971:忘年会という行事(廃止しろ)
個人的には友人と飲みに行くのはいいですが仕事場の人間とはちょっと……
クリスマスはしふくのときをすごせました。もうおもいのこすことはありません。だっておきたらママがおんなじベッドでおはようってほほえみかけてくれたんだもん。
至福の時は終わり、ママはブランちゃんたちと帰りました。餅つきやるんだって。パパも帰ってくるらしい。ちっ。
あ、ちなみにパパはなんとしてでも私にプレゼントを私に来たかったらしい。ママが「今年は私の番ね」って言って止めたんだって。いや毎年ママが良いなあ。パパが特別いやって訳じゃないんだけど、ガラスの破片とダイヤモンドのどっちがいいかとか言われたらダイヤ選ぶよね?
ていうか仕事って言ってたけど漁じゃなかったみたいなんだよね? 義理を果たしに行くとか、俺と互角の男とやり合ってくるとかノーラッドとかいうのが追跡してるから位置はわかるとかなんの事なんだか。パパと互角に戦える人が居るの? いやまあ楓ちゃんが居るけど楓ちゃんは鬼だしなあ。
さて、それからしばらくは年末の締めがキツくてバタバタしたよ。大晦日と三賀日はATMも閉まっちゃうから出金とか振込とか駆け込みでやりに来るんだよ。もっと余裕もってやって欲しいよね。とはいえ、資金繰りとかの関係もあるだろうからお客さんに文句を言う訳にもいかず、ニコニコ笑顔で応対するのでした。
そしてお仕事終わって今年最後の週末だからと忘年会をやる事に。日頃は余り喋らない渉外の皆さんたちとも交流をする機会。あ、太田君、こっちこっち。
「やあ、霜月さん、お疲れ様。いつもお世話になってます」
「ん、太田君、お疲れ様。んー、でも私はここのところ外出してばかりだからそんなに世話してないけど?」
「あ、いや、小雪がね。ブランちゃんや晶龍君と仲良くしてもらってるから」
そっちか! いやいや、小雪ちゃんなら一向に構いません。なんならうちの子にしてもいいくらいです。ほっぺもぷにぷにだし。ブランちゃんはつつかせてくれないし、晶龍君は暴れるから。
「へーい、ひとみっち、飲んでるぅ?」
「……先輩、その無駄な脂肪を押し付けるのやめてください」
「えー、いいじゃんねー。あたしのおっぱいは豊くんのものだけど、ひとみっちは特別に揉ませてあげるからさー」
「い、要りませんよ! それに私だってまだ大きく……」
「いや、ならんて」
「急に真顔になるのやめてください」
先輩が退席すると萌ちゃんが来た。
「霜月先輩、おつぎします」
「あ、萌ちゃん。座敷わらし様はどう?」
「お陰様で歳末の商店街の福引でお米当たりました。ちょうど欲しかったんで良いかなと」
座敷わらしの運勢操作というか幸運操作はすごいなあ。一等のハワイ旅行とか?って聞いたら、一等は温泉旅行らしい。しかも県内。微妙にケチくさいな、あの商店街。
「お疲れ様、ひとみ」
「あ、お疲れ様、渚」
下の名前で呼んだという事は仕事じゃないって事だろう。あ、渚は東京帰んないの?
「今年は帰らずに監視しとけって言われた。なんでも東京では大捕物があるから霜月さんまで手が回せないんだって」
「大捕物ねえ。そんなのがこっちまで飛び火して来ないよね?」
「さすがにないと思うよ。こっちとは縁もゆかりも無いはずだし」
「そっか。なら来年もよろしく」
「はいはい、こっちこそね。出来たら大人しくしててよね」
大人しくはしてるはずなんだけどなあ。悪いのは私の周りを取り巻く環境だと思うよ!




