↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
2/11

1-2 またあの村か! コカトリスの次は鳥インフルエンザ?

GM: というわけで、カランカランカランと扉を開けて入って行った。シターと合流だ。


ベラ:シター、ただいまー。


ヴロン: エイラ様を送ってきたぞ。あと、リナがついてきた。


ベラ: なんか、私らに依頼があるんだって!


シター: ええ、リナさんからの依頼があるんすか(魔術師ギルドからの依頼書を見ながら)。


リナ(GM):「はい…。ちゃんと冒険者の店に依頼書を出そうとしたのですけれど、店主さんに報酬を出さないとダメだって言われまして…前回は神殿から渡されたお金で依頼しましたけれど、私自身はお金がなくて。それで皆さんのことを探していました」


シター:エイラ様の指輪を湖畔で紛失したので、一緒に探してくれっていう依頼で間違いないかな?


ベラ: あ、そうそう、それで湖畔に変なのがいたんだって。


GM: 変なのはこんな感じの生き物で、東方語でこっちに話しかけてきて……。


ヴロン:東方語を喋るんか、そいつ。


GM: そう。東方語でリナに向かって話しかけてきて、「指輪が欲しいんだったら、強い人間を連れてこい」と言ってきたそうな。


ベラ:うちらは強いのかなぁ?


ヴロン:まぁ…世間的にはキマイラスレイヤーを名乗っているからな。


GM: 変なのの外見について、全体的に緑色で、背中に亀さんみたいな甲羅を背負っていて。


ヴロン:頭に皿でも付いてんじゃねえだろうな?


GM: よくわかったね! そう、頭に皿があって…


ヴロン:来た、来たぞ。


ベラ:なにそれ。


GM:今までの情報をシターが似顔絵として描いたなら、怪物知識判定にプラス2のボーナスをつけていいです。知名度は15です。


挿絵(By みてみん)


ヴロン:ボーナスついても6ゾロしか成功しないわ。(ころころ)うむ、知らん。


ベラ:(ころころ)同じく、わからないー。


シター: (ころころ)14。+2のボーナスがあると…16か!!


GM: 絵を描いていてよかったね。ルールブックの194ページを見てください。


ベラ:カッパですか。


GM:この世界では、マーシュマンと呼ばれてますね。


ベラ:カッパだよね。


GM:ウォーターインプですね。


ベラ:カッパでしょ。


シター:( ルールブックを読みながら)~という妖魔だね。


ヴロン:(ルールブックを読みながら)炎に弱いのか。ファイアボルトが効くらしいな。


ベラ: しゃああ! ファイアボルト撃つわ。松明持ってそこから!


シター:(ルールブックを読みながら)反応が敵対的なのが、若干気になる。うーん。多分相撲イベントあるぞ。


ヴロン:生息地に入った人間に対して敵対的とか書いてあるが、湖畔にいたんだろ? こいつ、沼地に生息してるって書いてあるけど湖畔は別に沼地じゃないよな?


GM:それについてはリナさんも「とっても綺麗な泉なんですよー」って言ってるよ。


シター: …このマーシュマン、どこかから移動してきてるね。


ベラ:なんでー! どこからきたー!?


ヴロン:強い人間を連れてこいだっけか……。


シター:マーシュマンの住処にさ、強いやつがいるから倒せって言ってきそう。


GM:いろいろ推測できるとは思うけれど、話しを戻すよ。リナさんは「あの……お金はないんです。お金はないんですけれども、よければ皆さん、エイラ様のためにも助けてもらえませんか」って言ってきてる。


ヴロン:うちらも冒険者だから、なにかしらで報酬は出してもらわないと。


シター:じゃあ、あっしらのうちの誰かが、ひどい怪我なり病気なりになったらエイラ様に話を付けてくれる…というが報酬でどうですかね。


GM:リナはエイラ様の付き人なので、緊急時に話しを通す事はできそうだね。「それくらいでよければ、もちろんやります!!」


シター: エイラ様レベルの方に話を通してもらえるってのは、冒険者にとって超重要だから。報酬、これでいいよね?


ヴロン:エイラ様の指輪を回収したら、エイラ様も何か一回ぐらいお願いを聞いてくれるだろ。


シター:という建前で、ただ働きしよう。


GM:リナはマーシュマンに顔合わせして会話しなければならないから湖畔へ案内するよ。ちなみにレベルは…冒険者レベル0ですね。「マーファ様のことは好きです。けれど、マーファ様は、私みたいなダメな子に力なんて貸してくれないんです」って言ってる。


ヴロン:0レベルとかマジか。お前実は動物を殺したりしてるだろ。


リナ(GM):「いえ、してないです、全然してないです」(汗)


ヴロン: ちゃんと信仰していたらプリーストになれるだろ。


ベラ:あ、でもカッパと対決だしリナさんもマーシュマンと相撲したらレベルあがって魔法使えるようになるかも?


シター:相撲させてみるか? ともかく、現地案内は欲しいところだし、来てもらえるのはありがたいかな。


リナ(GM):「ありがとうございます」って言いながら外チラッと見るんだけれども、今は雨がドシャーッと降ってる。どうもこの雨はしばらく止みそうもない。「雨が降った状態で、湖畔に行くのも危険なので、よければ明日の朝に迎えに来ます。それで良いでしょうか?」


ベラ:わかったよー。明日の朝も雨降ってたら悲しいね。あ、そうだ。レンジャー技能の天気予測で明日の天気を占っていいですか?


