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快適なエルフ生活の過ごし方  作者: ぺるがもん
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492:黒き君、目覚めるとき

ロンゴミニアドはアーサー王の武器ですが、必殺技ということにしちゃいました。FG〇とは関係ありません

 準決勝第一試合。厳正なるくじ引きの結果、ラモラックさんと楓ちゃんになった。


「これはこれは.......よろしくお願いしますよ、可愛らしいお嬢さん」

「あ、やっぱり分かります? 今日はちゃんと可愛く出来たと思うんですよ」

「.......まあいいでしょう。こちらも手加減は出来ませぬからな」

「大丈夫。私も全力で行くから」


 ゴングが鳴ったが二人とも動かない。


「ほほう、すぐに走ってくると思ったが」

「いやあ、組み付く隙がなくて困っちゃった」


 ドライアドがうちの子凄いだろ、へへんって顔しながらこっち見てる。相手楓ちゃんだよ?


「このままでは埒があかんな。では私から動くとしましょう」


 すっと踏み出した瞬間、楓ちゃんの姿が掻き消えた。


「居ない? いや、下か!」


 楓ちゃんはスライディングしながら突っ込んで行った。


「舐めるな!」


 ラモラックさんは剣を置いて楓ちゃんのスライディングを防ぐと共にそれがそのまま攻撃になってる。つまり、そのままのコースなら剣に直撃するのだ。


「計算済みだよっ」


 楓ちゃんはぶつかる直前に踵を思いっきり振り下ろした。楓ちゃんの身体が前につんのめった。


「なっ!?」


 そのまま楓ちゃんのエルボーが顔面に炸裂。ラモラックさんは二メートルぐらいぶっ飛ばされた。


「なんという身軽な。いや、それよりも脚力か。相当なものだな」


 褒められて満更でもなさそうな楓ちゃん。いや、今試合中だから集中しようよ。


「だからこそ残念だ。ここで終わってしまうことがな!」


 ラモラックさんは槍を取りだし、楓ちゃんに向かって突く。その速度は風の如し。突くと引くが一動作になっている。最早居合だ。この前の戦いは掴めてもこの槍は掴めないらしい。


「わ、わ、わ、わ」

「いかがかな?」

「やばーい。肩にくらったかも」


 楓ちゃんの右肩からしゅうしゅうと白い煙が吹き上がった。まあ再生効くよね。さすが不老不死。


「再生するか。ならば首を落とさんといかんな」

「さて、出来るかな?」


 楓ちゃんが腰を落とした、タックルの構え。ロケットスタート! 予想外のスピードにラモラックさんは反応出来てない。そのままバックをとる。引っこ抜いて.......投げた! ジャーマンスープレックス、鎧ごと!


「ふんっ」


 間一髪で楓ちゃんの投げから抜け出すラモラックさん。


「こんなにやり甲斐があるのはトリスタンとやり合って以来だ」

「それは褒め言葉ですか?」

「もちろんだよお嬢さん、いや、カエデ」

「ラモラックさんもね!」


 今度はラモラックさんが仕掛けた。槍を突くと見せかけて手から滑らせる。予想外の挙動に楓ちゃんの体勢が崩れた。


「喰らえ、キャメロット流槍術奥義、ロンゴミニアド!」

「間に合わっ」


 咄嗟に両手でブロックした楓ちゃんを幾筋もの光の奔流が襲う。楓ちゃんは壁まで吹っ飛ばされた。


「あれをも防ぐか。なかなかやる」

「ぐるるるるるるるるるる.......」


 おや!? 楓ちゃんのようすが.......! えーと、あれは鬼化してない? 大変大変、Bボタンで進化キャンセルしなきゃ!


「うごァァァァァァァァァ!」


 あかん。完全に暴走状態だ。身体も一回りも二回りも大きくなってる。


「なるほど、面白い!」


 ラモラックさん、バトルジャンキーですか?

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