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『白髪の天使は折り紙を折る 〜HP無限の転生令嬢、最強の家族にノンストップで溺愛される〜』  作者: CASCADE


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第61話:お兄様の発見と、魔法のインテリア




「オリカ、入るよー? ……って、あれ?」



部屋の扉を開けて入ってきたお兄様(ルファス)が、入り口でパチクリと目を丸くして足を止めた。



ついさっきまで床いっぱいに散らばっていたはずの木のおもちゃやリボンが、ひとつ残らず消えて綺麗な部屋に戻っていたからだ。



「もうお片付けできたのかい? オリカは本当にえらいねぇ」



お兄様は目尻を下げて頭を撫でてくれようとしたが、ふと部屋の隅に置かれた小さな折り紙の箱に視線を止めた。

そこへ、私が手に持っていた小さな積み木を『ぽいっ』と投げ入れてみせる。



すうっ……ぽんっ!



「なっ……!? 今、積み木が吸い込まれるように箱の中に収まった……!?」



お兄様は素早く箱の前にしゃがみ込み、目を輝かせながら観察し始めた。



「空間拡張……いや、指向性の強い自動回収陣形がこの紙箱一つに組み込まれているのか!? 部屋を散らかしがちな幼子のために、自発的にお片付けを補助する魔導具を作ってしまうなんて……!」



(あ、お兄様また難しく考え始めてる……笑)



『ふふん!』と鼻を鳴らしたノワールが、お兄様の足元で自慢げに尻尾を振る。



「すごいよオリカ! これならお部屋も散らからないし、怪我の心配もない! 公爵家中の部屋にひとつずつ欲しいくらいだ……!」



「あぅ~♪(お兄様が喜んでくれてよかった~)」



過保護なお兄様のベタ褒めに照れつつ、私はもっとお部屋を楽しくするアイデアを思い浮かべてクスクスと笑うのだった。

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