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二:解釈 この一文、あなたはどう読む?


彼女からメールが来た。


――私◯、あなた◯、愛しています。

  あなたはどっち?


少し考えて、笑いながら打つ。


私はあなたを愛しています、だよね。

うれしい。俺も好きだよ。


送信。


すぐに既読がつく。


――軽い。

  なんでそうなるの?

  それ、“どっちでもいい答え”じゃん。


間が空く。


――試されてるの、分からない?

  その答えじゃない。


指が止まる。


――もういい。


通知が途切れる。


あっけなく終わった。


―――


もし、あなたが違う答えを選んでいたらどうなっていたのでしょうか。


―――


彼女からメールが来た。


――私◯、あなた◯、愛しています。

  あなたはどっち?


「私を、あなたが愛しています」


そう受け取って、打つ。


――自信をくれて、ありがとう。


既読が、少し長い。


――、、、ごめん。、、怖くて、試した。

  一方通行だったらって思ったら、どうしても。


続けて、


――今度はちゃんと伝えるね。

  私は、あなたを愛しています。


画面を見て、息をつく。


俺も。


短く返す。




同じ問いでも、

選び方で、まるで違う。


――私◯、あなた◯、愛しています。

 

あなたはどっち?


次話は明日朝7時に投稿します。

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