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エンド・オブ・ファンタジア〜異世界人にアンデッドにされたので元凶を全て滅ぼします〜  作者: 古木花園
王国壊滅編

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不死王リッチ-3

「副長! 敵の首魁、上空の『リッチ』がここではない、どこか別の場所へと急速に離脱していきます!」


 魔術大教会の南側前庭。凄惨な防戦を強いられていたサピエンティア聖騎士団の一人が、信じられないものを見る目で上空を指差し、副長へと叫んだ。


絶望的な雷撃を繰り出していた高位不死者の、突如とした謎の戦線離脱。


「……何があった!? だが、理由はどうあれ、今こそが崩壊しかけた陣形を立て直す唯一の好機だ! 急げ、薬草と『浄化』の魔法を今すぐ騎士団長へ! 残った前衛はこれ以上一歩も下がるな、大盾の隙間から長槍で奴らの足を突き刺して前進を食い止めろ!」


 副長の的確な怒号により、瞬時に防衛線が再構築される。円陣の内側へと担ぎ込まれた満身創痍の騎士団長シフォンに対し、医療班の手によって手際よく薬草が塗布されていく。間髪入れずに神聖魔法による「浄化」が行われ、衣服を焼き焦がしていた邪悪な雷撃の汚染が取り除かれ、傷口がこれ以上悪化しないよう応急処置が施された。


サピエンティアの教義において「回復魔法」は禁忌であるが、自然治癒を極限まで高める彼らの医療魔術もまた、精緻を極めていた。

やがて、凍てつくような夜の闇が引いていく。

東の空から厳かな朝日が昇り、荒れ果てた王都の天を白々と照らし始める頃。

未だ衰えぬ数千のアンデッドがシフォンたちを完全に包囲し、その肉体を食い破ろうと群がっていた。



──だがその時、地獄の戦場の外周から、彼らをさらに大きく包み込むようにして、サピエンティア聖騎士団の「三対の翼」が描かれた白銀の軍旗が次々と掲げられた。

待ちに待った、本国からの精鋭混じりの援軍の到着であった。


「団長ーーーッ!! 今しがた到着した! 助けに来たぞ!」


押し寄せるアンデッドどもの頭部を、凄まじい衝撃音とともに粉砕しながら、両腕の「機械の義手」で巨大な鋼鉄のメイスを豪快に振り回す大柄な豪傑──カシウスが、戦場を強引に割って駆け込んできた。


「はぁぁぁああっ!!!」


間髪入れず、鋭い気合の声とともに、朝日に照らされた美しい白銀の鎧が流星の如き速度で戦場を駆ける。

極限まで研ぎ澄まされた横薙ぎの一閃。

光の軌跡を引いたその一撃は、一度の振る動作で群がっていたアンデッドの首を正確に「五つ」同時に撥ね飛ばしてみせた。

聖騎士サイマンの剣技は、連戦の後とは思えぬほどに苛烈で、寸分の狂いもない。

彼は矢継ぎ早に剣を繰り出し、驚異的な速度で死者たちの頭部を落としていく。


「俺たちも遅れるな! 団長の前で戦果を上げるんだ!」


「ああ、カインの分まで、ここでアンデッドどもを叩き潰す!」


若き兵士であるアベルとジュドーの二人は、互いの死角を完璧に補い合うように背中を合わせ、交互に長剣を振るってはアンデッドの頭部を的確に叩き割っていく。


彼らに続くように、新たに到着した二百人の聖騎士たちが次々とアンデッドの肉を切り裂き、後方からは神聖魔法の光弾が絶え間なく放たれた。

しかし、五千という敵の絶対数は未だに多く、戦況は依然として予断を許さない。


「……ふっ。皆があれほど奮闘しているのだ。団長である私が、いつまでも寝ている場合ではないな」


先ほどまで爆発に巻き込まれて倒れていたシフォンが、同胞たちの雄叫びに呼応するように、その重い身体を強靭な精神力で叩き起こした。彼女は再び愛用のバスターソードを高く掲げ、全軍に向けて凛とした声を響かせる。


「援軍は到着した! 我々もこれより反撃、攻勢に転じるぞ! 前列、構え!」


その号令に、大盾を構えて耐え忍んでいた前列の兵たちが一斉に動いた。彼らは盾の裏側に格納されていた片手剣を素早く引き抜く。そして合図とともに、全員で一斉に巨大な大盾を前方へと力任せに蹴り飛ばした。


不意を突かれた手前のアンデッドたちが盾の下敷きになり、兵士たちはその盾の上に容赦なく踏み乗って、身動きの取れない死者たちへと斬りかかっていく。

確実に首を落としては一歩後退し、その隙に後列の魔導班が神聖魔法を放って追撃する。


統制の取れた見事な連携。先ほどまでリッチの精神支配によって完璧な一糸乱れぬ動きをしていたアンデッドたちが、なぜか今は完全にコントロールを失い、ただ目の前の生者に無秩序に襲いかかるだけの「ただのアンデッド」に成り下がっていたからこそ、通用する戦術であった。


