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研究者
そんな2人の様子を城内の一室から観察している人影があった。
「やっぱり無理があったかしらね」
薄い金色の髪をかきあげ、シィルは呟いた。
「ルキアの髪を触媒にロッドを作ってみたものの、あれだけじゃ駄目よね。そもそも弱点がバレる前に速攻で倒さないといけないもの」
その目は実験を観察する科学者そのもの。
「でもデータは取れたから、よしとしますか」
手元にあるファイルにスラスラと何かを書き込む。
「さて、このあとどうなるのかしら。アレ、使っちゃうのかな」
シィルは少し興奮気味に口元を緩ませた。




