表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
裏切られた俺だけが覚醒した 《契約支配(ドミネーション・コントラクト)》 ――奪われたすべてを、奪い返す 〜今さら謝ってももう遅い〜  作者: 竜太郎


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
323/444

第323話「使者が持ち帰ったもの」

 地方領の使者が戻ってきた。


 王都から。


 館の主が出迎える。


「どうだった」


 使者は少し間を置いた。


「……見てきました」


「それで」


「……ゼル・アークレイドという男が、王城前に座っています」


 主は頷く。


 噂では聞いていた。


「兵は動かなかったか」


「動きませんでした。百日以上、誰も手を出していません」


 沈黙。


「近衛は」


「……減っています。街の者たちは普通に暮らしていました。ただ」


 使者が言葉を選ぶ。


「……王城だけが、沈んでいるように見えました」


 主は窓の外を見る。


 自分の領地。


 静かな田畑。


 煙が上がる家々。


 王都とは別の世界のようだ。


 だが繋がっている。


 そしてその繋がりが、少しずつ変わり始めている。


「……分かった」


 短く言って、主は部屋を出た。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