、何もとがめはしない。どうせ処分するにも金が係るしリサイクルという面から良い事だと思うが一人占めはないよな?儲けた金よこせとは言わんが毎月第1回で良いから従業員17名にそこのコーヒーショップでコーヒーとオムライスを御馳走してはくれないか?頼んだ。君も一緒に食べるて行けば良い。今日からそうしてくれないか?悪い話じゃないぞ!君はこれからも堂々とタイヤを持って帰れるよ。」藤峰はつくばのガマガエルの顔を見て淡々と言った。「わかった。毎月15日に御馳走するからタイヤはこれからも下さい。」赤池は藤峰の顔を見て頭を下げた。「交渉成立だな?それでは御馳走してくるないか?皆呼ぶぞ。皆、コーヒーショップに集まれ!」藤峰が叫ぶと皆、手を止めコーヒーショップに入って、コーヒーとオムライスを頼んだ。「今日から毎月15日にこの赤池さんがコーヒーとオムライスを御馳走してくれるからな!いただきますを言って食べなさい。」藤峰は従業員17名内社長の顔を見た。コーヒーショップの田島夫婦はいきなり18名の客が来たのでおお忙しのてんてこ舞いだった。藤峰とありさはからを見合わせ微笑んで「いただきます。赤池さん。」と言って合掌しオムライスを食べた。つくばのガマガエルを見つけたのはヤフオクをほとんど毎日見ているありさ本人だから藤峰に話して実現した結果的がこれだった。赤池はタイヤを綺麗に洗って出品していたがタイヤの銘柄の偏りでありさにバレた。意外とブリジストンやヨコハマやダンロップなどが多かったからありさはタイヤ付のホイールはタイヤの銘柄で落札していた。医学部と国産のタイヤを履いていた人物のホイールは綺麗だった。中国製タイヤを履いていた人物のホイールは汚かった。ガリ傷があったりした。ありさはガリ傷有のホイールはほとんど買わなかった。ありさの狙うホイールは未使用、展示品が多かった。赤池はほとんどしゃべらず淡々と食べて飲んで小さくなって、「ごちそうさまでした。」合掌していた。皆も「ごちそうさまでした。赤池さん。」合掌していた。そこにありさのスマホに着信があった。中川からだった。塗装が終わったから取りに来いと言うものだった。ありさは席から立ち上がり赤池の肩をトントンと叩いて「ごちそうさまでした。」と言って赤池の顔を見てニヤリと微笑んで店を出た。奥さんの寛子さんに「お騒がせ致しました。ごちそうさまでした。」と言って軽トラで中川の工場へ向かった。中川の工場につくとプチプチで綺麗に梱包されたエアロが2台分あった。「こっちがV36スカイラインクーペのエアロ、こっちが18クラウンのエアロだな!」中川はそう言って軽トラの荷台にエアロを載せた。「お待ちどうさま、綺麗に塗装出来た。後そのフロントバンパーにフロントリップはキツイかもな?形状か合わない。元々ノーマルバンパー用の設計だからなそのフロントリップは?社長の腕の見せどころだな?」中川はありさの顔を見てニヤリと微笑んご。「やって見る!駄目なら付けない。」ありさは中川の顔を見た。全部載せると「後は車が来るのを待つだけですね。ありがとうございます。」ありさは中川の顔を見て軽トラに乗り込んで帰路についた。すると土曜日の午前に車を載せたトレーラーかがエンジェル自動車販売の敷地に入って来た。ありさ以下店長まであたふたした。予定にはない納車だった。ありさには白の18クラウンと赤のV36スカイラインクーペである事が遠めからわかった。ありさと藤峰が駐車へ降りて行くとドライバーが「明神充希さんにたのまれた。本日、他の所への納車の帰りでありこっちに来る事があったらこの2台だけ先に頼むと1万円袖の下をもらった。顔は知らないが声だけは知っていた。」とドライバーが白状した。「後は来週月曜日から4日間にかけて3台のトレーラーで納車する。」ドライバーはありさが明神だとわかるとビックリしてもしやと疑いようを持たれたが母親だと言うと納得してくれた。ドライバーは2台降ろして、コーヒーショップでコーヒーをのんで「来週又来るな。」と残し大坂に帰って行った。ありさと藤峰は車をショールームへ入れた。ありさは早速、V36スカイラインクーペのカスタマイズに取り掛かり一人でエアロの取り付けから手を出した。フロントバンパーの交換を始めた。純正のフロントバンパーを外し、新しいフロントバンパーを取り付けた。そこまではスムーズだった。中川が言っていたフロントリップスポイラーは形状が合わなかった。諦め、サイドステップの取り付けにかかった。サイドステップはチャチャと取り付け純正リアバンパーを外し新しいリアバンパーを取り付けた。そして、リアリップスポイラーは両面テープで貼るだけだった。そして、フロントリップスポイラーに取り掛かると整備主任の成田が「僕に任せてください!」と言って来た。後の整備士はブリッツの車高調を入れていた。手慣れたものだった。