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快適なエルフ生活の過ごし方  作者: ぺるがもん
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499:振り下ろされた刃! 破滅の瞬間

刃を振り下ろした方と破滅する方は同じという.......

 ヘラクレスさんがミノタウロス殴って吹っ飛ばした。あれ? でもヘラクレスさんって実行委員じゃなかった?


「カエデ・ミナヅキ」

「は、はい」

「すまなかった」


 ヘラクレスさんはくるりと振り向いて楓ちゃんの方を見て、深々と頭を下げた。


「この度の実行委員の暴走、全てはこの私の監督責任だ。この通り許して欲しい。二度とこのような事が起こらぬように気をつける」

「納得いきませんわ。楓は死にかけたのです。それなりの償いはしてもらいます」

「み、澪、そんなヘラクレスさんは何も.......」

「楓は甘いのです。優しさと甘さは同じ様で違うのです。ここで逆に責任を取らせなければヘラクレスさんにしこりが残ってしまうのですよ」

「ああ、その通りだ。私にできることなら何でもすると約束しよう。さあ、何かないか?」


 うーんと考え込んでしまう二人。そうだよね。普通に女子高生やってる二人に希望する事なんて.......いや、澪ちゃんは身内の問題あるから希望すればそっち方面で手を貸して貰えるかも?


「と言っても別に無いのですけど」

「澪、お兄さんたちとのことはいいの?」

「柳の家に未練なんかひとつもありませんし、楓たちとの生活が安泰なら問題ありませんわ」

「しかし、それでは我らのメンツが.......」

「それならば私が口を出させてもらいましょう」


 あ、ヘラ様。今日はまた一段と露出が激しくていらっしゃる。ん? そういえばなんでここにいないの?


「ゼウスがここに居るから」

「それでいいの?」

「ホントは良くないんだけど、澪がここに入れないって言ったら絶対観客席で観るって」


 ヘラ様親バカかな? 澪ちゃんのこと可愛がってくれるのは嬉しいけど。


「澪に課している試練を次で終わりにします!」


 試練の免除までは出来ないらしい。でもクリア回数を特例で減らせるみたい。なるほど。


「良いですね、ヘラクレス。それにオリンポスの神々たち」

「はっ、私はそれで構いません。もとより、必要ないと思ったのですが強硬に反対するもの達がおりましたから」


 ヘラクレスの視線が倒れてる半神達に向いた。ああ、つまり、澪ちゃんに試練を課せと主張してたバカどもがこいつらって訳か。


「その分、最後の試練は難しい物にしましょう。そうですね.......お前たち!」

「は、はい!」

「お前たちは今回の結果に納得いかんと今でも思っておるか?」

「当然です!」

「我らこそ英雄の末裔(すえ)

「こんな奴らなんぞに」


 口々に好き放題囃し立ててる。


「ならばお主たちで勝ってみせよ。戦争じゃ」


 戦争? なにその物騒な真似は! ヘラ様って血の気が多いの?


「しばらく時間をやる。互いの全戦力でもって潰し合いなさい」


 よーし、それなら私も.......


「ゼウス様やハイエルフ、それからニアも手出しはなりませんよ。これは人と人との問題なのです」


 あの、私も人だと思うんですが.......


「まあ当然だよね。ひとみが居たら二秒で終わるじゃない。自重する気ないでしょ?」


 あー、はい。自重何それ美味しいの?って言いながら全滅させると思います。でもそれくらいの事ならみんなも.......あっ!

 なるほど。これだけの戦力があるなら大丈夫と踏んで提案してくれたのか。ヘラ様こっちよりって事か。向こうは秘密兵器みたいだったミノタウロスも倒してるし、問題なさそう。

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― 新着の感想 ―
[一言] >向こうは秘密兵器みたいだったミノタウロスも倒してるし、問題なさそう。 フラグぅぅぅううう!!!
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