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快適なエルフ生活の過ごし方  作者: ぺるがもん
499/1275

494:死闘決着!最後のフルパワー

決勝カードが決まりました。

 当然次の試合は残った二人になる訳だけど。


「哪吒太子は強いからな。哪吒太子で決まりだろう」

「いやいや、吉備津彦はやるぜ。優勝しても不思議じゃあない」


 こちらでは場外戦が始まっております。


「そもそも倭国は何故最高神の天照大御神殿が来てないのだ?」

「仕方ねえだろ。野蛮なのは嫌って引きこもっちまったんだから」


 なんで他と違って素戔嗚尊様なのかと思ったらそういう.......確かに他は男神ばかりだねえ。ドライアドは知らんけど。


「それでは準決勝第二試合、吉備津彦対哪吒太子、始め!」


 ゴングが鳴らされ二人とも突っ込んで行く。そして中央で激突。激しい斬撃の応酬だ。


「ぬうう、なかなかやるな、お主!」

「あんたこそ。さっきの真っ平らがどうとかより強えや」


 平教経な。ちゃんと覚えておいてあげなよ。それでなんでドライアドは私の胸元を見てるんだ? 後で話があるから体育館裏に来いや。


「先に仕掛けさせてもらうよ。縛妖索!」

「効かん!」


 一瞬でロープが吉備津彦に巻きついたんだけど、引きちぎったよ、あの人。


「うえっ、妖怪とか幽霊とかじゃないの?」

「残念ながら人間だ」

「これならどうだ。綉毬(しゅうきゅう)!」


 トゲのついたゴムまりみたいなのが吉備津彦に向かって投げつけられた。剛速球だ。


「吉備津、ホームラン!」

「はぁっ!?」


 おおっと、打ち返した。一瞬刀がバットに見えたぞ。


「くっ、これもダメか。なら風火輪!」


 哪吒太子の両足に燃える輪っかが着いた。


「これで立体的に攻めれるぜ。更に斬妖剣と降妖杵も来い!」

「武器が沢山あっても使えねば意味が無いぞ!」

「その通り。だからこうすんだよ。(ちっ)! 三面六臂の術!」


 哪吒太子の身体がぐにゃりと変化して腕が生えて顔が三つになった。いや、強そうとは思うけどなんというか変形が気持ち悪い。


「これで背後の死角も無くなった。てめーに勝ち目はねえんだよ。今なら泣いて謝れば許してやるぞ」

「ふふふ、面白い! 全力で挑ませて貰おう」

「減らず口を、あの世で後悔しろ!」


 いや、医者の神様とか居て医療体制はバッチリらしいからあの世には行かないんじゃないかな?


「鬼をも超えしこの力その目に刻み込め!」


 また吉備津彦の肉体が膨れ上がった。そしてその刃も。


「それは見せてもらった。一本ならともかく二本なら受け止められる。そして三本目で仕留めれば楽勝!」

「今、丑寅うしとらの力を借りて、悪鬼を打ち砕かん!」


 えっと、更に膨れ上がったというかあれだ。フルパワー、百パーセント中の百パーセントな感じ。


「なっ、そんなの聞いて.......くっ!」


 さすがの哪吒太子も三本で防御したんだが.......


「全身全霊の一撃を受けよ! 鬼断ち!」

「はぎゃっ」


 ぐしゃあという音と共に武器もろとも砕け散った。哪吒太子はピクリとも動かない。


「勝者、吉備津彦!」


 大歓声が沸き起こった。めっちゃ凄まじい一撃だったんですけど。闘技場まで真っ二つになってるし。本当にあの人と楓ちゃん戦うの?


「ほうら、俺の言った通りだ」

「くっ、哪吒太子が負けるとは.......」


 こっちでも決着がついたようだ。まあ素戔嗚尊様は意味無くマウント取ったりする人じゃないと思うので喧嘩にはならないだろうけど。


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― 新着の感想 ―
[一言] (鬼討ちの逸話と地域的に)桃太郎(と混同される事もある古事記や日本書紀の登場人物)対鬼(娘) 相性最悪じゃないですか(白目) ヒロインズ補正で、どんなひっくり返しかたになるんでしょうかね。…
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