こちらの戦力は、疲弊した千人に加え、援軍の二百人。対するアンデッドの残数は依然として数千。


数においては圧倒的不利であったが、絶望の象徴であったリッチが消え、統制が崩壊した今、この場にいる者の中に「負ける」と思っている者は、もはや誰一人として存在しなかった。


「がっはっは! うちの自慢の騎士団長を、そう簡単に殺れるとでも思ったか死損ないどもめ! させるかよ!」


カシウスが機械腕の怪力をもってメイスを縦横無尽に連打する。一振りのたびに複数体のアンデッドの身体が同時に木っ端微塵に砕け散っていく。

そのカシウスが強引に抉り開けた突破口を、サイマンが眩い閃光の如き踏み込みで駆け抜け、道すがらのアンデッドを一瞬で屠り去っていく。

重厚な鎧を身に纏っているとは到底思えない、神速の身のこなしであった。

その白銀の閃光は、ついに中央の陣に位置する聖騎士長シフォンの元へと到達してみせた。


「団長! ご無事ですか!?」


サイマンは剣を引き抜き、息を荒くしながらシフォンの前に跪いた。


「ああ、すまないサイマン、手間をかけさせた。そちらの市街地での特殊個体討伐の活躍は、通信で逐一聞き及んでいる。よくぞ間に合ってくれた」


シフォンの労いの言葉に、サイマンは一瞬、複雑な表情を浮かべて僅かにうつむいた。

生存を喜びたくもあるが、軍人として、彼女に報告せねばならない重大な失態があったからだ。


「……団長、大変申し上げにくいのですが。確かに我々は別エリアでの特異個体の討伐には成功したのですが、ヘリオスとの戦闘において別特殊個体を取り逃し……さらにその後、教義の『禁忌の魔法』を行使した冒険者の魔導士メイデス、そして彼女に唆されて蘇った異端者ヘリオスの二人の捕縛に失敗、逃亡を許してしまいました……」



その言葉に、シフォンは兜の奥で眉根をへなへなと下げ、困惑の表情を浮かべたが、すぐに毅然とした態度を取り直した。


「世界の理を歪める禁忌の魔法だと……? ――いや、その話は重罪ではあるが、まずはこの目の前の戦いが完全に終わった後にしてくれないか。……とにかく、こちらの現状を共有する。現在、こちらの残存戦力は約千。すでに多くの同胞を失った。特異個体(筋肉ダルマ)の一体は私が討ち取ったが、問題はもう一体の上位不死者……あの上空の『リッチ』の正体が、我々が救出するはずだった最高司祭殿その人であったのだ……」


サピエンティア魔術大教会の最高司祭を務め、人々の精神的支柱であった男、ナイジェル。

彼を生きて救出するという遠征の最重要任務は、すでに永遠に達成不可能であることが確定したという残酷な事実が、シフォンの口から告げられた。


「だったら、今俺たちが強引にこじ開けたこの退路から、少しずつ全軍後退しましょうや!」


遅れて合流したカシウスが、周囲のアンデッドをメイスで叩き潰しながら、現実的な撤退案を提案した。

だが、シフォンはその提案を毅然と却下する。


「いや、この場に残り、周囲のアンデッドを完全に掃討する。そして、この大教会の中に未だ立てこもっているはずの、生き残りの人々を連れ帰る必要があるのだ」


「生き残りが? この状況で、あの扉の向こうにですか?」


カシウスが怪訝そうに、未だ傷一つ付いていない大教会の青銅の大扉を見上げる。


「そうだ……。情報によれば、中には最高司祭の愛娘、ナタリー嬢が生存しているはずだ」


その言葉を聞いた瞬間、カシウスとサイマンも全てを察したように深く頷いた。


「なるほど……。だからこの教会は、あれほどの猛攻を受けながらも、外壁に傷一つ付いていなかったのですね」


最高司祭ナイジェルの娘であるナタリーは、父親とはおよそ似つかない容姿の少女であった。生前のナイジェルはふくよかに太った腹を持ち、顔立ちも腫れぼったく禿げたブルドッグのようであったが、娘のナタリーは艶やかな金糸の長い髪を持ち、前髪で目元を完全に覆い隠してはいるものの、その奥には美しいオーシャンブルーの瞳と、長い下まつ毛を秘めていた。色白な肌ゆえに、鼻筋の周りのそばかすが微かに目立つ、繊細な少女である。