GM:できるよ。達成値を教えて下さい。


ベラ:(ころころ)10!


GM:窓から空の雲の流れを見て、ベラは夜中には雨がやむ。そして明日以降はカラッと晴れそうだと思ったよ。


ベラ:明日の朝には晴れるよ!


GM:うん、リナさんも明日の朝までにやむといいですね、って言ってる(笑) 「では、皆さん、本当にありがとうございます、よろしくお願いします」って言って傘をさして帰ってく。


ヴロン:エイラからも話を聞くべきだったかな。


シター:指輪が恋人とかから貰った単なる思い出の品なのか。それともなにかスペシャルなアイテムなのか。


ヴロン:現地に行って、『マーシュマンがエイラ様の愛おしい人だった』とかいう話になったら、もう背を向けて帰ろう。その指輪には絶対関わっちゃいけないw


GM:さあ、いかがする。とりあえず寝て、もう明日の朝にしちゃっていいの?


シター:あ、いやこっちには聞きたいことがある。1万ガメルとかどう見ても怪しい依頼書があるんだけど。


ヴロン:南の村の病気の調査ねぇ。もうちょい詳しく聞いてみるか。


GM(酔いどれ羊亭のウェイトレスのミリー):「どうしました?」


シター:「この依頼について、ちょっと聞いてもいいですか?」


ミリー(GM):「言える範囲の内容でしたら」


シター:「金額が明らかに高いので…何か理由あるんですかね?」


ミリー(GM):「急ぎで緊急の話だから高いみたいですよ。病気の調査ですから。いつもだったらガルフさんが一発で飛びつく金額ですけれど…しばらく前から見かけないんですよね。ガルフさん」


ベラ:「病気って、私達にも感染する可能性があるから危険でお金高いの?」


ミリー(GM):「うつる可能性とかではなくて…依頼主のルインさんは魔術師ギルドの偉い人に言われて、しょうがなく調査をしているっていう形だったみたい。お金を出しているのも魔術師ギルドが出しているので、金額が高いみたいですけれど、でも、なんで魔術師ギルドがそんな病気の調査なんてするんでしょうねえ?」


ベラ:珍しい病気なのかな?


ミリー(GM):「病気の内容については私も聞いてますよ。でも、大したものではなくて、腹痛による下痢と寒気と熱です」


シター:普通の風邪っぽいんですがねぇ・・・。


ミリー(GM):「それが村中に蔓延していて…あ、そっか、あなたたちだったら、もしかしたら受けるかもしれないわね。じゃあここまで話していいのかな」って言ってる。


シター:ちょっと待って、ちょっと待って。「これ以上聞くとちょっと受ける気配になっちまうんで……」


ヴロン:何言ってくれるかがすげえ楽しみだから聞きたいんだが。


ベラ:うちも、うちも。


シター:依頼受けないよ? 受けないけど、じゃあ、聞こうか。


ミリー(GM):「あの、調査をする村ってほら、皆さんが少し前にコカトリスやキマイラをなんとかしたじゃないですか。あの村ですよ」


ベラ:あの村! あの村!? 


ヴロン:またあそこかよ!!


シター:シナリオの方向どうしたらいいかわからなくなってきた。またあの村か。


ヴロン:いや、ちょっと面白くなってきたじゃん。


挿絵(By みてみん)


シター:いや、コカトリスって病気まき散らしたりとかは……


GM:ない、ね。


シター:だよね…。腹痛下痢を伴う熱って…これ、鳥インフルエンザなのか……?


GM:気になる? 調査したくなった? 受けるんだったら依頼書を持って、魔術師ギルドに行ってください。


シター:いやいやいや、リナさんの依頼を受けるという話をした直後に、これは…。


ヴロン:指輪を落とした湖は南東だったよな。


ベラ:湖畔と村って近いかな?


GM:例の村の場所は覚えてるよ。そしてその記憶から考えても、湖畔と村は近くにあるとはいえない距離だね。


ヴロン:まあ、受けるにしろ受けないにしろ、指輪の件が片付いてからだな。



この後は雨の音を聞きながら、夕食を食べてそれぞれの部屋で宿泊。

翌日の朝になります。



GM:次の日の朝、リナさんが迎えに来ます。「皆さんよろしくお願いします」ペコリ。


ベラ:「まかせてー!」


GM:ちなみに、リナさんはお金が無いから湖畔まで徒歩で行こうとしてる。歩くと3時間くらいだから、往復しようと思うと湖畔で一泊する事になるね。


ベラ:湖畔でキャンプしたらカッパが襲ってきそう(笑)


シター:馬車のレンタルいくらでしたっけ。一話目でレンタル馬屋にありましたよね。


ヴロン:長く借りた方が安くなるやつだよな。確か。


GM:一週間の馬車代が馬付きで500ガメルだね。荷馬車だから、荷物を載せるやつ。それでも徒歩よりもかなり楽になる。


シター:馬車を借りるのでいいんじゃないですか。前回は急いでいたので乗用馬を借りたけれど、今回は4人もいるから乗用場は値段が厳しい。そもそも今回は報酬が無い。それを考えれば荷馬車で徒歩より楽になればかなり違う。


ベラ:うちもお金出すから、荷馬車を借りよう!



荷馬車にはリナさんを乗せて、休憩なしで進むことになりました。

3時間の道のりを2時間ほど…まさかの午前中に湖畔へ着きました。

この時間短縮が、後の展開に響いてきそうです・・・。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。