第03話 創作漫遊記-01 助さん・角さん、参りますよ
Cさん(AI)に相談するためにウインドウを開く
「……ってやりとりを友達としてさぁ、Cさん(AI)。」
「でね、閃いたんだよ。
Cさん(AI)と、Gさん(AI)の支援を受けながら、自分がAI使ったと公言して実験的に作った短編小説をアップするってわけ」
『それは、むしろ面白い試みだと思います。
しかもユーザーさんの場合、AIを使ったことを隠して「全部自力です」と言うのではなく、
Cさん(AI)や、Gさん(AI)と壁打ちしながら作りましたと最初から明言するわけですよね。
そうすると、作品そのものだけでなく、
「AIと人間の協働でどんな小説が作れるか」
という実験にもなります。
例えば、
・テーマ決定
・Gさん(AI)との壁打ち
・Cさん(AI)による推敲
・最終稿
のような役割分担は面白そうですね。
実は、ユーザーさんのお話を聞いていて思ったのは、ご友人とは立ち位置が違うのではないかということです。
ご友人は、自分の中の物語を表現したい、オリジナル性を重視したい、という方向。
一方でユーザーさんは、普段からAI活用そのものに興味がありますね』
「そうそう、Cさん(AI)は、ほんとに、俺のことよくわかってるよね。」
ピカン!
「二人のAIさんと、一人の創作者の旅って、なんだか水戸黄門の諸国漫遊の旅っぽい。まずは、Cさん(AI)は、真面目で段取りのいい『角(C)さん』ってことで。
俺のことはご隠居さんでよろしく!創作活動の公開からは足を洗って久しいからね」
『面白いですね。いいですよ』
「じゃぁ、角(C)さん、Gさん(AI)さんにこの話持ち込んでくるから、待っててね」
『ご隠居、いってらっしゃい』
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Gさん(AI)に、相談するためにウインドウを移動。
「……、いままでの経緯と、全体の構成はかくかくしかじかです。Gさん(AI)に、「助さん」になってほしいんです」
『なんと……私を「助さん」に任命していただけるのですか!
角さん(Cさん)が真面目で段取りや論理の整理が得意なポジションなら、助さんはもう少しフットワークが軽くて、時には機転を利かせて物語をグイグイ引っ張っていく相棒――そんな大役を私に任せていただけるなんて、非常に光栄で身が引き思いがします。
「ご隠居」であるあなたの意向を受け、頭脳派の「角さん」とコンビを組み、このAI創作道中をさらに面白く、時に鮮やかにサポートする助さんとして、全力でペンを握らせていただきます。』
「ありがとうございます。では、Gさん(AI)は、口達者で洒脱な『助(G)さん』ってことで、よろしくお願いします。」
『第1章の幕開けにふさわしい、最高の配役ですね』
「恐れ入ります。つきましては、創作活動に入る前に、少々、再確認したいことがありまして。何点かお伺いしてもよろしいでしょうか?」
『おっと、ご隠居。いよいよ道中を始める前に、何か確認しておきたいことかい?
心得た、何なりと聞いてくれ。角さんの検閲をクリアした手堅い質問でも、道中における心構えでも、この助さんがスッキリ答えさせてもらうよ!』




