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テコンドーも空手も日本一の女の子が15年越しに俺に助けを求めてきた話  作者: koruta5


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9/16

告白





 今週の土曜日は気持ちを伝えるために自分からデートに誘おうと思い、電話をかけてみる

「もしもし」

「あ、俺です」

「お疲れ様です」

「お疲れ様です笑

 今週末よかったらランチ行きません?」

「……行きたいです」

「じゃあ11時頃お迎えに行きます」

「わかりました、楽しみにしてます」


 電話を切りホッとする、

 土曜日、どういうシチュエーションとタイミングで言えばいいのかまだ迷ってる……言えないという結果だけは避けたい!!

 でも、大丈夫だろうか……不安と緊張で眠れない日が続いた――――




 当日、朝から割とギリギリまで寝ていた笑

 着替えて、歯を磨いて、髭も大丈夫!!

 ふぅーっと深呼吸して

 こんなに緊張して会うの初めてだな……笑


 なぎささんも思いを伝えてくれた時緊張してたのかな?

 いつもポーカーフェイスで真面目な口調だからな〜笑

 最近はいろんな表情も増えてきたと思うけど



 準備をして出る時間になったので

 車で迎えに行く



 ……びっくりした、

 家の前でなぎささんが待っていて

 服装に、髪型に全てが可愛くて見惚れてしまうほど

「こんにちは、待ってました?」

「いいえ、さっき出たところです」

「乗ってください」

「はい、お願いします」

「今日めちゃくちゃ素敵です」

「っ、ありがとうございます」


 あぁ、もうめちゃくちゃ好きだ

 もうどうしていいのかわからない

「あの、何か食べたいものあれば教えてください」

「なんでもいいですよ?定食とかでも全然いいです笑」

「いや、せっかくオシャレしてきてくれてるのに」

「航さんもいつも素敵です」

「あー……最初に会った喫茶店行きます?笑

 あそこなら定食もあるし、洋食もあるし、どうですか?」

「良いと思います!笑」

「その後時間があれば映画とかどうですか?」

「いいんですか?」

「行きましょう」

「はい!」


 最初に2人で再会した喫茶店に行く

 あんまり最初は良いイメージなかったよな、

 俺とか特に泣かせちゃったし……笑

「懐かしいですね、なんか笑」

「そうですね、笑」

「なぎささんの俺に対するイメージここでぶち壊れましたよね笑」

「私は、航さんとまた会うことができたので……

 そう思えばここは思い出の場所になりますね」

「なぎささん泣かせちゃったし笑」

「あれは世間知らずの私に叱咤激励しったげきれいしてくれたんですから!笑」

「もう少し優しくできたらよかったのにな笑」

「私は後から考えても好印象でしたよ?」

「それはない、絶対うそだ笑」

「ほんとですっ!笑笑」


「何食べる?」

「私はこのハンバーグランチで」

「じゃあ俺はオムライスとお好み焼き

 お好み焼き半分こしよーよ」

「え?私そんなに食べれませんよ?」

「またまたー」


 本当に食べれないじゃん……笑笑

 姉ちゃんと来たらペロっと食べてしまうのに笑


「なぎささん自分の分も食べれるの?笑」

「ちょっと多かったですね、量が笑」

「俺が責任持って食べるわ笑」

 お腹いっぱいになり、お店を出る

 映画館に行くけどお腹いっぱい過ぎて

 何も入らない笑

 ジュースだけ買って、なぎささんが選んだ

 ミステリーを見ることに

「なぎささん、ミステリー選ぶとかめっちゃセンスいいですね」

「ほんとですか?好きですか?」

「まじで、めっちゃ見ます!!

 刑事ものとか家族でよく見てました」

「よかった〜、楽しめそうですね!ふふ!」

 かわいい……


 2人で映画を見る

 こういう時って肘置きはどっちが使うんだ?

 手が当たったら繋ぐのか?軽くパニックになる笑

 隣が空いていたのでそっち側に肘を置けて

 ホッとする

 映画に集中してしまって

 2時間あっという間だった


「うわー、めっちゃ面白かった!

