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武将 古田織部 第44話 代官所
代官所の敷地は、
東西に二十間ほど続き、
南北へ十五間ほど伸びている。
門を入ると、
右へ細い通路が伸びている。
通路の幅は一間ほどで、
通路の先に蔵が二棟ある。
一つの蔵は六間四方。
その横に、
四間四方の小さな蔵が続いている。
門から左へ進むと、
井戸がある。
井戸の縁の石は一間ほどの円で、
桶が井戸の横に置かれている。
井戸の奥に主屋が南向きに建っていた。
主屋は七間×四間ほどで、
縁側が長く続いていた。
主屋の手前に控えの間が一室ある。
四畳半の広さで、
土間から引き戸で入るようになっている。
控えの間の奥に座敷が一室続いていた。
座敷の奥に重然の寝間があった。
六畳の広さで、小さな行灯がひとつ置かれている。
寝間のさらに奥に、
仙の部屋があった。
四畳半の広さがある。
ここには小ぶりな長持ちが一つある。
主屋の北側に土間が続いていた。
三間×二間ほどで、
竃があり、薪もおかれている。
客は門から、この土間をとおり、
板戸をあけて控えの間に入る。
主屋の西側に事務部屋が一室あった。
四畳半の広さで、
小ぶりな文机が中央に置かれている。
事務部屋と母屋の間に通路がある。
事務部屋は引き戸がついていて、
母屋を通らずに出入りができる。




