到着!!
「後どれくらいで”王都エルホワール”に着くんだ?もう丸2日は歩いてるぞ」
『あともう少しで着くから我慢しなさい。着いたらおいしい飯屋さんに行って一日のんびりしましょう』
「そうだな、一日きらいのんびりしたって罰は当たらないだろ」
俺たちは今日も”王都エルホワール”に向けて歩き続けている。
アテネの話からすると今日の夕方には”王都エルホワール”につくようだ。
⦅カナメ!⦆
「うわぁ」
リングの中からいきなり声がした
⦅そんな驚かなくても僕だよ、エゼキエルだよ⦆
「なんだエゼキエルかよ、ところで何の用なんだ?」
⦅まだ君たちには”王都エルホワール”に行く目的を話していなかったでしょ、だからそのことについて話すために来たんだけど...君たちも色々あったみたいだね⦆
何で知ってるんだ?と思いながらもオークとの戦いのこと、そしてその時に手に入れた紫色の珠について
話した。
⦅なるほど、君たちのところでもあったのか...⦆
『何なのよその言い方、まるでほかのところでも起こってるみたいな言い方じゃない』
⦅その通りだよ。最近ちらほら穏やかな魔物たちが狂暴化する事件が起こってるんだ。しかもその魔物の中には必ず紫色の珠が入っているんだ。恐らく魔王軍が開発したアイテムだと思うんだ、だからその珠は念のため僕が預かっておくよ⦆
「ああ、ってどうやって渡せばいいんだ?」
【手渡しだよ】
「うわ!」
『さすが天使ね、瞬間移動できるなんて』
「ほんとだな...」
気づいたら後ろにエゼキエルが立っていた。こういうこともできるんだな天使って。便利
「で、俺たちはなんで”王都エルホワール”に向かわなくちゃならないんだ?」
【そうだったね、”王都エルホワール”にはしばらくギルドからのクエストをしていて欲しい】
「それが魔王となにか関係があるのか?」
【ああ、さっきも言ったけどちらほら狂暴化した魔物が出ている。クエスト中に出会った者もいる。だからギルドでクエストをこなしもし狂暴化した魔物と出会ったらそれを倒して紫色の珠を集めてくれ。この紫色の珠を研究すればその魔物の弱点なんかがわかるかもしれないからね】
「なるほどな、よし分かったじゃあしばらくクエストをこなすか。そうすれば経験値も稼げるしな」
『そうね、しばらく”王都エルホワール”にも滞在できるしいい機会じゃない』
そう言って俺たちは歩き始めた。ってあれ?
歩き始めたばかりなのにもう”王都エルホワール”の目の前にいる。どういうことだ!?
【君たち人間は遅いからね、僕がここまで飛ばしといたよ!】
『ほんと便利ね...』
っということで”王都エルホワール”到着!!
~王都エルホワール~
「す、すげーな」 『流石王都ね一体何人住んでるんでしょうか』
余りの大きさに唖然としていた。だって城があるんだもん!興奮より唖然
「まずは検問を通らないとな」
なにか悪いことをしたわけではないのに緊張する。高校の時先生に呼び出された時の感情に似ている。
『検問所って緊張するわね、どうやらギルドカードを提出すればいいみたいよ』
「ああ、ステータスの紙と一緒にもらった奴か」
アテネも緊張しているようだ。
「次の者前へ!!」
「はいぃ!」 検問怖すぎだろ!
「ギルドカードを提示しろ!」
「どうぞ!」
「...........」
なんなんだよこの沈黙は!早くしてくれ。
「っ問題なし!通ってよし!!」
よかったー、もう検問所なんて二度ときたくない。俺とアテネは無事検問をクリアして通行手形をもらい
”王都エルホワール”に入ることができた
「すげーな、どこから見ていく!?やっぱ武器屋かなぁ」
『まず宿屋に行かなきゃでしょ!何をするにしてもそれからよ』
「へいへい、じゃああそこでいいんじゃないか?」
『そうね料金も手ごろそうだしあそこにしましょう』
俺たちは少し大きい宿屋に泊まることにした
「2部屋お願いします」
「1泊銀貨20枚だ」
「ええ!?高すぎないか?少しでかいだけでこの前泊まった宿屋の倍の値段もするぞ」
『ちょっと無理ね、しばらくここに滞在するわけだしいくらクエストの報酬が入っても1日銀貨20枚は高すぎるわ』
「でもおたくら夫婦だろ?1部屋にすれば銀貨10枚でいいんだぜ?」
「夫婦じゃねー!」『夫婦じゃなーい!』
「お、おお悪かったなお2人さん」
お、俺とアテネがふふふ、夫婦!?ないないない!相手は15歳だぞ!?も、もしかして周りからはそう見えてるのか?...
『カナメ!聞いてるの?』
「お、おう」 危ない危ない
『同室は嫌だけど1部屋にすれば半額よ!私もここは唾をのんで我慢するから1部屋にしましょう』
唾をのんで我慢するほど俺と同室がいやなのか...ちょっとショック
「そうだな、でもベットは1人分しかないぞ?どうするんだ」
『そんなのかんたんよ』
まさか!!
『あなたが床で寝ればいいだけでしょ』
ですよねー
っということで俺たちは宿屋を取り終えたので街を見て回ることにした。
「すごい人だな、」
『そうね流石王都といったところかしら』
「まずは防具屋に向かおう。オーク戦でおっさんにもらった防具もボロボロだしな」
『じゃあ王都で最も大きい武器防具屋に向かいましょう』
「たのしみだなーどんだけでかいんだろう」
『ここよ!ここが総合武器防具店ヘパイストスよ!雑誌で見て1度は来てみたかったのよね』
「すごいな..武器防具屋のでかさじゃないだろこれ」
小さなビルくらいの大きさがある。13階まであるそうだ。
『ここはね1つの鍛冶屋が作ってるんじゃなくて色々な鍛冶屋が1つの建物で店を開いてるのよ!だからここなら自分のお気に入りの鍛冶屋を探すことができるわね!』
「すごいな!見てみろよアテネ!この防具つけるだけで魔力が上がるんだってよ!」
『すごいわね、見てみなさいこのアイテムは使うと一度だけフレイムが放てるそうよ!』
「なんだと!?いくらだ?」
『げ!1つ銀貨120枚だって』
「高いな...まあ取りあえず見て回るか」
『そうね』
ということで俺は6階の防具専門フロアに来ていた
「なんだここすごいな、迷路みたいに色々な鍛冶職人の防具が壁になって入り組んでる」
1階に比べてかなり安いな、恐らくまだ名前の売れていない鍛冶職人の防具ばかりなのだろう
「うわっ!!!」
急に狭いところに引っ張られた!
「誰か助けっ...」
「なあにいちゃん...ちょっといいか?」
なにが起こってるんだ!?急に引っ張られて謎の男に口をふさがれている!
第13話ご覧いただきありがとうございます!
カナメを引っ張った男の正体とは!
そしてカナメは無事に帰ることができるのか。
是非第14話もご覧ください!




