友達の延長??
次の日もなぎささんを迎えに行って
家でまったりゲームしたり
お昼ご飯に焼きうどん作ったり
またゲームしたり、コーヒーのんだり
お菓子食べたり………………
すぐに夕方になる、
え??、今日俺ら普通に楽しかったけど
普通の友達のようなことしかしてない笑笑
「もう帰る?」
「はい、今週は土曜日おばあちゃんのとこに行くので会えません……」
「あー、俺もついて行こうか?」
「え、でも、航さんがそんなに気を負う必要はないので……」
「俺が会いたいから、挨拶させて」
「……わかりました」
なぎささんの敬語の壁もなかなか厚い……笑
「あ、日曜日はまた遊びに来てもいいですか?」
「うん、できれば一緒にいたいから……」
言いながら語尾が弱くなる……
なんてこと言ってんだ!恥ずかしい……!!
「……手握ってもいいですか?」
「……うん」
また手をにぎにぎと触られる
俺の手がどんだけ好きなんだよ……
どうせならもっとハグとかの方がくっつけると思うけど……
「航さん……」
「なに?」
「……好きです」
「……俺も、好きだよ」
うぅ、恥ずかしい……
ぎゅっと手を握られてモジモジしている
え?何?何待ち?わからない!!
ハグか?
…………おずおずと軽く抱きしめてみる
え、これであってるのか?
超ぎこちないけど笑笑
「行く?」
「……はい、手繋いでてもいいですか?」
「もちろん」
「ふふ、」
嬉しそうでかわいい……
玄関は狭いから自然と顔が近づく
身長差は頭一個分くらいある
ていうか、顔のパーツが整いすぎててやべーな
ぱっちり二重の目に長いまつ毛
肌も白いし……本当になんで友達も彼氏もいなかったんだ?
中身も真面目というか、慎重というか、無防備というか……積極的なとこもあれば、遠慮がちなとこもあるし
少し常識外れなとこも今じゃ可愛く思えてくる
奥が深いな……
手を繋いで駐車場まで歩く
頭のつむじまで可愛く思える、不思議だ
今日が終わってしまい、また5日後しか会えない
「また連絡して?いや、俺がする方がいい?」
「次は私がしますね?」
「じゃあ待ってます笑」
自分がこんなに寂しがりやの人間だったなんて
毎日一緒にいたいし近くにいてほしい
初めて自分や家族以外の他人に執着というものを実感してびっくりする
はぁ、こんなやつだって知られたら今度こそ引かれちゃうかもな、笑
そんなことを考えながら過ごす長い長い5日間だった
金曜日になり、明日は会える!と浮き足が立つ
仕事も調子良く捗るし、無敵だ!
夜になり、なぎささんからの連絡をそわそわと待つ
ヴーン……ヴーン――――
電話が鳴り、すぐに取る
「こんばんは」
「航さん、こんばんは、今大丈夫ですか?」
「うん、声久しぶりに聞いた笑」
「ほんとですね、すみません連絡するの遅くなって」
本当だよ、ずっと待ってたっつの
自分からはかけなかったくせに笑
「明日どうする?
おばあちゃん家近いの??」
「いつも歩いて20分くらいのとこです
車だと7分くらいで着くかと……
航さんどうします?」
「車で乗せてくよ、一緒に行きたいし」
「わかりました、お昼前に行くって話してたんです」
「じゃあそのくらいで行こうか」
「はい、11時頃行きます?大丈夫ですか?」
「うん、来るね」
「はい、よろしくお願いします」
「じゃあまた明日、おやすみ」
「おやすみなさい」
明日楽しみだな……
次の日、なぎささん家に迎えに行って
おばあちゃん家に着く
「……お邪魔します」
「おばあちゃん、きたよ〜」
うわ、タメ口新鮮すぎる!!聞き慣れてないから甘えてるみたいに聞こえてしまう
「おばあちゃん、航さん連れてきた」
なぎささんのおばあちゃんが入ってすぐの座敷で
ベッドに寝そべっている
「こんにちは、なぎささんとお付き合いしてます
よろしくお願いします」
「なぎさ、起きるの手伝ってくれる?」
ベッドから起き上がって俺と目が合う
「こんにちは、あなたが航さんね?
なぎさから聞いてます。今日は来てくれてありがとうございます」
「いえいえ、突然お邪魔してすみません。
これどうぞ、」
手土産にフルーツゼリーを持って行った
「わざわざありがとうね〜?
お昼も簡単なもの用意してるからよかったら食べて行って?」
「えっ……俺もいいんですか?」
「航さんの分もあるみたい」
えー、なぎささんの敬語じゃない姿に地味にキュンとしてしまう
「いただきます」
お素麺と、おにぎり、漬物、煮物が並べてあり
お言葉に甘えていただくことに
「すごく美味しいです」
「ほっほっ、」
おばあちゃんも嬉しそうに笑っている
「なぎさはね、強い子なの
強いが故に1人でここまで大きくなってしまってね
亡くなったおじいちゃんも心配してたんです」
「……そうなんですね」
「でも、航さんが来てくれて、こうしてなぎさも幸せそうで私はいつでも安心しておじいちゃんに会うことができるわ」
「おばあちゃん、、まだまだ元気でしょ?」
「航さん本当にありがとう」
「こちらこそ、ありがとうございます
なぎささんには俺がついてますから
なぎささんをもっと幸せにできるように頑張ります」
しっかり頭を下げた
「本当にご馳走様でした」
ゆっくりおばあちゃんと話をしていたらついつい長居してしまい、もう15時過ぎていた
なぎささんは今日はもう少し一緒にいるみたいだから
俺だけ帰ることに
「航さんありがとうございました
おばあちゃんも喜んでました」
「また明日9時に迎えにきてもいい?」
「ふふ、1時間早くなってる笑」
バレた?笑
めちゃくちゃ可愛いし
「じゃあまた明日ね」
バイバイと手を振って先に帰った
おばあちゃん意外と元気そうでよかった
可愛いなぎささんも見れてなんか得した気分だった




