第10幕 壊れ欠けゆく船と、迫る刻限 第5話 選達の日常
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イメージナンバー「?」
イメージカラー「?」
イメージワード「役割」
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イメージナンバー「4」
イメージカラー「?」
イメージワード「役割、不本意」
選達は相変わらず忙しい。そろそろ人を増やした方がいいかもしれない。
華花「組織を大きくした方がいいですね。手が回らないと、せっかくの依頼者さん達に申し訳ないですし」
選「わざわざ俺達を頼ってきてくれてるのに、って思うよな」
アピス達が適当?
水連「あのおぼっちゃま達に声かけてみたら?」
緑花「おぼっちゃまって」
水連「だって、ほんとの事でしょ?お金持ちなんだから」
華花「水連の言葉遣いは、どこで影響されたんでしょうね」
緑花「ほんと不思議よね」
水連は意外とずけずけど物を言う。
家族の影響ではないっぽい?
ちょっと将来が心配。
交友関係とかも。
ギルドの建物に来客がやってきた。
アテナがやってきて、事件が起きたと言われる。調査をお願いしたい。
アテナ「色々忙しいと思うのですが。至急対応してほしい事があるんですです」
大牙との思い出
選達の頭によぎるのは、過去の思い出。
ホワイトタイガーと明星蛇紋図の戦いで、華花が人質になった時の出来事。
それは土砂降りの大雨の日。
華花はその時に、背中に傷を負ってしまった。
華花は気にしていないというが、選や緑花は気にしていた。
敵地へ乗り込む前に。
選達は大牙と会話を交わしていた。
大牙に戦力外通告をされた選達。留守をしてろと言われる。
選「なんでだよ」
緑花「戦力は多いにこしたことないでしょ」
ゴミがいくつ集まっても、ゴミなのは変わらないと言い放つ大牙。
大牙「足手まといになるだけってのが分からねぇのか?」
大牙の言葉は辛辣に胸をえぐる。
記憶の中でも優しさは付加されない。
大牙「実力もない、信念もない、役割も分からない」
選たちには足りないものだらけだから、足手まといになると述べる。
大牙「てめぇ等より弱ぇ華花の方が、よっぽど役に立つだろうよ」
それでも放っておくことができなかった。
だから大牙たちの元へ、選達は駆けつけた。
何かくらいできると思った。
しかし結局、お荷物になっただけだった。
払った代償は高かった。
華花と大牙は怪我を負ってしまったのだった。
大牙「だから来んなっつっただろーが」
華花はこの件について緑花や選を責めていない。
反対に二人は負い目を感じている。
華花「余計な気をまわして、へたに償おうと思うのは私に失礼です」
華花のコメントはこんな感じ。
ヴィンセントに言われた事が気になる選達。ベルカに言われた事も。
そこにヴィンセントがやってくる。
ヴィンセント「甚だ不本意だがーー」
特訓つけてくれるらしい。
選「思ったより良い人なんだな」
緑花「そうみたいね」
セルスティーの頼みだからだと彼は述べた。
ヴィンセント「あれに借りを作っておくにこしたことはない」
失踪した件でセルスティーに色々言われそうだから。
昔はともかく、セルスティーの方が今は若干、立場が上になっているっぽい。