そんな彼女は、父親譲り、あるいはそれ以上の極めて高い魔法適性を有していた。生活魔法から高度な属性魔法まで幅広く扱い、中でも「光属性」への適性は群を抜いていた。彼女はサピエンティアの神聖魔法の一つである、絶対的な防御を誇る『光の守護結界(ホーリーシールド)』の術式を、この大教会の建物全体に幾重にも施していたのだろう。

外壁に付いた僅かな煤さえも跳ね返す、傷一つない白亜の壁が、彼女の卓越した魔力の証明であった。


「ならば、話は早い! このまま残党を全て押し切りましょう!」


「よぉし! 聖騎士団の底力を見せてやるぞ! 野郎ども、気合を入れろ!」


サイマンとカシウスが再びその豪腕を振るい、先陣を切る。シフォンもまた、ボロボロの身体を魔素の循環で強引に駆動させ、バスターソードを力強く構え直した。


「我らの誇りはジフ様の元に! ──この身を剣に!」


「「「──この身を剣に!!!!!」」」


聖騎士たちの咆哮が朝の空に響き渡り、本格的な掃討戦が始まった。

事前にサイマンたちから「膨張型アンデッド」の特性を魔導通信で共有されていたため、兵士たちは決して間合いを詰めることなく、一定の距離から神聖魔法の光弾を浴びせて遠隔で吹き飛ばしていった。一弾が炸裂するたびに爆発の連鎖が巻き起こり、群がっていた死者たちの数はみるみるうちに激減していく。


特にカシウスとサイマンの活躍は凄まじく、互いにどちらが多く死者を葬るかを競い合うかのようであったが、結果としては、閃光の速度を誇るサイマンの討伐数が僅かに上回る結果となった。



──それから数刻後。

ほぼ全ての掃討が完了した頃には、新たに百人ほどの犠牲者が出てしまったものの、ついに大教会の広場に蠢く死者の姿は皆無となった。

返り血を浴びた白銀の鎧を纏い、この場に立っているのは、サピエンティアの聖騎士たちだけである。

それは、人間側の完全なる勝利を意味していた。


「はぁ……はぁ……。勝った、のか……」


「ぐはぁ……。クソ、死ぬほど疲れた戦だったぜ」


お互いに激しく息を切らしながら、睨み合うようにして視線を交わすサイマンとカシウス。サイマンは剣を鞘に収めると、勝ち誇ったように告げた。


「……僕の討伐数が上回ったな。カシウス、これで約束通り、私の命令に従ってもらうぞ」


「ああ、分かってるよ。約束は約束だ。ヘリオスたちを『異端審問会』にかけるための追撃任務、俺も同意してやるよ……」


「そうだ。それでいい。……ふぅ。これでこれ以上、お前も『ヘリオスを異端審問にかけるな』などと身内贔屓の我儘を言うんじゃないぞ。」


カシウスはポリポリとバツが悪そうに、三本の古い傷跡が残る頑強な顎を機械の指先で掻いた。

息も絶え絶えでありながらも、サイマンはすぐに立ち上がり、カシウスの正式な同意を得たことで、次なる目的である「異端者ヘリオスたちの追跡・包囲網」へと頭を切り替えていた。


「まだ周囲に隠れているアンデッドの残党がいないか、教会の周りの索敵を徹底しろ!」


副長の発した号令により、聖騎士たちは複数人の索敵チームに分かれて大教会の周囲を厳重に探索し始めた。しかし、瓦礫の影に転がっているのは、完全に物言わぬ骸となった死体ばかりであった。

探索の最中、副長がシフォンの側へと歩み寄り、低い声で問いかけた。


「団長。……結局、あの『リッチ』はどこへ消えたのでしょうか?」


「そうだ。あれほどの化け物だ、まだどこかに潜んでいる可能性がある。上空も含めて警戒を怠るなと、全員に伝達しろ」


彼らは警戒を解かぬまま教会の周囲を丸一周したが、リッチの姿はどこにも見当たらなかった。

代わりに、彼らが戦った形跡のない、妙な破壊の跡と、倒した覚えのない不自然な上位個体の死体がいくつか転がっているのを発見する。


「これは……」


市街地へ通じる北側の勝手口付近を調べていたアベルが、瓦礫の間に転がっている、明らかに禍々しい怨念を放つ「一本の黒い魔導杖」を発見し、驚きの声を上げた。


団長シフォンを含むサイマンたちが即座にその場に集まり、その杖の意匠を見て確信に至る。


(何者かが、我々の知らないところで、あのリッチと交戦し……討ち取ったのか?)


