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第129話 折れる心

―王都・下層区・路地裏―

(元貴族の従者視点)


「……まただ……」


 小さく呟く。


 誰もいない路地。


 昼のはずなのに。


 静かすぎる。


―従者―


「……おかしい……」


 周囲を見る。


 人の気配が薄い。


―記憶―


 数日前。


 主がいた。


 小貴族。


 威張っていた。


 いつも通り。


―現在―


 いない。


 跡形もなく。


―従者―


「……消えた……」


 震える声。


―理解の進行―


 最初は噂だった。


 貴族が消えている。


 信じていなかった。


―だが―


 目の前で。


 起きた。


―恐怖―


「……なんで……」


 答えは出ない。


 だが。


―断片―


 地下。


 昔の話。


 聞いたことがある。


 触れてはいけない話。


―従者(心中)―


(……関係あるのか……?)


 考えた瞬間。


 寒気が走る。


―子供視点(同じ場所)―


「……ねえ」


 小さな声。


 振り向く。


―子供―


「……なんでみんな逃げてるの?」


 無邪気な目。


 何も知らない。


―重要(設定反映)―


 恐怖がない。


 “対象ではない”。


―従者―


「……家に帰れ」


 短く言う。


 強く。


―子供―


「……?」


 首をかしげる。


 理解していない。


―本質―


 守られている。


 理由も知らずに。


―場面転換―

―遠景:貴族会館―


 誰も近づかない。


 空気が違う。


 明らかに。


―従者(心中)―


(……あそこだ……)


 直感で分かる。


 原因。


―締め―


 壊れているのは。


 上だけではない。


 下にも。


 静かに。


 恐怖は広がっていた。



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