第25話 コラム-11 Windows 11で「旧メモ帳」を復活させて文章をプレーンテキスト化する方法
注:これは2026年8月現在の状況を基に書きました。
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創作活動をする方へ
小説、シナリオ、ブログ記事、YouTube台本などを書いていると、
・ Wordで下書きをした
・ AIで文章を生成した
・ Webサイトから文章を引用した
ということがよくある。
その文章をカクヨムや小説家になろうへ、コピペする時に、
・ 改行がおかしい
・ 余計な空白が入る
・ レイアウトが崩れる
・ 思った通りに表示されない
ということが起きるからと、Gさん(AI)や、Cさん(AI)に注意された。
「はいはい、『旧メモ帳』に一度貼ってから、コピペしなおせばいいわけね」
と、対応している。
■ Windows11で、交代した「メモ帳」機能。
Windows11では、「メモ帳」機能は、パワーアップされた。
Windows11では「新しいメモ帳」が標準になったため、昔ながらのシンプルな「メモ帳」は見つけにくくなった。
実は、新しいメモ帳では使いにくくなった機能が、創作者には意外と便利なのだ。
必要な人は、Windowsの中に残っている「旧メモ帳」を探して使えるようにしている。
つまり、Windows11では「新メモ帳」と「旧メモ帳」を共存させることもできる。
それで、ニックネームがついた。
Windows11から登場した「メモ帳」は、「新メモ帳」
Windowsで長年使われてきた昔ながらの「メモ帳」は、「旧メモ帳」
シンプルではあるが、今だからこそ超便利に使えるので、「旧メモ帳」の機能をご紹介したい。
■ なぜ「旧メモ帳」が便利なの?
WordやWebサイトの文章には、
・ フォント情報
・ 文字サイズ
・ 色
・ 太字
・ 下線
・ レイアウト情報
などが、多くの場合含まれている。
普段は便利なのだが、小説投稿サイトやブログへ貼り付ける際には、かえってトラブルの原因になることがある。
そこで活躍するのが「旧メモ帳」
「旧メモ帳」はプレーンテキストを扱う。
「改行」や「タブ文字」はそのまま残るが、「フォント」や「色」などの「装飾情報」は取り除かれる。
■ 「プレーンテキスト化」という便利技
やり方は非常に簡単。
手順
1. 「旧メモ帳」を開く
2. WordやAIからコピーした文章を貼り付ける(Ctrl + V)
3. 「旧メモ帳」内で、全文選択する(Ctrl + A)または、他にペーストした部分だけを選択する
4. 「旧メモ帳」内で、再度コピーする(Ctrl + C)
5. 投稿先へ貼り付ける(Ctrl + V)
たったこれだけ。
■ 何が起こる?
「旧メモ帳」は基本的に「プレーンテキスト」しか扱わない。
そのため、
・ フォント情報
・ 太字
・ 色
・ アンダーライン
・ レイアウト情報
などが取り除かれ、文章だけを取り出せる。
一言でいうと、「文章を一度きれいな状態に洗い直す」ことができる。
■ 投稿サイトとの相性が抜群
・ カクヨム
・ 小説家になろう
・ ブログ投稿画面
などのように、レイアウト情報がシンプルなもので作られているサイトでは、AIの出力やWordの文章をそのまま貼り付けると、思わぬレイアウト崩れが起きることがある。
と、事前にAIさんたちに教えてもらったので、一度「旧メモ帳」を経由させている。
何度も同じアドバイスを受けたので、必ず実行するようになった。
おかげでレイアウト崩れには、ほとんど遭遇していない。
■ Windows 11では「旧メモ帳」が見つからない問題
昔のWindowsでは、「メモ帳」といえば「旧メモ帳」だった。
特にWindows10以前から使っている人の多くは、そちらを思い浮かべるだろう。
ところが現在のWindows 11では、ウインドウ・タブ機能やダークモードを備えた「新メモ帳」が標準になっている。
もちろん新メモ帳は便利。
しかし、「プレーンテキスト化」という用途では、旧メモ帳の方が、単純。
■ Windows 11の「メモ帳」の仕組み
現在、Windows11でデフォルトでインストールされている「メモ帳」や、Microsoft Storeで提供されている「メモ帳」は、「新メモ帳」。
新しいメモ帳アプリ。
そして、「旧メモ帳」は、「Storeアプリ」ではなくなった。
「旧メモ帳」は、Windowsの「システム機能」として、「Notepad(system)」という形で提供されている。
そのため、「旧メモ帳」を使いたい場合は、
・ Windowsに既に入っているものを利用する
・ オプション機能から追加する
という方法になる。
■ 「旧メモ帳」を探そう
◆ 方法①「ファイル名を指定して実行」から探す
(もっとも簡単な方法)