そしてBBSLMゴールドメッシュホイールとタイヤを入れて足回りは早々に終わった。後はフロントリップスポイラーだ!全員で取り掛かりなんとか付いた。V36スカイラインクーペのカスタマイズは終わりショールームへと飾った。次は18クラウンに取り掛かり、まずはフロントリップスポイラーからサイドステップ、リアバンパースポイラー、リアリップスポイラーからラッシュの車高調へと移りBBSスーパーRSメッシュホイールとタイヤを入れて足回りは終わった。修業時間内に終わりありさはほっとした。100万円代カムリが3台売れてテイン車高調とレバンナホイール20インチアルミホイールとミネルバタイヤを付けた。皆同じ使用だった。お客様は安全策で皆8.5j+38を買ってくれた。キャンパー角をいじりずにすんだから早く作業は終わった。整備士は忙しかった。開店1周年を迎えるとともにカスタマイズされた車を買ったお客様かどうしてもハの字をかいているせいか。中国製タイヤのせいか分からないがタイヤ交換の依頼が増えていた。安いタイヤだから惜しみなく交換出来た。4本で3万円くらいでネットで買うより安いという評判であった。ネットで買うと送料がかかる。と言って、リピーターになってくれていた。ついでにアルミホイールを効果するお客様もチラホラと現れてついでにオイル交換までやってくれた。待ち時間にコーヒーショップが賑わっていた。田島夫妻もウハウハだった。そんな田島夫妻が青のV36スカイラインクーペ本皮仕様を100万円を買ったのも12月末の頃だった。営業の結城が販売した。そして、日曜日、ありさと一真は結婚式場の人気ベスト5を1件ずつ見て周り、結局、研究学園前の麗風つくばシーズンテラスに決めた。研究学園駅前でとても綺麗な結婚式場であった。日取りは12月最後の日曜日1/227日になった。招待客はこれからだった。ありさは友達が少ない。見取り施設の理事長と宮本さんと宮代さんとさちよと会社の従業員と中川工場の3名とキャバクラの仲間5名だけだった。後鈴木実を始めとする霊達55名も忘れられない。特に渡辺親子の天使達。一真は沢山いた。50人くらすだった。大学の仲間、病院関係者など。ありさは12月27日は会社は休みにして従業員全員出席の体制で考えていた。勿論田島夫妻も数に入っていた。赤池も招待しようと決めていた。会社の取り引き先という体で。そして納車の月曜日が来た。午前中からトレーラーが3台でまずはV36スカイラインクーペとセダンを18台を3台で6 台ずつ積んで来た。残りの60台は、本日の午後便で18クラウンを18台、明日には18クラウンの残り12台とカムリ30台を順番に納車する予定だそうだ。トレーラー運転手の浜田さんがありさに伝えた。そして車を全部降ろした。三人のドライバーはコーヒーショップ【エンジェルス】でコーヒーを飲み「明日も来るからな!」と言って大坂へ帰って行った。中川が早速ローダー車でv37スカイラインセダンを引き取りに来た。ありさもローダー車にv37スカイラインクーペを積んでスタンバイした。ありさは中川に車高調を渡した。中川は助手席に置いた。中川v37スカイラインセダンをローダー車に積んでコーヒーを一杯だけ飲むと駐車場をでて行った。それをありさが追っかけた。中川の工場に着くと2台を降ろし、ありさは中川自動車の代車の軽自動車でショールームへ帰ってカスタマイズ作業に専念した。午後1時を過ぎると第2便が3台来た。18クラウンを18台を積んで来た。ドライバー達は慣れた運転で車を降ろした。終わるとコーヒーショップでコーヒーを飲んで「明日も来るよ。」と声をかけて大坂へ帰って行った。ありさ達は修業時間までカスタマイズ作業をやった。v37スカイラインクーペのカスタマイズが3台終わった。その時中川から電話があり、「カスタマイズが終わったから車を取りに来い。」とあったから、ありさは軽自動車に乗って中川自動車販売に向かった。ありさが中川自動車販売に着くとすでにローダー車に車が積まれていた。「中川さん、ありがとう。18クラウンも来たよ。」ありさは中川の顔をみると「工場長、一緒に車取りに行くか?」と中川は工場長の顔をみると「はい。」工場長が返事をした。中川と工場長はローダー車に乗りありさは、中川のローダー車の助手席に座りショールームへ帰った。見せるの営業は終了してた。中川と工場長はローダー車から車を降ろしショールームへ入れた。カスタマイズされた車を見て「こりゃあ!カッコいいわ。売れるぞ。社長やるね、18クラウンを2台持って帰るからよろしく!ご苦労さまでした。」中川と工場長はコーヒーショップでコーヒーをのんで帰った。明日から忙しくなりそうな気配がムンムンとしていた。


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