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BLUE ROSE  作者: うさぎさん⭐︎
第一章 君が大空を羽ばたけるように

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七. 勇者の伝説


 街を歩きながら、姫は言う。

「この国には伝説があります。

 国の危機に姫の声を聞き現れる異世界の勇者様が、国を救と……今が、きっとそのときなのです……」

「う、うーん……。正直実感湧かないねぇ。平和な街を見てると」

 二人は白い石畳の広い公園を歩いている。そばでヒューマンやバードピープルの子どもらが楽しげに追いかけっこをしている。

「うーん……国の危援ねぇ……。まさか、本当に戦争が起こるとか……」

「かもしれませんわね」

「うーん。力ありし者ってのは、時に理不尽な理由で虐殺を行うからね……。

 なら……本当に、起こるのか、戦争…………?」

「ラフが姫を見つけだせば、ことなきを得られますわ。

 巫女として、感じるのです……。何か大変なことが起こる。何者かの陰謀のような……」

「ああ、それを危慣して、君はボクを召還したんだよね……。

 でも、一体、ボクに何ができるっていうんだろう……」

 ──受験さえ失敗したボクに。

 いや、違う、今度は成功する……!

「勇者様?」

「あ、うん?」

「着きましたわ」

 姫は笑う。

「ここです、ここが、わたくしの巫女の力で水晶球に映し出された場所。 

 ここに、きっと、ラフガ姫の手がかりがあります」

 そこは、公園の端の、青バラ畑──……


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