それが一体誰なのか、どのような人物なのか、現状の限られた情報では推測の域を出なかった。しかし、直後にジュドーが、リッチが身に纏っていたはずの、ズタズタに引き裂かれた最高司祭の法衣の切れ端を発見したことにより、「リッチは完全に死亡、あるいは消滅した」という結論が下された。


サピエンティアの軍勢が勝利の安堵に包まれる中、シフォンたちは無傷の大扉へと近づき、内部の生存者へと呼びかけを行った。


重厚な大扉がゆっくりと開かれると、やはりそこには、最高司祭の娘ナタリーを含む、数十人もの女子供の生存者たちが身を寄せ合って隠れていた。

全員が極度の恐怖によって身体を震わせてはいたものの、身体的には全員が無傷であり、ナタリーの魔力による保護と備蓄のおかげで、誰一人として飢えに苦しんでいる者はいなかった。

シスターの厳かな法衣に身を包んだナタリーは、長い前髪でその美しいオーシャンブルーの瞳を隠したまま、シフォンたちに向けて深く頭を下げ、か細い声でお礼を述べた。


「……ありがとうございました。サピエンティアの御加護が、皆様にありますよう……」


「いや、無事で何よりです、ナタリー嬢。我々聖騎士の義務を果たしたまで。これより皆様を、安全な北のサピエンティア本国まで責任を持って護衛・保護いたします」


シフォンの温かく優しい声音と言葉に、ナタリーは微かに肩を震わせ、すがるように問いかけた。


「あの……私の父は……司祭のナイジェルは、どうなりましたか……? 無事なのでしょうか……?」


その問いに、広場にいたサイマンもカシウスも、一瞬だけ言葉を詰まらせた。シフォンは痛ましそうに視線を落とし、静かに告げる。


「……申し訳ありません。最高司祭殿は、すでに……手遅れでした」


「そう、でしたか……。うっ……、ああ……」


ナタリーの前髪で隠された目元から、大粒の涙が次から次へと溢れ出し、彼女の白い頬を伝って石畳へとこぼれ落ちていく。

しかし彼女は、溢れる悲しみを堪えるように、健気にもすぐに言葉を返した。


「父は……最後まで、この教会を、そして私たちを守るために……最期の最期の瞬間まで、私とともにこの場所に、決死の守護結界を張り続けてくれていたのです。父は、最期まで立派に、私たちを守って逝ったのですね……」


ナタリーは再び堪えきれなくなり、嗚咽を漏らしながらその場に泣き崩れてしまった。

そんな彼女の父親が、実際には橘小雪の闇魔法によって『リッチ』という最悪の怪物へと成り果て、自らが守るべきはずだったこの教会を破壊しようと狂暴に大扉を叩き、自分たち聖騎士団を皆殺しにしようと襲いかかってきていたなどという残忍な真実を、今更伝えることなどできるはずがなかった。

シフォンは悲痛な面持ちのまま、ただ静かに口を閉ざし、真実を永遠に墓場まで持っていくことを心に誓うのだった。

その後、掃討戦を完全に終えた聖騎士団の一行は、ナタリーの張った強固な結界の安全な内部を借りて一時的に休息を取り、すり減った体力を急速に回復させていった。

そして出立の準備が整うや否や、瞬時に行動を開始した。かつての冒険者ギルド跡地に残してきた守護班や、ミーシャ率いる偵察隊らの戦力を迅速に回収し、生存者たちを連れて北の本国サピエンティアへと帰還するための途につく。


その撤退劇は、当初の予定を遥かに上回る、異常なまでの速度で行われることとなった。

なぜなら、休息を終えようとしていた彼らの元へ、本国からの緊急の「魔導通信」が、最大級の警戒を示す魔素の乱れとともに飛び込んできたからである。




『──緊急通信! 本国より全遠征部隊へ緊急通信!! サピエンティアの近郊エリアに、突如として推定数万を超える大量のアンデッドの軍勢が接近中! 本国守備隊は直ちに迎撃体制に当たられたし! 繰り返す! サピエンティア近郊に未曾有の死者の軍勢が接近! ──死者の群れの首魁、『シカバネの魔女・橘小雪』の姿を目視! この非常事態に対し、我が国の最高権威、大賢者ジフ様も自ら戦場へと出撃される模様──ッ!!!』


魔導通信から流れる悲鳴のような報告。

かつて王国グランを一夜にして消滅させたあの災厄が、今度はトロール山脈を越え、生者たちの砦である「宗教国家サピエンティア」をも死者の餌食にせんと、その牙を剥き出しにして迫り極まりつつあった──。


どうも古木花園です。

いつも読んでくださりありがとうございます。

これにて王国壊滅編は終わりです。

変にブレずに書き進められたと自画自賛しております。(笑)

沢山キャラクターが出てきましたが一人でも好きなキャラクターがいれば作者としては嬉しい限りでございます。

ここまでで面白かったと少しでも思っていただけるとうれしく思います。是非感想や高評価お待ちしております

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