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魔力が強いやつがモテる世界に生まれ変わったのでモテる為にがんばります  作者: 伊右衛門


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第三百九話 戦場帰りの土産


 さて、騎士団の名前はセバスチャンたちに任せたことだし、俺は俺でやることを考えよう。


 十日間の休養か。


 マバール城に戻るのは久しぶりだ。レティシアたちは元気にしているだろうか。別に何かあれば知らせが来るだろうし、心配するようなことはないと思うが、やっぱり顔を見ないと落ち着かない。


 それに、せっかく帰るんだから何か土産でも持って帰りたいよな。


 レティシアには何がいいだろう。ダリアにも何か買ってやりたいし、リエリエールの分も必要だろう。久しぶりに会うんだから、できれば喜んでもらえるようなものがいい。


 ……うーむ。


 こういうのは難しいな。


 俺が欲しいものなら簡単に決まるんだが、女の子が喜ぶものとなると、途端に分からなくなる。しかも三人とも好みが違うだろうし、同じものを三つ買って渡すというのも、なんだか手抜きに思える。


 やっぱり、それぞれに似合うものを選びたいよな。


 そう考えて、俺は橋の袂に並ぶ小屋へ目を向けた。


 いくさが始まってから、あの辺りは随分と賑やかになった。


 以前から屋台や商人の姿はあったが、最近は見慣れない品まで並ぶようになっている。橋を行き来する人間が多いから、商売するには都合がいいんだろう。今日も荷物を運ぶ者や品物を眺める者たちで、なかなかの賑わいだ。


 たぶん何かあるだろう。


 戦場から帰ったら結婚する恋人に贈る品とか。


 ……ん?


 そういえば、それはまずいんじゃないか?


 前世では、そんなことを口にした奴から死んでいくのがお約束だった気がする。戦場から帰ったら結婚するんだ、なんて言い出したら、もう立派な死亡フラグじゃないか。


 いや、俺はまだ帰ってきたわけじゃないし、結婚するとも言っていない。


 そもそも土産を探しているだけだ。


 ……うん、問題ないな。


 くだらないことを考えながら、俺は小屋の並ぶ方へ歩いていった。


 近づいてみると、思った以上にいろんな品が置かれている。


 布を並べているところもあれば、小さな飾り物を扱っているところもある。荷車のそばでは男たちが何やら話し込んでいて、別の場所では品物を手にした客が店の者とやり取りしていた。


 なるほど、これだけ人が集まるなら、商人も集まるわけだ。


 俺は並んでいる小屋を眺め、一番大きな店に入ってみることにした。


 入口から中を覗くと、奥までいくつも台が並んでいた。布を広げたところもあれば、小さな品物をまとめて置いているところもある。店の者らしい人間も何人かいて、それぞれ違う品物を扱っているように見えた。


 ……ふむ。


 どうやら何店舗かが合同でやっている店らしい。


 うん、都合がいいな。


 いちいち店を移動するのも面倒だし、一か所でいろいろ探せるならその方が楽だ。特に今回は三人分も選ばなければならないんだから、品物が多いのはありがたい。


 中に入ると、すぐ近くの台に指輪が並べられているのが見えた。


 ……指輪か。


 悪くないな。


 小さな飾り物だが、綺麗なものも多い。形や細工もそれぞれ違っていて、見比べていると案外面白い。


 だが、指輪となると問題がある。


 サイズが分からん。


 レティシアの手なら何度も握っているし、指だって触ったことはある。だが、指輪の大きさを聞かれても答えられない。いくら何でも、指の太さまで正確に覚えているわけじゃないからな。


 うーん、どうしたものか。


 そう思って一つ手に取ると、輪の一部に小さな隙間が作ってあることに気づいた。


 ……ん?


 ああ、なるほど。


 これなら多少は調整できるのか。


 両端が完全には繋がっていないから、指に合わせて少し広げたり狭めたりできそうだ。もちろん、どんな大きさにも合わせられるわけではないだろうが、これなら何とかなりそうだな。


