↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
『白髪の天使は折り紙を折る 〜HP無限の転生令嬢、最強の家族にノンストップで溺愛される〜』  作者: CASCADE


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
155/198

第154話:遠くのお兄様へ、甘い便り




「本当に美味しいよ、オリカ。焼き加減も甘さも絶妙だ」


「ええ、初めて作ったなんて信じられないくらいだわ。……そういえばオリカ、このクッキー、もう一枚多く焼いてあるのね?」


お母様がトレイの端にある、凛々しい青年の顔を象ったクッキーに気づいて優しく微笑んだ。


「はい! これは……学園の寮にいるお兄様の分です!」


「まあ! 離れて暮らすお兄様の分まで作っていたのね」


私が答えると、お父様も嬉しそうに目を細めた。


「そうか。お前の兄も、学園で生徒会や騎士科の訓練に追われて忙しくしておるからな。妹からの手作りクッキーとあれば、疲れも一吹きに飛んでいくはずだ」


「はい! 鮮度が落ちないうちに保存魔法をしっかりかけて、手紙と一緒に今日のうちに学園の寮へ送ろうと思っていて」


「ふふ、お兄様、いつも手紙で『早くオリカに会いたい』って書いて送ってくださいますものね。きっと飛び上がって喜ぶわ」


「くぅん!」


ノワールも「僕からもよろしくね!」と言うように元気に一声鳴いた。


一足先に学園という新しい舞台で頑張っているお兄様。

もうすぐ同じ学園に通う日を楽しみにしながら、私は心を込めた手紙とクッキーを大切に箱へ詰めるのだった。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。