1. 「Windowsキー + R」と、ショートカットを押して、「ファイル名を指定して実行」のウインドウをひらく
2. 名前:の横のボックスに
3. 「notepad」と入力する。
4. 「OK」を押す。
5. メモ帳が起動したら確認する。
・ウインドウ・タブ機能がある (画面の上のタイトルの横に + のボタンがある)→ 「新メモ帳」
・ウインドウ・タブ機能がない → 「旧メモ帳」
「ウインドウ・タブ機能」がなければ、「旧メモ帳」は、PCの中に入っている。
◆ 方法②「エクスプローラー」から探す
(めんどうくさい。通常は方法①がおすすめ。方法①で見つからなかった場合に確認用として利用する)
1. エクスプローラーを開く
2. ローカルディスク(C:)を開く
3.Windowsフォルダーを開く
以下の場所を確認する。
C:\Windows\notepad.exe
または
C:\Windows\System32\notepad.exe
見つかったら起動してみよう。
■ 「旧メモ帳」が、見つからない場合
◆ 「オプション機能」から追加する
新品PCでは旧メモ帳が入っていない場合がある。
手順
1. 「設定」を開く
2. ウインドウの上部にある「設定の検索」に「オプション機能」と入力してクリック
3. 「オプション機能を表示または編集する」の「機能を表示」をクリック
4. 「このアプリがデバイスに設定を変更を加えることを許可しますか」の「はい」をクリック
5. 「機能を表示」のウインドウが開くので「使用可能な機能を表示する」の文字をクリック
6. 下にスクロールして『notepad』を探す。
または、「使用可能な機能」の下の「使用可能なオプション機能の検索」のウインドウに、「notepad」を入力する
7. 『Notepad(system)』または『メモ帳』が表示されたら追加
※表示されない場合は、すでに導入済みの可能性があるため、「旧メモ帳」を探そう!の手順で、「notepad.exe」 の存在を確認。
これで「旧メモ帳」を利用できるようになる。
■ 「旧メモ帳」を「タスクバー」に登録する
毎回探して起動するのは、めんどうくさいので「タスクバー」にピン留めしよう!
1. 「旧メモ帳」が起動したら、
2. 「タスクバー」にある「旧メモ帳」のアイコンを右クリック
3. 「タスクバーにピン留め」を選ぶ
すぐに呼び出せるようになる。
■ タスクバーに登録した「旧メモ帳」をクリックして「新メモ帳」が開く時
「旧メモ帳」をインストールしても「新メモ帳」が起動する場合がある。
「新メモ帳」ではなく「旧メモ帳」を開くための追加設定をする。
1. 「設定」→「アプリ」→「アプリ実行エイリアス」
2. Notepad をオフ
※ 2026年8月のWindows update時点で、Windows 11 25H2 では、このメニュー画面は消えている。
Microsoft側が、「新メモ帳」と「旧メモ帳」の併用に対して、当面容認する姿勢に変わったのかもしれない(;^ω^)
■ おすすめ、「新メモ帳」も活用しよう!
◆ 「新メモ帳」
・ 普段のメモ
・ 長文作成
・ ウインドウ・タブ表示で複数ファイルを見やすい
◆ 「旧メモ帳」
・ プレーンテキスト化
・ レイアウト情報除去
・ テキスト受け渡し
・ 投稿前の最終確認
という使い分けが便利。
ちなみに、自分は旧メモ帳を複数起動して別ウィンドウで管理しているため、新メモ帳のウインドウ・タブ機能はあまり使っていない。
用途ごとに独立したウィンドウとして扱える方が管理しやすいと感じている。
■ 創作者向け実践例
1. Wordで原稿を書く
2. 全文コピーする
3. 「旧メモ帳」へ貼り付ける
4. 再度コピーする
5. 投稿サイトへ貼り付ける
これだけ。
また、AIが生成した文章についても、一度旧メモ帳を経由してから使用すると、余計な情報の影響を受けにくくなる。
■ 知っトクポイント
創作活動では、「文章そのもの」と、「文章に付いている電子的な装飾情報」は別物。
投稿サイトにコピペしたら、なぜかレイアウトが崩れた。
そんなときは、まず「旧メモ帳」へ貼り付けてから再コピーしてみよう。
※ 筆者の余談
2026年8月現在、現在販売中のWindows 11 PCでは、一部の機種では、「旧メモ帳(Notepad(system))」が最初から利用できる状態になっていた。
また、以前は存在していた「旧メモ帳」のウインドウ内で、「新メモ帳への誘導表示」も見当たらなくなっている。
WindowsのバージョンやPCの製造時期によって挙動は異なると思われるが、Microsoftも「新メモ帳」と「旧メモ帳」の共存をある程度認める方向へ変わってきたのかもしれない。
Microsoftも気付いたのかもしれない。
「プレーンテキストしか扱えない」という不便さこそが、実は「旧メモ帳」最大の長所だったことに。
便利だもんね( ̄▽ ̄)