 手の中で向きを変え、細工を眺めてみる。


 うん、悪くない。


 ただ、もう少し色が欲しいところだ。


 レティシアなら青が似合う気がするんだよな。あいつの姿を思い浮かべると、どうしてもそんな感じがする。


 俺は近くにいた店の者へ声をかけた。


「なぁ、この指輪、青い石のは無いか?」


 男は俺が持っている指輪を見ると、少し考えるような仕草をしてから奥へ引っ込んだ。


 しばらくして戻ってきた時には、小さな指輪を持っていた。


 ……おお。


 なかなか綺麗じゃないか。


 青い石が付いている。


 しかも、ただ青いだけではない。光を受けると奥まで透けて見えるような透明感があり、角度を変えるたびに小さく輝いた。


 俺は指輪を受け取り、少し持ち上げて眺めた。


 うん、いいな。


 細工も悪くないし、石の大きさも大げさすぎない。これなら普段から身につけても邪魔にならないんじゃないだろうか。


 レティシアが指に嵌めているところを想像してみる。


 ……うん。


 似合いそうだ。


 あいつは何を着ても綺麗だから、たぶんこれも似合うだろう。もちろん、俺の好みで選んでいるだけだから、実際に気に入ってくれるかは分からない。


 だが、これなら喜んでもらえる気がする。


 それにしても、最初からこれを出してくれればいいのにな。奥から持ってきたということは、値段の高い品は表に置いていないんだろうか。


 まあ、誰でも手に取れるところに置いておくよりは安全なのかもしれない。


 俺はもう一度、青い石の輝きを確かめた。


「これにしよう」


 よし、レティシアの分は決まりだ。


 さて、次はダリアだな。


 ダリアは妊娠中だからなぁ。


 俺が城を離れている間も、身体に無理をしていなければいいんだが。レティシアがいるから大丈夫だとは思うものの、腹の子のこととなると、俺には分からないことも多い。


 そうだ。


 せっかくだから、腹の子にも何か買ってやるか。


 生まれる前から土産を買うというのも妙な気がするが、別に悪いことではないだろう。


「なぁ、安産祈願みたいなのはあるか?」


 そう尋ねると、先ほどの男が奥の方へ顔を向けた。


 すると、そこにいたおばさんが何やら布を持ってやってきた。


 ……なんだ、これ?


 広げられた布には、奇妙な模様が刺繍されている。


 模様の意味はさっぱり分からない。何かを描いているようにも見えるが、見慣れた形ではなかった。布そのものは柔らかそうで、縫い目も揃っている。


 ただ、これをどうするのかが分からん。


「なんだ、これ?」


 素直に聞いてみた。


「お腹にかけておくと、赤ちゃんが暖まってすくすく育つんですよ。あたしもこれで四人も産みました」


 ……ほう。


 四人も産んだのか。


 それはなかなか説得力があるな。


 いや、布のおかげで四人産めたのかどうかは知らないが、少なくともこのおばさんは実際に使っていたらしい。そういう話を聞くと、なんとなく効きそうな気がしてくる。


 俺は布をもう一度眺めた。


 確かに腹にかけておけば暖かそうだ。


 それに、仮に安産祈願としての効果がなくても、身体を冷やさないためには使えるだろう。ダリアが気に入らなければ別の使い道を考えればいいし、無駄になるとは限らない。


 うん、悪くない。


「ふーん、なかなか効きそうだな。これもくれ」


 おばさんは嬉しそうな顔をして布を畳み始めた。


 さて、これで腹の子の分はいいとして……。


 ダリア本人には何を贈ろうかな。


 腹の子への土産だけで済ませるのも違うよな。ダリアにだって、ちゃんと何か買ってやりたい。


 あいつには何が似合うだろう。


 うーむ。


 ダリアはなんとなく赤なんだよな。


 別にいつも赤い服を着ているというわけではない。だが、ダリアの姿を思い浮かべると、どうにも赤いものが似合うような気がする。


 赤い品、赤い品……。


 店の中を見回してみる。


 布もあるし、飾り物もある。小さな品物が並んでいる台もあって、一つずつ見ていけば何か見つかりそうだ。


 だが、こうして探しているとなかなか決まらない。


 いっそレティシアと同じように指輪でもいいかと思ったが、それでは少し芸がない。


 ……ん?


 あれはどうだ?


