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快適なエルフ生活の過ごし方  作者: ぺるがもん
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482:戦い済んで日も暮れて

わくわくざぶーん

 どうやらお泊まりは船の中らしい。船は豪華客船みたいな造りになってるからそこらのホテルよりも高級なんだそうな。

 ちなみにこの大会、御多分に洩れず血が流れる。当然みんな興奮する。興奮冷めやらないままにみんなが男女問わず近くのホテルに泊まる。あとは.......わかるな?


「私たちは別に構いませんが」

「そうですよ。どうせやる事は同じですもん。あ、ひとみさんも交ざります?」


 いやいやいやいや! 私はいいよ。まだ結構だよ! 楓ちゃんはゆっくり寝て明日に備えなさい。


「いや、その、身体が火照ってるから寝れないんですよね」

「その辺も合わせてケアするつもりですからお姉様もご安心ください。あ、お姉様が加わるなら私たちが全力で御相手を」


 さて、ご飯にしようか。シェフがつくってくれるってさ。タノシミダナー。あれ? ハル、なんで拗ねてんの?


「絶対に離れてやらないって言ったのにー」

「え?」

「今日ほぼ一日中離れてたじゃーん」


 いや、だって仕方ないじゃない。大会のルールで私は半ば隔離されてたんだから。なんだよ、そりゃ私だってハルの.......みんなのそばが良かったよ。


「埋め合わせしてくれるなら許してあげる」

「埋め合わせ?」

「一緒にお風呂」

「それくらいならいいよ」

「なーんて.......えっ?」


 何を今更何度もお風呂に一緒に入ったじゃないか。変なの。


「それなら堪能してもらおうかな。真祖たる私の力を」


 なんか言ってるけど普通にお風呂入るだけでしょ。みんなで。


「いっただきまーす!」


 楓ちゃんが豚の丸焼きやら鶏の唐揚げやらに夢中になってかぶりついてる。火加減も良いし、なかなかの腕だ。まあ私の方が上手く焼けるけど。


「お姉様のはズルですわ。肉汁閉じ込めたまま内側からムラなく満遍なく焼けるとか火の精霊便利すぎですわ」


 えー、美味しい方がいいでしょ、みんな? ともかく腹はふくれた。次はお風呂だよ。楓ちゃんは澪ちゃんと二人で入るんだそうな。キャッキャウフフですね。分かります。お邪魔にならないように家族風呂は譲るよ。大浴場でみんなと一緒に入るか。


「なんで俺までこっちに連れてこられてんだよ!」


 そりゃ晶龍君の保護者が私たちだからだよ。


「お風呂ぐらい一人で入れるってーの!」

「何言ってんのよ、ほらこっちおいで」

「はーなーせー!」

「もう、往生際悪いですね。早くしないとみんなに迷惑がかかるじゃない」

「わ、バカ、裸見えるだろ!」

「お風呂なんだから当たり前でしょう」


 あれ? 私たちに接するのとなんか違わない? もしかして晶龍君って。


「晶龍君、それじゃあ素戔嗚尊様にお願いするから男湯に入ってね」

「おう。ありがとうございます、葵先生」


 そのまま男湯に行く晶龍君。


「何よもう、せっかく一緒に入ってボコボコにしてやろうと思ったのに」


 いや、やめておあげなさいブランちゃんや。男の子の事情ってやつよ。ブランちゃんはこっちで頭洗ったげる。


「いいわよ。.......シャンプーハット持ってきてないし」


 大丈夫大丈夫。目に入らないように水の精霊さんコントロールするから。あ、葵さんも手伝います? ってそれ、私、私の背中! うひゃっくすぐったい。助けて、ハル! えっ? なんで手にボディーソープ着けてんの? これが埋め合わせの内容だって? ぐぬぬ、そう言われたら回避できない。

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