484:ああっキミは女神さまっ?
レギンレイヴちゃん覚えてますかね?
昨夜はなんであんなことしたんだろう。もしかしたら催淫効果が出てたのか? 間違いない。
「おっはよー、ひとみん」
「あっ、ハル、おはよ」
「どったのー?」
「え? 何が?」
「いや、なんか顔が赤いから熱でもあるのかと思ってさー」
「なつ、無いよ無いよ、無い無い!」
「そ? ならいいや。朝ごはんよろしくねー」
いや、私が作るわけじゃないけどなんだけど。ともかく朝食済ませて今日の二回戦だ。楓ちゃんにはケガしないようにして欲しい。
「あっ、おはようございます。ひとみさん」
「おはようございます、お姉様。顔が赤い様ですが熱でも?」
「あ、ううん。昨日のお風呂が気持ちよかったから。また入りに行こうかなあ」
「今なら誰も入っていませんでしたわ」
空いてるのか。じゃあ入ってこようかな。てことは二人は朝風呂を?
「ちょっと汗かいちゃったんで。あ、疲れては無いですよ」
汗をかくような事をしたのか? いや、きっと寝汗だろう。緊張すると汗が出るって言うし、試合を控えた楓ちゃんなら汗をかいても不思議じゃないよね。
「お姉様、お風呂に入るのでしたら私たちもお供しますわ」
「今入ってきたんだよね?!」
「一度が二度でも構いませんわ」
いや、静かに入りたいし遠慮しとくよ。風呂場に行くか。おや先客が。睦月さんと葵さんだ。
「あ、霜月さんおはようございます」
「ひとみさんおはようございます」
「二人ともおはようございます。お邪魔しますね」
睦月さんが昨日からずっとゴキゲンなのだ。まあおそらく理由は筋肉なんだろうけど。
「二回戦どうなりますかね。選び抜かれた筋肉が沢山見られそうです」
「私は筋肉はどうでもいいかなあ」
「何言ってんですか! 筋肉は大事ですよ! どぅーゆーあんだすたん?」
理解する気ないので適当に相槌をついておいた。まあ今日も堪能してください。
「ひとみさん、何かありました?」
「え?」
「いえ、悪い意味ではなくて。なんか元気が出てる様な」
ハルにちゅーして元気になったとか聞いたらどう思うだろうか。
「いや、なんでもないですよ」
「そうですか。ならそういう事にしておきますね」
にっこりと微笑む葵さん。いや、美人だよね。背は低いけど可愛いし、世話好きだし、おっぱい大きいし。ハルなんか世話しなきゃいけない方だし、まあおっぱいは大きいけど。あれ? なんでハルと比べてんだろ?
「そろそろ上がりましょう。朝ごはん食べて会場に行かないと」
お風呂から上がってみんなで朝食。トーストだけど美味しいなあ。出来ればご飯の方が良かったけどそこまで贅沢は言えない。楓ちゃんだけひと足お先に会場へ。私たちはまだ会場開いてないからゆっくりとお散歩がてら会場の周りを歩く。
「おはようございます!」
私たちの前に突如三人が現れた。昨日の審判のノルンたち。
「ウルズです」
「ヴェルザンディです」
「スクルドです」
三人目の子、もっと前にどっかで見たような.......
「皆様には部下のレギンレイヴがお世話になりました」
レギンレイヴ.......あー、あのエインヘリャルにご招待とか言ってた子か。てことはこの子もヴァルキュリアなんだ。
「あのさ、みそっかすだからって処分しちゃうのはどうかと思うんだけど」
「そうですか? 信賞必罰は大事だと思うのですが」
「生命を大事にしないと。たくさんの戦いの霊と接してるとぼやけちゃうのかもしれないけど」
「え? あの、あの子の処分ってお小遣い減らす程度なんですけど」




