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勝手に若手俳優の気持ちを考えて、妄想話を書き綴る男の人の話。  作者: ふじた


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第三話


僕にとって、BLドラマは何なのか…考えてみた。


よく口コミでは、「棒読みで萎えた」とか、逆に「棒読みが初々しくて良い」と言う人もいる。


確かに僕も、棒読みだとは感じた。

でもそれは、日常ではありえないことを演技させられているんだから仕方がないことなんじゃないのか?という考えも出てくるようになっていた。

それは、僕が妄想話を書いている主人公がBLドラマの俳優さんだから…きっと、その人の気持ちも勝手にいろいろ考えているからなんだろうなと思った。


だって、本当のところは知らないし…何より僕は俳優でも何でもないし。


ただ、棒読みだって言われたら…そう言いたくなる気持ちもわからなくもないなぁと思っただけ。


でも僕自身は…日常の会話から周りの人に棒読みだって言われてるから…

別に棒読みな日常があってもいいんじゃないか?

むしろ自分にとっては、すごくリアルな日常のように思えて、自分の発する会話が棒読みだったとしても、なんとなく気にならなくなっていた。


まさか…BLドラマにハマることで、僕自身が、日常的に言葉を発することに勇気をもらえるようになるなんて、思わなかったな。

と、自分の棒読みの日常すらも、許されるような気がしていて、僕は多分…他の人たちとは全然違う理由で、BLドラマにハマっていることに気づかされた。

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