 少し離れた台に、赤い飾りの付いた髪飾りが見えた。


 おお、なかなかいいじゃないか。


「おい、あれを見せてくれ」


 店の者が取ってくれた髪飾りを手にして、細かいところを確かめる。


 赤い飾りが目を引くが、それだけではない。


 飾りを支える部分にも細工が施されていて、近くで見ても雑なところが見当たらない。指先で軽く向きを変えると、細い部分まで丁寧に作られているのが分かった。


 ふむ。


 これはいい品だな。


 ダリアの灰色の髪に赤い飾りが付いているところを想像する。


 ……うん、似合う。


 褐色の肌にも映えそうだし、あいつなら綺麗に着けてくれるんじゃないだろうか。


 それに、髪飾りなら指輪ほど大きさを気にする必要もない。


 我ながらいいものを見つけたな。


 俺は少し満足しながら、その髪飾りも選んでおくことにした。


 これでレティシアとダリア、それから腹の子の分は決まった。


 残るはリエリエールか。


 ……うーん。


 リエリエールは難しいな。


 何しろ貴族だからなぁ。


 名門貴族の女性が、こんなところで買った品を喜んでくれるものなんだろうか。普段からもっと立派なものを見慣れているかもしれないし、安物だと思われたらどうしよう。


 いや、別に安いものを買おうとしているわけじゃないんだが。


 そもそも、俺はこういう品物の値段にそれほど詳しくない。細工の良し悪しなら多少は分かるつもりだが、貴族の女性がどんなものを好むのかまでは知らないからな。


 ……でも、リエリエールなら喜んでくれるような気もする。


 あいつは、そんなに気難しい女には見えないんだよな。


 もちろん、実際にどう思うかは渡してみなければ分からない。だが、レティシアとダリアには買って、リエリエールには何もなしというのもおかしい。


 よし、一応買っておこう。


 さて、何がいいかな。


 リエリエールは……透明な感じなんだよな。


 うまく言えないが、そんな印象がある。


 綺麗で、どこか透き通っているような感じというか、レティシアやダリアとはまた違う雰囲気なんだ。


 ……うーん。


 透明なもの、透明なもの……。


 そんなことを考えながら店の中を見ていると、ふと丸いものが目に入った。


 ……ん?


 なんだ、あれ。


 透明な球だ。


 大きすぎるわけではないが、綺麗な丸い形をしている。近づいてみると、向こう側のものが透けて見えた。


 ……なんか占い師が使いそうだな。


 前世で見た占い師の姿を思い出して、少しおかしくなる。


 いや、別に占いをしてもらいたいわけじゃないんだが、こういう丸くて透明な球を見ると、どうしてもそんなものを連想してしまう。


 それにしても、なかなか綺麗だな。


 俺は顔を近づけて、よく見てみた。


 ……ん?


 何かあるぞ。


 球の表面に、うっすらと線が見える。


 最初は光の反射かと思ったが、少し見る角度を変えても消えない。さらに近づいて眺めると、細い模様が彫られているらしかった。


 へぇ……。


 これはなかなかの技術じゃないか?


 透明なものに、こんな細かな模様を彫るのは難しそうだ。少しでも手元が狂えば目立つだろうし、そもそも丸いものに綺麗な線を入れるだけでも面倒そうだ。


 俺はしばらく角度を変えながら眺めた。


 模様が何を表しているのかは分からない。


 だが、細工は気に入った。


 こんなところに、なかなか面白い品があるものだな。


 ……これ、高いんじゃないだろうか?


 技術を考えれば相当な値段がしてもおかしくない気がする。もちろん、俺が知らないだけで、案外簡単に作れるものなのかもしれないが。


「なぁ、これいくらだ?」


 店の者に尋ねてみた。


 返ってきた値段を聞いて、俺は少し意外に思った。


 ……あれ?


 そこまで高くないな。


 もっとすると思ったんだが。


 もしかして、この模様に気づいていないんじゃないか?


 それとも、俺が思っているほど難しい細工ではないのか。どちらにしても、提示された値段なら特に問題はない。


 まあ、いいけど。


 俺はもう一度、透明な球を眺めた。


 リエリエールが気に入ってくれるかどうかは分からないが、俺としてはなかなかいいものを選べた気がする。


「これもくれ」


 よし、これで全部だ。


 レティシアには青い石の指輪。


 ダリアには赤い髪飾り。


 腹の子には安産祈願の布。


 リエリエールには透明な球。


 ……うん、我ながら悪くない。


 それぞれ違う品物だし、適当に選んだわけでもない。ちゃんと相手のことを考えて決めたんだから、少しくらい自慢してもいいだろう。


 もっとも、帰ってから本人たちがどう反応するかは分からんけどな。


 レティシアは喜んでくれるだろうか。


 あいつなら、俺が何か渡しただけでも笑ってくれそうな気がするが、それはそれとして指輪を気に入ってくれると嬉しい。


 ダリアはどうだろう。


 腹の子への布を見せたら、何か言われるかもしれないな。あいつは案外しっかりしているから、変なものを買ってきたと思われなければいいんだが。


 リエリエールは……うーむ、やっぱり分からん。


 まあ、渡してみてから考えるか。


 俺は選んだ品を、それぞれ別に包んでもらうことにした。


 まとめてしまえば簡単なんだろうが、渡す相手が違うからな。せっかくの土産なんだから、一人ずつ包んでもらった方がいい。


 店の者たちは品物を傷つけないように扱いながら、順番に包んでいった。


 俺はその様子を眺めながら、マバール城へ戻った後のことを考えていた。


 まずはレティシアたちに会いたい。


 十日も休めるなら、久しぶりにのんびり過ごせるだろう。毎日見回りをしなくてもいいし、戦場のことも少しくらい忘れていられるかもしれない。


 ……いや、完全に忘れるのはまずいか。


 王国がいつ動くか分からないし、父上から呼び出される可能性だってある。だが、少なくとも今は休んでいいと言われたんだから、余計な心配をしても仕方がない。


 うん、楽しみになってきたな。


 包み終わった品物を受け取ると、それぞれが別になっていることを確かめた。これなら間違える心配もなさそうだ。


「それじゃ、ありがとう」


 俺は店の者へ軽く声をかけ、出口へ向かった。


 さて、城へ戻るか。


 そう思って外へ出ようとしたところで、後ろから呼び止められた。


 ……ん?


