聖魔決戦
「『決闘!!』」
傷心中にさまよい続けたことで
魔王と単騎で相対してしまったスバル
(しまったな、扉もしまっちまったし
他のやつらと合流することはできないだとうな)
『初撃は譲ろうかと思ったが
何もしてこないようならば仕方がない
サモン:シャドウウルフ』
魔王の足元から数体の狼が出現した
『お前たち、宴の時間じゃ
彼の者を打ち滅ぼせ』
「チィッ厄介な…
【ベノムフィールド】!【ストーンウォール】!
【フライ】!【修羅連打】!!!」
影狼の群れの行く手をふさぎ
上からの拳の弾幕は
逃げ道のない狼たちの体力を一気に削った
「この程度か!」
スバルが振り返るがそこに魔王の姿はない
『その言葉、貴様にそのまま返すとしよう』
魔王はスバルの背後からささやいた
「なっ!?【空蹴り】!」
『遅いわ!【呪血】【操血】
血槍』
純粋な剣術に加え、真っ赤な結晶でできた槍の
乱れ付きがスバルを襲う
「くっ、LPで受けるしかないか」
スバルのHPがどんどん削れて行くが
その分のHPが即座に回復しているのである
(超速再生えげつないな
1秒で150回復なんだからDPS151以上でようやくだ
防御力が高めなのもあってめったなことじゃ減らないんだよな…)
『貴様…なぜ回復できているのだ…』
「スキル効果だ。聞くまでもないだろうよ」
『違う!なぜ呪いが発動していないのかと聞いている!』
「それもスキルの効果だ、状態異常の無効化っていうな」
『なるほど、貴様を甘く見ていたようだ
これより、本気を出すとしよう』
「こんなもんじゃないことを期待していてよかったよ
拍子抜けにもほどがある」
『魔導暴走、超越動力、回路崩壊、魔導障壁・・・』
「いろいろと準備を整えているようだな
なら俺も相応のスキルを使わないと負けるかも知らんな
【分身】【獣化】【召喚:ハルコン】【サモン:骨死人】【骨組み:鋼骨骸鎧】
【狂戦士】【猛り立つ心】」
スケルトンの鎧を装着し心を燃やしたスバル
その背後には、橙色の巨大なゴーレムが二体たたずんでいるのである
『貴様も魔物を従えていたか、面白い
召喚:暗黒龍』
ありったけのバフをかけ終えた魔王は
指にはまった指輪に手を当てて龍種の一体である暗黒龍を呼び出した
「こんなに黒くて目が怪しく光る竜を従えていたとはな
だがこんなに狭いとこじゃ龍はでかすぎて動けないだろ」
『驚くのはまだ早い、イグニドン!存在進化!!』
暗黒龍が光に包まれ、まばゆい光とともにその姿を現す
「…なるほど、確かに龍ではなくドラゴンになっちまえば
その狭さは気にならないか」
『そういうことだ、さぁ!矮小なる人間よ!
我が力の前にひれ伏すがよい!』
二つの強大な力は、それぞれが従える魔物たちとともに
今まさにぶつからんとしている
お久しぶりって毎回言っている脳筋です
最近ね、暇した日が増したんですよ
そろそろ恋愛に手を出してみたいけども
なかなか一歩が出ませんな
ということでまた次回、サラダバー