 余韻がすごいです」

「ほんとに、よかったですね!面白かったです!」


「あの、この後何も予定なければでいいんですけど

 俺の家にきませんか?」

「え……行きたいです」

「よかった〜、じゃ、行きましょうか」

「……はい」


 2人で車に乗り、俺の家に向かう


「……お邪魔します」

「どうぞ、あそこに座っててください」

 テレビの前のソファーを指さして誘導する


 お湯を沸かしてコーヒーを準備する

 人を家に呼んでこんなに緊張するのは初めてだ


 コーヒーを出して少し話すことに

「……緊張してます?笑」

「はい笑」

「すみません、家だったらゆっくり話せるかなって思って」

 

 

「あの、俺もなぎささんが好きになりました

 だから、そのお付き合いしてほしいなーって」

 

 恥ずかしくてなぎささんを見ながら言えなかったけど

 ちゃんと告白することはできた!



 チラッとなぎささんを見て返事を待つ

 なぎささんが固まったまま、動かない笑


「なぎささん?大丈夫?笑」

「…………っはい、私、聞き間違いしてないですよね?

 都合のいい幻聴だったりしませんよね?」

「はい笑」

「お付き合いよろしくお願いします」

 手を広げるとキョドキョドしながら腕の中に入ってきてくれた

 背中に腕が周り2人でハグする

「よかった〜、よろしくお願いします」



「コーヒー飲みましょうか笑」

「ふふ、はい」

 2人で座り直してコーヒーを飲む


 あ、交換ノート!

「はい、次なぎささんの番ね」

「はい、ありがとうございます」

「夏祭りまで続けてみる?」

「そうですね、お願いします」

「敬語もよかったら少しずつ無くして行きましょう」

「はい」

「俺、おばあちゃんに挨拶行きますよ笑」

「え!!いいんですか?」

「だってもう彼氏になったし笑」

「ふふ、嬉しいです」

 なぎささんがにやにやしててかわいい

 俺も口元がほころ


「俺は初めての彼女なので何したらいいとか

 どうしてほしいとか伝えてくれたらありがたいです」

「私は航さんの隣にいられればそれだけでもう幸せです」

 

 上目遣いで言われて鼻血出そうだった……


「ありがとう、こんな俺のこと好きになってくれて、

 頑張ってくれて」

「こちらこそ、しつこい私を受け入れてくださってありがとうございます笑」


「手握ってもいいですか?」

「うん笑

 手握るの好きなんだね笑」

「なんか、触ってたら気持ちが落ち着くんです笑」

 なぎささんが手を握ってくるので

 頭をコツンとぶつける

 むず痒くてくすぐったい


 そのまま2人でソファーでコーヒー飲んだりテレビ見たりして過ごした

「そろそろ送ろうか?」

「……はい」

 夕方になり、車で家まで送ることに

「今日からよろしくお願いします」

 別れ際に確認も兼ねて言ってみる笑

「はい、よろしくお願いします」

「後で電話していい?寝る前にちょっとだけ」

「はい、待ってます」


 手を振って家に帰る


 はぁ〜長いようで短い1日が終わった……

 今日からお付き合い……

 少し浮き足が立ってしまう

 あぁ……本当に、嬉しいかも……

 家についても、ご飯を食べても、

 お風呂に入っても頭の中がなぎささんだらけ


 早く電話をかけたくて少しうずうずする

 ちょっと早いけどいいかな?

 電話をかけてみる

「もしもし」

「もしもし、何してた?明日なんか予定ある?」

「電話待ってました、明日も特に何もないです」

「家にくる?迎えに行くから」

「はい笑」

「じゃあ10時くらいに来てもいい?」

「はい、待ってます」

「じゃあ、おやすみ」

「おやすみなさい」


 はー、、、かわいい…………

 電話待ってましたとかあのポーカーフェイスで言ってるの想像するとやばいな……笑

 好きがどんどん溢れて止まらない

 ずっと好きが募っていく

 こんなに浮かれちゃって大丈夫かな?


 告白を無事に終えて付き合うことになった2人だった――――







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