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白いツバサ 低カロ執筆版  作者: 透坂雨音
五巡目、六巡目、七巡目~
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第13幕 99%の想い 第4話 少女のつまづき




 神代山、の罪在の森にて。


 森でちょうちょ全部集めたので。


 合流したアイナが姫乃を復活させる。


 姫乃「……」

 啓区「失敗とか言ったら怒るけど?大丈夫だよね」

 アイナ「するわけないじゃない。メリットが今のところないもの」

 ツバキ「……」


 ツバキが心配しているのを見てアイナ。


 アイナ「目覚めないのは、何かありそうだね。ちょっと探ってみようかな」


 姫乃はまだ目覚めない。しかし、夢の中では意識あり。


 試練機能が誤作動をおこして、作動してる。






 夢の世界は、アスウェルが成功した世界?試練機能一部格納状態。


 記憶があいまいな姫乃。


 黒魔術研究会に行った所までの記憶を思い出す。






 夢の中は、アスウェルが成功した世界になっている。


 茉莉は両親を失わずに、一緒に生活している。


 古戸も生きている。


 アスウェル(未来)や桐谷、円たちもいる。


 なあも孤児ではない。


 マギクスの問題も何とかした後。


 姫乃だったら、この世界は作れないんじゃないか。


 きっと、全部は救えないはず。




 この世界なら全員助かる


 皆生きてる。そして幸せでいる。


 一人をのぞいて


 けれど、どうしても助からない人間がいた。


 啓区はアスウェルの代わりの存在だから、この世界にはいられない。


 別の世界から持ってくるのは、よくないし。


 それを考えると、そもそもその世界のみんなは姫乃の知っているみんなではないし、うんぬん。


 



 姫乃は悩む。





 ケイクはケイクとして災と会い、異能を獲得。配役転換ーキャストチェンジー。


 主人公である姫乃を助けるため。


 今必要としている能力を獲得する。


 姫乃は今弱ってるから。


 一秒でも、一分でもいいから重荷を、肩代わりしてやりたいという思いで。


 災にお礼。ありがとねー。


アイナ「土地神に対して軽くない?」





 姫乃は星降りの丘で、夢世界アスウェルと対峙する。


 姫乃は自分の方針をかためられていない。


 自分で出現させたループ銃をつきつける。


 姫乃にもアスウェルと似た部分があるようだ。


 アスウェル「お前は何があっても、迷わないと思っていた」


 姫乃「私、自分の事そんなに意思が固いとは思っていません」


 あるいは主人公だったら、迷わなかったかもしれない。

 だが、姫乃はそうじゃなかった。


 ループの力を行使するか、したいと思っているのか。


 姫乃の内心はぐちゃぐちゃ。


 アスウェルにループはさせたくないが、姫乃は蝕姫乃みたいにはなりたくない。


 それに、感情はともかく、人生は一つであるべきだと考えている。


 




 駆け付けた少年


 そこに、ケイクが夢世界に到着。




 どうしてそこまでするの?


 姫乃はケイクが本物か偽物かわからない。

 自分に都合の良い幻かも。


 ケイクは姫乃をはげます。


 けれど、姫乃の心はライフ低いまま。


 姫乃「どうして私にそこまでするの?私、対した事できないし。できていないのに」


 ケイクは姫乃が好きだから助ける。

 役に立つとか立たないとかじゃなくて。


 姫乃「でも主人公だって言ってくれることは、私に期待してるってことでしょ?私に頑張ってほしいと思ってるんだよね。だったら、頑張れない私を見て幻滅するんじゃないの?」


 姫乃は一つ答えを得た。

 皆に幻滅されたくない、嫌われたくない。

 ケイクにも。


(これは依存している状態かもしれないな)


 私は特別な人間なんかじゃない。みんなとはちがって。


 主人公だって言ってくれるけれど、そんなの何かの間違い。


 本当にそうだったら、カルネさんたちを助けられたはずだから。


 別の世界でだって、対した事できなかったし。


ケイク「逃げる選択をしても良いと思うよ。そうしても僕は幻滅したりしない」


 姫乃はどうしてか理解できない。


ケイク「でもその前に、君が頑張れることを、僕が証明するよ。君ならできるということを、君の力で、君の思いで」






 アスウェルが銃口を向ける。


「時間切れだ。俺の勝ちだな」


 銃弾の音とともに、夢世界にノイズがはしる。


 試練機能が崩壊。


 現実に戻る。



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