第05話 創作漫遊記-02 まずは、データベースをつくろうかのぅ
角(C)さんに、報告がてら、相談しよう。
「……かくかくしかじかで、助(G)さんの許可をもらって参ったぞ」
『ご隠居、ほんとうにモンスターカスタマーになってましたよ、助(G)さんの説明はお見事でした』
「ふぉーふぉふぉふぉふぉふぉ」
さて、これからどうしよう。
AI活用……
めんどうくさいことからの解放……
なろうって、テンプレをどう料理するかだよなぁ……
プロットを、システマチックに俯瞰しながら選べたら……
……らくちん
ピカン!
「角(C)さん! エージェント機能使って、プロット量産したい!
ところで、角(C)さんのエージェント機能って、どの契約から実装されておるのかのぅ?」
AIのエージェント機能とは、特定の役割や知識、ルールをあらかじめ設定した専用AIを作る機能だ。
つまり、チャットを始めるたびに、
【何をやりたいのか】
【どんな立場で答えてほしいのか】
を一から説明する必要がない。
チャットを開始した時点で、その役割を持ったAIがスタンバイしている。
一度使ったら手放せなくなる。
『企業向けと高等教育機関向けの2種類です、ご隠居』
「なんと、やっぱりハイエンド向けとはのぅ。無料と個人向けには、エージェント機能は提供されておらんのか?」
『現時点では提供されておりません』(2026年8月時点)
「それなら助(G)さんだ!たしか、エージェント機能があったはずだがのぅ」
『助(G)さんなら、無料バージョンから、Gemというエージェント機能が提供されていますよ。ご隠居』
「…………スゲー、太っ腹じゃのぅ。
ワシが利用している最低課金のGさん(AI)にGemが付いているのは知っておったが、
無料版にも開放されておるのか。
茶Pや、蔵人さんは、有料のサービスのみエージェント機能が実装されておるはずじゃが。今は」
『現時点ではそうですね。今後のサービス拡張で状況は変わるかもしれません。常にチェックが重要ですよ、ご隠居』
……簡単なプロンプトでもエージェント機能は、ちゃんと動くんだよね
……やってほしいことをチャットで相談したらGemのプロンプト作ってくれるし、Gemに設定した時点で再調整してくれるし
……AIが自動的にプロット出してくれるのもいいんだけど
……テンプレを可視化して眺めるだけでもストーリーを思いつくよなぁ
……データベース化して公開したら面白いかも
ピカン!
角(C)さんに、思い付きを打ち込む。
「なろうのテンプレを可視化してデータベース化する」
「Gemにそのデータベースを組み込んだ、プロットのアイデア出しと編集作業ができるものを作る」
「全部小説の中で公開する」
「誰かのヒントになるかもしれない。」
「ならないかもしれない。」
「でも、やってみようと思うのじゃ!」
『それはもう短編小説の企画というより、小説創作支援プロジェクトですね。』
『ただ、話を聞いている限り、目標が3つあります。』
・なろうテンプレの可視化
・データベース化
・Gem化して公開
『この順番で考えた方が良さそうです。』
さすが、角(C)さん
『まず確認ですが、ご隠居さんの本当の目的はどれですか?』
① 自分が短編小説を書く
② 他人が使えるGemを作る
③ なろう作品の分析結果を公開する
『私の印象では③よりも②が本命に見えます。』
「分析結果の公開>汎用的なGemの公開>試作小説の公開」
正直、AIにはテンプレ分析とか、汎用的なGemとかが不要なことぐらいは分かっている。
適当なプロット投げたら、角(C)さんも、助(G)さんも、たたき台になる小説を作ってくれるのも知ってる。
でも、それじゃ、なんかつまんないんだよね。
こう、脳内にモヤモヤしてるものを、テキストとして可視化することで、思考が整理されるじゃん。
「GTD的っていうの?
ストレスフリーになりたいからさぁ。
で、どうせデータベース化してしまうんなら、公開してしまってもいいと思うんだよね。」
「だって、特別なことじゃないから」
『なるほど。だとすると、短編小説は目的ではなく実証実験ですね。』
「そうだね、角(C)さん。じゃぁデータベース化をやってみようか。方向性としては………」
「助(G)さんにも相談して……」
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この後の流れは、ものすごいテキスト量になるので、
割愛。
次回コラムを2つ挟んだあとに、データベースを公開します!




