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どうかしてるわ/obsession  作者: やましたゆずる
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第27章 2回目の車の搬出が始まった。

それは月曜日の午後4時だった。大型で高車運搬トレーラーが倉庫の駐車場へ横付けされた。ドライバーが指示書を見ながらマークIIからGX61とGX71を手際良く載せた。ありさはそのシゴトぶりに感銘を受けた。ドライバーは淡々と1台ずつ積み込んで残りのクレスタGX71だけになった。ほんの30分で終わった。ありさは冷蔵庫からポカリスエットを出しドライバーに渡し「ご苦労さま。」一声をかけるとドライバーはタオルで汗を拭きながらポカリスエットを開けてゴクリと飲んだ。あかりはドライバーから渡された書類に目を通し車に傷がない事を確認するとサインをした。「ドライバーさん。これから大分まで高速でどれくらいかかりますか?」ありさはドライバーの顔を見て尋ねると「15時間ですね。わたしは横浜港から新門司港までフェリーを使いますが。その法がゆっくり出来ます。高速代より安いので楽をします。船の個室でゆっくり寝て返りますよ。フェリー代14.000円ですから。高速代は260000円かかります。つくばから横須賀の高速代と福岡から大分まで高速料金合わせても安いす。」ドライバーは微笑んでありさの顔を見た。「そうなんですね。ご苦労さまです。後3回は来ないといけないですよ。まだこんなに残っているから、でも賀川社長が全部買うと限りませんが。その時は、またいらしてください。大変でしょうけど。」ありさはドライバーさんの顔を見て微かに微笑んだ。「ドライバーさん。中でお茶でもいかがですか?」ありさはドライバーの顔を見て優しく微笑んだ。「一杯ならごちそうになります。先を急ぐので。」ドライバーもありさの顔を見てニコリと笑った。「どうぞ、中に入って座ってください。本革のソファに座った。ありさは事務所の給湯室でお茶を淹れお菓子を少しだけ出した。「粗茶ですが?どうぞ。」ありさはドライバーにお茶を出した。自分のオチャの淹れドライバーの前に座った。「ドライバーさんは大分の方ですか?」ありさがドライバーの顔を見た。「はい。大分です。からあげで有名になった。中津です。」ドライバーはありさの顔を見た。「土浦とつくばには中津の唐揚げの店がありますよ。私は好きです。つくばにファミリーランチというお弁当屋のからあげ弁当は美味しいです。ももちゃん弁当のからあげ弁当も最高です。時々ここから買いに行きます。遠いのですが!両店舗とも筑波大学の近くなんですよ。私のベンベターボで行きます。」ありさはドライバーの顔を見た。「表のベンベターボとフェアレディ240zはオーナーのですか?きまってますね。」ドライバーはありさの顔を見てニヤリとした。「多分あれも香川社長行きかな?」ありさはドライバーの顔を見てニコリ笑った。「そろそろ、行きます船の時間がありますので、ごちそうさまでした。また、来ます。さようなら。」ドライバーはありさの顔を見てトラックに乗り込んだ。6台の初代オーナー達が泣きながらトレーラーを見送った。ありさもトレーラーに向かって手を振った。その後ありさは6人の霊と話をした。元気になったらまたここで車屋を始めたいと初めて口にした。建物のまわりに街灯を付けてヤシの木を植えて。米国っぽくしたいと。計画を話した。中古のカムリと18クラウンをカスタムして販売したいと。デモカーを作るとも言った。アルミホイールメーカーやマフラーメーカーやタイヤメーカーとエアロメーカーや車高調やエアサスメーカーと契約してショールーム化すると語った。ノーマルの車は売らない。ありさは将来の話しをしたがそれがあるかは分からない。霊達と車を磨いてた。香川社長が来る日まで霊達は代わる代わる現れ洗車を手伝った。日が暮れかけてありさは、ジムへと向かった。一真とトレーニングをして帰りにココスへ行き食事とお喋りをした。一真にワイドボディキットオーバーフェンダーだけを入れる事を告げると「ありさ、そこまでやるか?」と呆れられた。

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