表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
白いツバサ 低カロ執筆版  作者: 透坂雨音
五巡目、六巡目、七巡目~
41/112

第10幕 壊れ欠けゆく船と、迫る刻限 第4話 箱舟案件



--01

イメージナンバー「3」

イメージカラー「白」

イメージワード「透明」


--02

イメージナンバー「4」

イメージカラー「メタリック」

イメージワード「説明」




 エイミィ騒動があった後、一休憩を入れていると、城にレト達がやってきた。

 城の兵士を名乗っているあやしい奴を目撃したとかなんとか。


 バール「ふぁ、ねむ」

 レト「昨日、夜更かししてたからだろ」


 そこにはミルストもいる。

 ギルドについての報告をしにきた。


 ミルストは、レトやなあ達を中庭に呼んで話をする。


 ミルスト「レトさんには体をお借りしているので、必ず伝えなければならないと思っていました」

 レト「とうとうその謎、明らかにしてくれる気になったのかよ」

 バール「でも、このちびっこのお嬢ちゃんがいるのはなんでだ?」


 ミルスト「なあさんは世界の種子なので」


 ミルストは世界の種子が何なのか説明。

 絶句するバール達。


バール「ただのほほんとしてる子かと思ったら、考えてみりゃそうだよな」

レト「あのパーティーで一人だけ、のほほんとかないわー」


 ミルストは転移のネックレスで、なあ達と共に箱舟へ転移する。


 中央領の上空に、透明状態で存在している遺跡。


 なあ達が転移した部屋は、鉄の壁でできた部屋。


 ミルストは、その箱舟について詳しく説明。


 箱舟では、神話の時代に保護した様々な種があった。


 ミルスト「ここにいるのは、もう今の時代には存在しない生物たちです」


 拡張空間へ入る一同。

 そこには色々な動物がいた。

 みな、現在の時代にはいない者達ばかり。


 ぴーちゃんと同じ鳥も飛んでる。

 マギクスの記録では百年前に絶滅したとされている鳥。


 長い話になると思うので、場所を移す。

 会議室みたいな部屋。


 どこからか赤い鳥がやってきて、なあ達にお茶を出した。


 ミルストは説明を続ける。


 それはこの世界についての根本的な知識。

 かつ多くの人が知らない真実だ。


 この世界は、死者のための世界である。

 しかしそこに、無理やり生者が住んでいる状態だった。


 ミルスト「だから色々無理が生じてるんです。先日は、死者が湧きだして、大変な事に……」


 バール達は先日の事を思い出す。

 あれはたぶん死者。

 なんとなくそんな気がしていた。


 自分達が死者の世界に住んでいると言われて、ぞっとする。


 日常的に湧いているのは、エンジェ・レイ遺跡の中らしい。


 おててが「こんにちは」してる所。


 バールはお腹いっぱいだと思うけれど。


 説明はまだまだ続く。


 浄化能力は、今まで「献身」的な者が使っていた力だという。


 ミルスト「世界に対する無償の愛。見返りを求める事なく誰かに尽くす心。それを判断基準としていました。一人例外がいるのですが、その人は元から浄化能力を使えるので除外して……」


 この箱舟を管理するものが、浄化能力者にふさわしいものを選んで、その力を与えていたようだ。


 しかし色々と切羽詰まってきたので、基準を変更したらしい。


ミルスト「今は誰でも使えるようになっているので、あなた方でも使えるんですよ」

バール「マジかよ」

ミルスト「というより、先日使ってました」

バール「嘘だろ」

ミルスト「本当ですよ」

バール「マジだった」


 嘘じゃないらしい。


 それとは別に、まだ説明したい事は残っているらしい。


 バール「俺、もう耳ふさいでも良いか?」

 レト「俺の耳とじてくれたらいいぞ」

 バール「お前の犬の手じゃ無理だろ」


 バールは若干半泣き。


 ミルストは言う。


 箱舟の管理者が寿命なので。誰かに管理を引き継いでほしい、と。


 ミルスト「ここの箱庭を管理する者達も、長くはないので色々と大変なんです」


 バール「マジかよ」

 レト「さっきからそればっかりだな」

 バール「それ以外にどう反応しろっていうんだよ」


 一般人の脳みそはすでにキャパオーバー。

 バールはとりあえず疲れた。


バール「考えを整理させてくれ。衝撃的な事をいっぺんに聞きすぎた」

レト「冷静でいるの無理じゃね?」


 ミルストはレトに言う。

 ミルストは、浄化能力者としてふさわしい人間を探して、接触を図ろうとした。あと管理者にふさわしい人にも。けれど獣の姿では喋れないので、人間の姿が必要だった。

 アイナや氷裏が使っていた施設を、こっそり利用して魂を移し替えたらしい。


 レト「って事は、最初に異世界に来た地点は別の場所だったのか」


 ミルスト「はい、申し訳ないですけど、ちょっと長く気絶してもらった後、東の方へ移動させていただきました」

 レト「もっと安全な所なかったのか?」

 ミルスト「喋る魔獣を受け入れてくれるところで、かつ戦力を必要としているところとなると……」

 レト「なっとく」


 バール達の寛容さを考えて、あとエンドラインの影響が一番初めに出始める場所だったから、置いてかれたらしい。



評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