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24歳独身ニートが異世界転生!  作者: 高橋シュウ
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さいかい!

「なあにいちゃん...ちょっといいか?」

「んん!?」

口と鼻をふさがれて息ができない! ガブ!

俺は口をおさえている手に噛みついた。

「っ痛ってえ!なにすんだ!」

「うるせえこっちのセリフだ!いきなり引っ張って口と鼻をおさえやがって、息ができなかっただろ!」

「それはすまなかったな...俺の名前はサンだ鍛冶職人をやってる」

どうやら反省しているようだ。サンというのか。

「実は1つ頼みがあるんだ」

「頼みって?」

「俺の作った防具をタダでやる!だからそれを装備してクエストに出かけてくれないか?」

「どうしてそんなこと言うんだ?タダじゃ商売にならないんじゃないのか」

「実はな、鍛冶職人ってのはまず出来栄えより売れるかどうかなんだ。どれだけ出来栄えがよくてもこんなガラクタ置き場みたいなところに置かれちゃあいつまで経っても売れやしねえ」

確かにそうだ、こんな無造作に山積みにされた防具の中から1人の鍛冶職人の防具を探し出すなんて不可能だ

「だからにいちゃんに俺の防具を着けて欲しいんだ、それでにいちゃんが活躍すれば俺も売れるしにいちゃんも防具が手に入って万々歳ってわけだ」

「でもどうして俺なんだ?俺が活躍する保障なんてないだろ?」

「まあそこは俺のカンってやつだ」

なんじゃそりゃ...

「まあそういうことならありがたく受け取らせてもらうよ。ほんとにいいのか?」

かなり性能もよさそうだし軽い。動きやすそうだ

「ああもちろんだ、気に入ってくれたら今度はちゃんと買いに来てくれよ。さっきは悪かったな」

「いいんだ、また来るよ」

そうしてタダで防具を入手した俺はアテネと合流するために一階に戻った。


「アテネ!なんかいいの見つかったか?」

『ええ武器を新調したわ、あなたは新しい装備を買ったみたいじゃない』

「そうだぜ、なかなか様になってるだろ?」

全身サンからもらった防具を身に着けた俺は我ながら結構いけてるのでは?っと思っていた。

『なかなかいいんじゃない?でもその防具かなり高かったでしょ』

「聞いて驚けアテネ!なんとタダでもらったんだ」

『噓でしょ!?そんないい防具いったい誰が?』

俺は6階であった出来事とサンについて話した。

『あなた本当にラッキーね』

おかしいよな、これでも運37なんだけどな

「それより早速クエスト行かないか?防具も新調したし早く魔物を倒しにいきたいよ」

『でももう夕方だしできてもこの街の中でのクエストね。荷物届けたりとかお手伝いメインの』

「なんだそれ...まあ一応やってみるか」

『そうね、じゃあさっそくギルドに向かいましょうか。』

俺たちはギルドに向かった。


ギルドに着いた。

すげーなエアストの街の3倍はでかいぞこのギルド

『すごいわね、掲示板や酒場だけじゃなく小さな武器・防具屋それに道具屋もあるわよ!』

「すごいな。取りあえずクエスト受注しに行くか」

『ええ、掲示板も討伐クエスト、採取クエスト、王都内クエストの3つに分かれてるみたいね』

「今日は時間がないから王都用クエストだな、どれにする?」

『そうね、この店番なんかでいいんじゃない?楽そうな割に銀貨3枚とか破格よ』

「そうだな、3時間だけの店番みたいだしいくか」


「って、おっさんじゃねーか!!どうして王都なんかにいるんだ!?」

このおっさんはエアストの街で出会ったガバンという小さな武器・防具屋の店主だ。

「おお遊び人のにーちゃんじゃねーか!クエスト受けてくれたのか?」

「ああ、でもなんでおっさんがこの街にいるんだ?自分の店はいいのか?」

「あっちの店はいま休みなしてある。中々空きが取れない王都の貸店舗が取れたから3日前から店ここで開かせてもらってんだよ」

「そういうことか、クエスト内容は3時間の店番だったな」

「おうよ!」

「ところで3時間の間店を開けて何しに行くんだ?」

「ああそのことなんだがな...っやっぱり王都まできたんだ!王都のうまい飯と酒を飲まなきゃかえれねーだろ!!」

「嘘だろ...そんなことのために銀貨3枚も」

「じゃ!店番よろしくな」

行ってしまった、どんだけ酒好きなんだよ...

『あのガバンさんは呆れたものね』

「そうだな...あっいらっしゃいませ!何をお探しでしょうか?」

くくく、どうやらコンビニバイト歴7年の実力を見せる時が来たようだ!

「あ、すまないね。1人でじっくり見たいから...」

噓でしょ.......俺の7年分の接客スキルはどうすれば......

『まあ次頑張んなさい』

アテネに慰められた...

その後も沢山の人が来てかなりこの店は賑わっていた。

「意外と疲れるな...こんなに人が来るとは思わなかった」

『そうね、かなり武器や防具の性能もいいようだしなにより安いものね。もうすぐ約束の時間ね』

「ご苦労だったな!約束の銀貨3枚だありがとよぉ!」

ガバンが帰ってきた。どこからどう見てもできあがっている。

「おい大丈夫かおっさん!」

「おおう!もう店も閉めるから安心しろ。んじゃあまたどこかでな、明日の朝にはもう王都を出てエアストに帰るからよ」

「ああ、気をつけろよ!」


やっと1日が終わった俺たちは近くの飯屋で夕食を食べ、宿屋に戻った。

「いやー疲れたな」

『そうね、もうくたくただわ。早く寝ましょう』

「だな、じゃあベットも意外と広いし2人で寝るか」

『ええ、そうしましょうおやすみなさい』

ってええええええええええええええええ!!!

なんでこんなすんなり一緒に寝れることになったの!?昼は一緒の部屋もいやとか言ってたじゃん!

「あ、あのぉアテネさん?」

『くぅ...くぅ...』

だめだ眠ってる!仕方ないか、流石に床では寝れないしな。

ってベットの方が緊張して寝れないんだけど!!



結局カナメは床で寝た。

第14話ご覧いただきありがとうございます!

いよいよ次回はクエストで王都をでます!

是非第15話もご覧ください!

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