 なんだ?


 振り返ると、店の者がこちらを見ている。


 何か忘れ物でもしただろうか。品物は全部受け取ったし、別に他に頼んだこともないはずだ。


「お代!」


 ……あ。


 そうだ。


 代金を払ってなかった。


 いや、待てよ。


 そういえば俺、金を持ってないな。


 ……うーむ。


 困った。


 品物は選んだし、包んでもらったし、あとは持って帰るだけだと思っていたんだが、肝心の金がないとは。


 まったく、うっかりしていた。


 普段から自分で金を持ち歩くことなんて少ないから、すっかり忘れていたぞ。


 さて、どうするかな。


 品物は全部欲しい。


 せっかく時間をかけて選んだんだから、ここで諦めるのはもったいない。それに、これから別の店を探し直すというのも面倒だ。


 ……いっそ、このまま持って行くか?


 強引に奪おうと思えば、別に難しいことではない。


 店の者が何人いようが関係ないし、俺を止められるとも思えない。品物を抱えてそのまま歩いていけば、それで終わりだろう。


 だが……。


 それでは土産にならんよなぁ。


 レティシアたちに贈るために選んだ品物なんだぞ。


 せっかく相手のことを考えて買おうとしているのに、最後に店から強引に奪ったとなれば、なんだか違う気がする。


 戦場で敵から奪ったものならともかく、今回は土産を買いに来たんだからな。


 うん、やっぱり金は払おう。


 そうなると、誰かに持ってきてもらうしかないか。


 城へ戻ってから金を用意してもいいが、それでは二度手間だ。店の者に待っていてもらうにしても、わざわざ往復するのは面倒くさい。


 ……うーむ。


 どうしたものか。


 包みを抱えたまま、少し考える。


 その時だった。


 店の入口の向こうに、見覚えのある顔が見えた。


 ……ん?


 おお。


 あれはセバスチャンじゃないか。


 橋の方から歩いてきている。


 城へ戻るところなんだろうか。さっきまで橋で警戒していたはずだが、何か用事でもできたのかもしれない。


 ……まあ、どうでもいいか。


 ちょうどいいところに来たな。


 俺は店の者へ顔を向けた。


「あいつ、あのジジイが支払うから、少し待ってくれ」


 そう言って外を指さす。


 セバスチャンはちょうどこちらへ近づいてくるところだった。


 うん、これで解決だ。


 あいつなら金くらい持っているだろうし、持っていなかったとしても何とかするだろう。俺がわざわざ城まで戻って金を用意するより、ずっと簡単じゃないか。


 まったく、頼りになる奴だな。


 セバスチャンが店の前まで近づいてきたところで、俺は声を張り上げた。


「おーい、セバス、ここの支払い頼んだ!」


 こちらへ顔を向けたセバスチャンにそう言って、俺は包みを抱え直した。


 さて、帰ろう。


 土産も買えたし、休養の許可ももらった。


 騎士団の名前もセバスチャンたちに考えてもらうことになっている。これで当面、俺がやらなければならないことはないはずだ。


 うん、実にいい日じゃないか。


 俺は店を出て、シルディア城へ向かって歩き始めた。


 背後から何やら大きな声が聞こえた。


 ……ん?


 なんだ?


 誰かが怒鳴っているようだ。


 しかも、なんだかセバスチャンの声に似ていたような気もする。


 ……いや、気のせいだろう。


 あいつは声が大きいからな。普通に話していても怒鳴っているように聞こえることがあるし、今だって店の者と何か話しているだけなのかもしれない。


 それに、俺はちゃんと支払いを頼んだ。


 何も問題はない。


 たぶん。


 俺は背後を振り返らず、包みを抱えたまま城へ向かった。


 それよりも、早くマバール城に帰りたいな。


 レティシアたち、喜んでくれるだろうか。


 そんなことを考えていると、自然と足取りが軽くなった。


 背後からまた何か聞こえた気がしたが、やっぱり気のせいだろう。


 うん。


 きっと気のせいだ。

本日はここまでとなります。

次回更新は、明日5時となります。

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さすが深謀浅慮 二つ名はもうコレで良いでしょ
宵越しじゃなくて一文も銭を持ってないのか・・・
大陸最強の文無し。
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