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快適なエルフ生活の過ごし方  作者: ぺるがもん
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970:メリークリスマス、ママ

あいきゅー3くらいで書きました。

 公開処刑だと思った? 残念、クリスマスでした。


 というか帰ったら「メリークリスマス!」って香子ちゃんが友だちと一緒にクラッカー鳴らすんだもん。ハルもクラッカー持ってたな。


 家の中に入るとケーキが焼きあがってた。終業式だったから終わってからみんなで作ったんだと。


 ハルは台所どころか準備が終わるまで自宅待機だったらしい。どうやらちゃんと分かってくれてた様だ。


 そんでチキンに七面鳥に……シャケ? なんでクリスマスにシャケ? 赤か、赤いからか? いやまあパリパリに焼いたシャケの皮は美味しいから良いけどね。


 あ、七面鳥持ってきてくれたのはキャサリンちゃんでした。なんで居るのかと聞いたら来年の春一番担当だからそれまで力を蓄えて休暇なんだって。もちろん歓迎ですよ!


 で、何故か居る皐月さん。聞いたらコミケで突発のコピー本配るからそれを卯月さんが作ってんだって。葵さんも一緒らしい。てことは年末は葵さんも東京かあ。


 ティターニアはヘスティア様とネイト様三人で飲んでた。まあ静かで良いけど。あ、ロニさんも加わった。平均年齢高そうな奴らだよ、全く。それでいて全員がしょ……おっと誰か来たようだ。


「メリークリスマスですわ、お姉様!」

「メリークリスマスです。ひとみさん」


 澪ちゃんと楓ちゃんが参加して来た。お家で先輩と豊さんと家族水入らずで過ごそうと思ったら先輩から「ちょっと六時間ほど出掛けてくれる?」って言われたんだと。で、二人ともどこかホテルにでも行こうかと思ったけどどこも満室だったそうで。まあお盛んですこと。


 そんな訳なんで二人とも手ぶらである。まあ良いよ。料理は沢山あるそうだから。あ、ケーキ買ってこようとは思ったけど私が作った方が美味しいからって? いやー、今日のは私が作ったんじゃないんだよね。


「ひとみ! ケーキ食いに来たぜ」

「ちょっと晶龍! 先走るんじゃありません」


 空間からポコッと出て来たのはブランちゃんと晶龍君。いや、出る所に誰が居るのかは確認しようよ。来るなとは言わんからさ。


「ここがひとみの今のおうちなのね」


 えっ!? こ、この声は……まさか……


「来ちゃった(てへっ)」

「ママぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」


 ああ、久しぶりのママ、ママの匂いだ。くんかくんかすぅーはぁー。まさかまさかこのクリスマスという聖夜に会えるなんてよもやよもやですよ!


「今年はパパが帰れなくなって暇だから一度来てみようと思ったのよ」


 ああ、パパ、帰って来れなくてありがとう。なんで帰って来れないのかは知らないけどこのまましばらく帰って来なくても良いよ!


 あ、でも妖精鄉である家から離れたらママの老化が始まっちゃうんじゃ? おい、ティターニア、何とかしろ。


「そんなにすぐ老化したりしないわよ。それに一日二日くらいなら妖精鄉の効果が本人にも残ってるもの」


 本当だな? 絶対だな? じゃあ改めて、ようこそ、ママ! よし、隣座って、ほら、あーんってしてあげるから。あ、私にあーんってしてくれるの? はい、ありがとう、ママ! んー、ママが食べさせてくれると思うとどのご飯も光り輝いて見えるよ! いや、香子ちゃんの作るご飯は美味しいよ?


「やはり一番の敵はひとみママよねー」

「同感ですわ」

「勝てる気しないんだけど」


 おい、そこの三人、ママの事を敵ってなんて事言いやがる! え? そういう意味じゃないから怒ってやるなって? ママがそう言うなら!

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